青春の爆笑オンエアバトル

オンバト復活スペシャルからずっとオンバトのこと考えてる。ツイッターで何回も何回も検索してしまうし、仕事中もオンバトの思い出とか、今の若手ならどんな感じになるかとか考えてしまってる。最近ではなにか録画しても一回見たらもう見なくなるしその一回もながら見しちゃうとかザラなんだけど、このオンバトスペシャルだけはもう5回ぐらいは見た。やはり伊達に私の人生変えた番組じゃないね。こんな熱い、何かを語りたいって気持ちになったのも久しぶりです。

爆笑オンエアバトルは間違いなく私の人生を変えてくれた番組でした。私は生涯の趣味だと自信を持って言えるのがお笑いなんですが、その魅力を教えてくれて熱狂させてくれたのがこの番組。

オンバトを知ったのはもういつのことだか覚えてないけど、2004年度のチャンピオン大会は見たの覚えてる。麒麟の「わかめが邪魔で見えないわ」のネタをリアルタイムで見たのだけは覚えてる。あ、今オンバトサポーターで確認したら2003年度だった笑 小3なんやけどな、リアルタイムでなんでみとんやろ笑 私すごく早寝少女だったんですけど。春休みだったから?あとあばれヌンチャクがたぶん、殺す気とか言ってた笑 毛ダムのネタも見たの覚えてたな。もちろん私が自発的にこのチャンネルに合わせたわけではなく、4歳上の姉がお笑い好きだったからついてたんですよね。そこからちょくちょく、夜遅くに起きてるタイミングで見てました。覚えてるのはトータルテンボスがしのぶのネタやってる回。たしか富山収録のときで、オジンオズボーンもいたはず。(あとで見たらめっちゃ違ったwトータルテンボスを見た記憶は二回あって1回目が女装趣味(しのぶ)で2回目が福井収録でそのときがオジンオズボーンもいたやつだった)

そんな感じでちらほら見てたレベルのオンバトを、しっかり熱を持って見るようになったのは小5の2月。当時好きだった男の子が、「爆笑オンエアバトルって知ってる?」って確か聞いてきて、「知ってる!!!!!」ってなって、あの番組見るたびにおもしろかったよな、ちょっと録画してみてみるかってなったのが大きなきっかけでした。そのタイミングで録画したのがチャンピオン大会直前、出場する20組を紹介!!みたいな回。そこで何の確変が起きたのか、好きだった男の子とか何も関係なくなるくらい、シンプルにただただ番組にどハマりしてしまいました。普通、ただ20組の芸人のネタの一部を紹介していくだけの回見て人生変わるほどハマるわけない笑 でもなぜだか何回も何回も録画を見て、紹介されてる一部は完全に覚えてソラで言えるようになり、翌月のチャンピオン大会セミAまで待てない日々が続きました。なんかこの年は、たまたま1ヶ月もチャンピオン大会まで空いてて、本当に本当に待ちきれない、ただただ事前番組を見返してワクワクしてハードルものすごい上がる日々を過ごしてたと思う。今でも結構覚えてる、流れ星のイニシャルトークとか、キャン×キャンのタンスの角に小指をぶつけるみたいな歌とか。

そして来たるチャンピオン大会、あんだけド上がりしていたハードルを軽く飛び越える満足度を叩き出してくれました。このときが一番はまっていたので、今でもセミABファイナルと、どの芸人が何番目に何のネタしてたとかかなり覚えてます。ホームチームのファーストフードとか、トータルテンボスの手長とか、東京03の豊本先生のダンスとか、今思い返すだけでも面白いです。ハマカーンのサッカリンとかも、優勝まで本当あと少しの面白いネタだった。ホシタクのスケッチブックネタもめっちゃ好きでした。みんなみんな面白いっていう中で、特に磁石にハマって、目がハートになるくらい熱狂的に応援してたのも思い出します。

こんな感じで、オンバトは私の人生に初めて趣味ができるきっかけになってくれました。オンバト好きな人にとってはもはやあるあるなんですが、毎週オンバトを見ては、ノートに戦績をまとめ、セルフオンバトサポーターみたいなことをしてました。6個ぐらいなんらかの表つくってたな。キロバトル数とか、ネタの内容とか、出た日付とか。当時小6でまだ夜ふかしは苦手だったのでリアルタイムで見るっていう選択肢はなかったですが、オンエア日はワクワクして眠れなくて、結局いつもは絶対起きない3時とかに目覚めてひとりで録画を食い入るように見てました。一回だけ、ビデオレコーダーの調子が悪くて録画できてなくて、発狂して泣いて、おなじくオンバトを見てたクラスの男の子にビデオを家まで借りに行ったのを覚えてます。周りにオンバトを見てる人がなぜか何人かいて、いい環境でした笑 

