Rhyeのライブをエネルギー的に考察する
自分の文章をどこに残していくか 、もう10年くらいはジプシーし続けている気がするけれどついにnoteに登録してみました。
怪しいことやちょっと役立つこと、勝手な考察など色々書いていきますのでよろしければfollow me。
Rhyeはライブも素晴らしい。だが
1stアルバムをリリースする前から、なんだこれはなんだこれはアルバムはまだか!と待ちわびるほど、そして、ここ半年ほどはほとんどこの人の音楽しか聞いてないぞってくらい大好きなRhyeの来日公演に行ってきました。
Rhyeのライブを見るのは、初単独のリキッドルーム、最初のフジロック(レッドマーキー)以来の3度目。
あまりにもCDの世界観が作り込まれすぎているので、ライブでこれがどのように再現されるのか?と音楽に詳しい人は思うらしいのですが、私は楽器も弾けないし、ライブをエネルギーワークだと捉えているので、前2回の経験もふまえて、ただ無邪気にワクワクしながら会場に向かいました。
結果は言わずもがな、やはりミロシュの歌声が素晴らしい。楽曲が素晴らしい。ほんとうに同じ時代に生まれてきてくれてありがとう!と思うのだけれど、正直わたしはなにかが足りないと思った。
エネルギーが、足りない。
YOU、もっと繋がっちゃいなよ
ミロシュには、もっとできるはずなのだ。
あるシャーマンによると彼は金星神の使いで、それこそが彼が中性的な歌声で表現する理由だと言うのだが、私も音源にみる彼の世界観は明らかに神的なものと繋がっているからこそ生まれるものだと感じているのだけれど、
だからこそ。
もっと降ろしてよ、神!
と思いながら観ていた。
彼がマイクを通して発する声、それは毎瞬が確固たる「神的な」ものであるのだけれど、いや、バンドが悪いとかそういうんじゃなくて、
なんかもっとワガママでいいんじゃないのかなー、ミロシュ。と感じた。
バンドのメンバーにも見せ場作らなきゃ、とか、メンバーも弾いてて楽しいようなライブに、とかそういう気遣いをする必要はなくて(しているかわからないけど)、もう彼はなにかと繋がってただただいい歌を歌っていればいいんだと思うんですよ。
彼が絶対的な信頼をおけるバンマスのような人がいて、その人に演奏の部分はすべて預けて、彼は歌と、ただひたすらその場のエネルギーをホールドすることに集中する。
そうすると、彼のライブはもっともっと質の高いエネルギーワークになるのではないか、と考察します。
とはいえ、良かったんですよ。
↑これがミロシュ。
彼の奏でる音楽は繊細で、且つ、セクシュアルであると揶揄されることも多いのですが、実際にライブで見ると、エモーショナルな面も見せてくるのが狡くて気持ちいい。
実際に、彼の世界観に呑まれたファンたちは、アンコールがなくても、客電が点いてもなお、その場をなかなか離れませんでした。
どうかいつまでも、彼のような上質な音楽にそっぽを向かれない国でいられますように。
それにしても、好きすぎてTシャツあったら全種類買っちゃうなーなんて散財する気まんまんで会場入りしたものの、物販が無くて拍子抜けしました。
Rhyeのお客さんは、ジャケ写プリントしただけのTシャツが1万円で売っていてもみんな躊躇なく買っていくはずなのに。。。とわたしのビジネス脳がささやきました。おわり。