見出し画像

犬 Jackの夢

私は、我が家のペットたちの、イラストを描くのが趣味です。私は動物とお話ができる訳はありませんが、彼らと生活していく中で、彼らの日頃の行動や癖から得たインスピレーションを、さりげなくイラストで表現しています。

右に描かれている犬の名前は、Jackです。6ヶ月の時に私たちがシェルターからアダプトした子で、今は2歳6ヶ月、体重が27kgくらいあって、かなり大きいです。ラブラドールとピットブルとチャウチャウのミックスの男のこなので、めちゃくちゃ元気、走るのもすごく早いし、力もあります。頭はいいけど、毎回きちんと飼い主の言うことを聞くほどしっかり飼い主が躾を徹底できていない、じゃっかん飼い主が手を焼いているわんこです。

左に描かれている黒猫の名前は、Georgeです。兄弟猫と2匹一緒に、昨年アダプトされた、1歳半の男の子です。知らない人には最初とってもシャイですが、慣れてくると、元気がない猫に寄り添ったり、私のお腹や膝の上に乗って甘えてきたり、Jackにも気を利かせてお尻の匂いを嗅がせたりする、いい子です。

我が家のペットは猫5匹・犬1匹の多頭飼いです。Jackは、我が家で唯一の犬です。みんなと遊びたくてたまらない超元気な性格なのですが、吠える時の声のボリュームや力加減がわからず、猫たちに煙たがられてしまいます。猫は、Jackが一人で遊んでいる様子を、遠巻きにじっと見てくるので、Jackはそれが不愉快です。なんで自分が一緒に遊べないのか、分かりません。大きくて長い腕で、猫に触ろうとして、シャーシャーされてしまいます。

このイラストでは、Jackが、Georgeと、自分のお気に入りのおもちゃで引っ張りっこの遊びをしています。

ついに自分と一緒に遊んでくれる猫のお友達を見つけた!と無我夢中で遊んでいるJackの夢。

優しいGeorgeなら本当に、いつかJackの遊びに付き合ってくれるかもしれないね!

でもそれは、Jackがもう少し大人になって、猫たちの前では、吠えたり、大きな腕で触ろうとしたりしなくなった時かもしれません。少し時間がかかりそう。

あとさ、こんな大きなおもちゃは、そもそもGeorgeの小さい口では咥えられないし、犬と猫では力の差があるから、引っ張りっこっていう遊び方は無理だと思うなあ。一緒に小さいおもちゃを転がすとかさ、一緒に昼寝をするとかさ、もう少し違う遊びを考えよう。

犬は猫にはなれないけれど、いつかきっと、願いは叶うよ、Jack。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?