この年は、応援しはじめた磁石が6月ぐらいに一回出て513KB出したあと出なくなっちゃってめーーっちゃ悲しかった記憶がある。パンクブーブーも出なくて悲しかった。それでもなおずっと2005年度のチャンピオン大会に出てた面々のことは特に応援してました。そんな中で、チーモンチョーチュウの百人斬りのネタを見たとき電撃が走り、チーモンが大好きになったということもありました。あとはさっくん推しでしたね。脱力鍋。わりとけっこう。

この年であと特筆すべきは、地方収録で福岡に来てくれたこと!!!これはたしか放送で募集してるの見て知りましたが、ぎゃーぎゃー言ってお母さんに応募しようと訴えかけたんだろうなと推測されます。そこで私、母、姉の3口分応募したのですが、なんと私だけ観覧が当たりました。このとき、泣いて喜んだのを覚えてます。思いの強さって伝わるんだって思いました。玄関先でハガキ見てぴょんぴょん跳ねてました。今思うと母に本当に感謝なのですが、お金がなかったのに、私がオンバトを見に行くためだけにホテルを取って、半分旅行みたいな感じで大野城に連れてってくれました。今でも大野城は思い出の場所ですね。なんかウィークリーマンションげな雰囲気のとこに泊まって、パソコンでネット使っていいよ!ていうサービスがあったので、当時ネット環境がなかった私はパソコンにかじりついてパンクブーブーとかについて調べてました笑 なぜかパンクブーブーについて調べたことだけは鮮明に覚えてる。

肝心の収録は…本当に最高でした。前説からドキドキしながら笑ってあったまって、いざ出場する芸人さんの登場。ネタ順で入ってきたのですが、

まずニレンジャー。あ!オンバト本の最後に載ってた人たちだ。ふんふん。

次がキングオブコメディ!えー!!大好き!今野くん!やった!

3番目、にのうらご!え!好き!(なんでかは覚えてないけど当時から知ってた) 大林くんかっこいい!

4番目、我が家!えー!今期何回かオンエアされてるし、面白いし好き!

5番目、鼻エンジン!えー!うさぎもち!!大好き!!

6番目、代走みつくに!え、誰やねん!

7番目、桃組!本当に知らん! 

8番目、ウメ!きゃー!ウメちゃんだ!

そして運命の9番目が…チーモンチョーチュウでした。

当時めちゃくちゃ大ファンで、チーモン来ないかなってずーっと思ってたし、なんとなく当日、会える気がしてた。ちょくちょく第六感って本当にあるよなーって思う時ありますが、このときはまさにそれを感じました。菊地さんが黒い服着てたのがかっこよくて、ずーっと見てたら目があった気がしてひとり心ざわざわ、ジャニーズみたいな楽しみ方をした瞬間でした。

そして最後の10組目が…  ハマカーン!

これは会場が一気に沸いたし、私も2005年度チャンピオン大会のメンバーということで、喜びひとしお。

そこからの時間は、ずーーーーっと興奮しっぱなし!まず司会の塚原アナのことが大好きだったのでトークにも癒されるし、芸人さんのネタは全部面白くて、もし私が審査員ならボール全組にいれちゃうし (こういううかれぽんちがいるから地方収録は461KBでオフエアとかになると思う)、最高の時間でした。福岡収録はもう一個あったんですが、正直私が参加した回のメンツの方がかなり良かったと思います。

あとこの収録、2006年の10/7で、鼻エンジン最後の挑戦回でした。その後の11/11が渚さんの命日で、放送が12/15。テロップでお悔やみが上に書かれてた。そのときの敗者コメントで、「悪くない…」って渚さん言ってて、次頑張る気持ちがすごい見えてめっちゃ悲しかったの覚えてる。渚さんが亡くなったのがくも膜下出血だったから、今でもくも膜下にはけっこう敏感。麻雀プロの、大好きないわおちゃんが亡くなったときも、けっこうくも膜下な気がしてて、みんなそんなに気にしてなかったように感じたけど、私はずっといわおちゃん死なないで…って次元で心配してた。これも第六感だなー。当たんなくていい第六感。話がちょっと逸れましたが、最後に渚さんを見れたのはけっこう自分の人生の中で自慢です。あのときの鼻エンジンはオンエアこそされなかったけど、めっちゃおもしろかったなぁ。お笑いをはじめて生で見たのが、このときですごくよかったという幸せな記憶です。一生このときの気持ちは大事にしていきたい。

その後は、塚原アナ時代が至高だった私は神田アナになってからの変化にすこし戸惑いつつ、パンクブーブーと磁石が再び出てくれたことに喜んだりしながら毎回しっかり見てました。オンバトのおかげで、他のお笑い番組もたくさん見て学校で「お笑い博士」とか呼んでもらってほくほくしてた思い出。

2013年度はわたくし浪人生でしたが、8年間、どんな状況にあっても、終わるまで毎回絶対見てました。正直オンバト+になってからぐらいの記憶がけっこう薄いけど、いつだって新しい面白い芸人を教えてくれたのはこの番組でした。オンバトきっかけで好きになった芸人は数知れず…観覧も大野城と春日の2回見に行ったり(2回目は浪人生のくせに見に行った)ずっと私の生活に密着してた番組でした。だから終わったときはめっっっちゃショックだったし、終わってからのお笑い知識の落ちようも半端なかった笑 今は貪欲に自分から情報を探しに行くようになったのでそこそこ分かりますが、やっぱり大阪吉本以外の情報が薄すぎるので、オンバトで満遍なく新たな出会いがしたいですね。冗談騎士とか、有田Pとか、ネタパレでも十分出会えますが、毎週面白かった5組だけ、5分ネタを観れるっていうのが一番良質な出会いだったように思います。

これは本当にそうかは分かりませんが、正直5年前よりも、今の方が私的には若手が充実してきているのではないかなと思います、ので、今ならオンバト復活できるんじゃないか…?!と本当に思います。これは客観的かつ控えめな意見で、主観的な意見では…ぜっっっっったいに復活してほしい!!復活スペシャルで封印されてた気持ちが蘇った。責任をとってくれー!!!もちろん、爆笑時代のボブ佐久間さんの音楽で!今回の若手バトルで爆笑時代の感じだったので、まじのまじのまじで燃えました。そして出てた芸人たちが面白いので映える映える!あ、でもセットはもっとシンプルめが好きかも。白ベースの。

今の芸人さんたちなら、どんな紹介コメントをして、どんな勝ち方負け方をして、どんなチャンピオン大会になるんだろう…って、考えただけで本当にワクワクしてしまう自分がいます。今回のバトルでいえば、自分が見てた頃はほぼ全員ネタ前コメントで「どうぞ!」って言ってたんですけど誰も言ってなかったな、いろんなバリエーションがあるんだな、と思いました。でもみんなあの短い、何を紹介するんだかよく分からない時間の使い方がはじめてなのにめちゃ上手!とかなぞに感心しました。ザ・マミィとファイヤーサンダーはめちゃめちゃ熱が伝わってきたし。あとは、あの大好きだったものを、今の大好きな芸人さんたちがやってるのがなんか不思議で仕方なかった。オンバトは5年も前に終わってるから、今の私が好きな芸人さんとは乖離したものなんだなと改めて実感。またそれが出会ったらとんでもなく感動するんだろうな。今回実際、計量と勝者コメントとあなたたちです!で特にめっちゃ感動したし。陣内棒読みすぎて笑ったけど。

あとオンバトって、予想もしないところが強かったり、芸歴も事務所も全然違う人たちが同じ土俵に立ってたりっていうのもすごい面白い。私が好きだったときでいうと、カンカラとか見れたの絶対オンバトだけだし笑、baseで上だった千鳥とか笑い飯が振るわないなかで、ストリークがオーバー500出してたりとろサーモンがチャンピオン大会出たり、なんか変な感じのランキングができていくのがほんと面白い。また予想もできないランキング作り上げてほしいわ。いろんな芸人出してほしい。復活しないのにいろいろ考えるけど笑 私は漫劇が好きだから、そのへんだけで考えてみても、からし蓮根はノンスタイルみたいに無敗で安定して高KBな感じになりそう、コウテイは189KBとかで一回落ちてあるときオーバー500だしたりしそう、たくろうは初登場でオーバー500出そう、人生は夢あたりが345KBとかでギリギリオンエアされそう、とかどんどん想像できる笑 あとは私の大好きなカベポスターを世に出すきっかけになってくれそう。地味だけど面白いっていうコンビを助けてくれるのがオンバトだと思うので。復活して助けてほしいな笑

こんな感じで、オンバトについてならずーーーっと語れる自信がありますが、もうそろそろ終わっておきます。どっかで止めないと無限になっちゃう。こんなムードがあるのも今だけかもしれないけど…オンバトって最後まで、スタッフさんもすごい熱いっていうイメージがあったから、本当に復活してくれるんじゃないか…っていう気持ちも生まれてしまいました。そしてオンバトのこと知ってる人って周りになかなかいないけど、知ってる人はオンバトのことをすごく愛してる人が多いように思う。オンバトのファンは私みたいに熱く語れる人が多いはず!オンバトのスタッフさんに、あなたたちが作った番組で人生変えられた人がいるんだぞーってこと伝えたいな。それも私だけじゃなくて、一般の人でも芸人さんでも、そういう人はたくさんいると思う。そんなファンたちは今回のスペシャルに悶えて死んだので、今こそ、復活してもう一回私たちを興奮させてほしいです!あと、一回は夢の審査員になりたい!笑

絶対に今の若手なら毎週すごいバトルが見れると思います。期待してます。

#オンバト

#爆笑オンエアバトル


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