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男性器の機種変更3 在宅ワークの結果 【第2章】女装して在宅ワーク
そして月曜日になると、僕はOL制服に着替えてPCの電源を立ち上げた。
僕の会社は内勤の女子社員は制服なので、ブログラマーの女子社員はみんなこの制服を着ている。
その制服は可愛いと評判で、この制服が着たいと言う理由だけでこの会社に入社する女子社員もいるくらいだ。
僕も当初は着てみたいなぁと思ったが、本当に着れるわけないのでそんなこと考えることもなくなっていた。
なのにまさか本当に着て仕事ができるなんて!
まさに在宅ワーク万々歳だ。
そんなハイテンションのおかげか、その日の仕事もあっと言う間に終わってしまった。
こうして女装を再開すると、昔のようにもっと綺麗になりたいと思ってしまう。
今日は外見だけはOL制服だが、下着は男物だしブラもしていない。
メイクだってしていないし、髪は男のままだし。
綺麗になるにはこの辺りをしっかりしなければ!
僕はスマホからネット通販サイトに接続し、女性下着や化粧品、ウィッグ等を購入した。
翌日、注文した商品が届き、僕は仕事を中断してOLになる準備を始めた。
裸になってブラとショーツを身につけ、ブラウスを着る。
そして昨晩お風呂でムダ毛を処理してツルツルになった足に、ストッキングと制服のタイトスカートを履く。
よしいいぞ!
その後は鏡の前に座り、メイクを開始。
昔の記憶を頼りに下地とファンデーションを塗る。
その後アイメイクとリップで整え、自分では完璧な仕上がりなのだが、鏡の中の顔はお笑い芸人の女装のような仕上がりだ。
それも仕方ない、久しぶりでメイクの腕は落ちてるし、肌はガサガサだから化粧のノリも悪い。
それでもブラやストッキング・ウイッグをつけたことにより、昨日よりかなりマシになった。
どうせ今日の仕事もお昼すぎには終わるから、そしたらまたメイクの練習をしよう。
そう思って僕は再び仕事を始めた。
目的があると仕事はもっと早く終わる。
結果的にその日の仕事は午前で終わり、おかげで午後はたっぷりとメイクの練習かでき、楽しい1日だった。
翌日から僕は30分早く起きるようにした。
女の身支度は時間がかかる。
ちゃんとメイクをし今日もOLになって仕事に取り掛かる。
OLになると何か無性に楽しくて、仕事が捗る。
そして仕事が早く終わればまたメイクや体に磨きをかけられる。
良いことづくめだ。
こうして僕の在宅ワーク2週間が過ぎていった。
3週目に入る前の週末、僕はあることに気がついた。
それまでは朝起きてOLに着替え、仕事が終わったらメイクを落として男に戻り、寝るまでのオフタイムを過ごしていた。
女装しようと思ったきっかけはオン・オフのメリハリだったので、これはこれで正解だ。
でも朝のオフからオンはテンション上がるが、仕事終わりのオンからオフは逆にテンションだだ下がり。
だから下着だけ女物のままで過ごしたこともあったくらいだ。
でも良く考えたら、男に戻る必要ないのでは?
どうせ1日中部屋にいる訳だし、もう少し昔の容姿に近づけは女の子のまま外出だってできる。
そうすればテンション下がることないよね。
僕はもっと早く気付けば良かったと思い、またまたネットで可愛いスカートや洋服を購入した。
そして在宅勤務は3週目に突入し、僕の生活は一変した。
起きたらメイクをしてOL制服に着替えて仕事をし、終わったら私服でも女装を続けると言ったように、1日中女の子として過ごすようになった。
心配したオンとオフの切り替えも、制服から私服に着替えることによってメリハリがつき、大丈夫だった。
これは普通のOLと全く同じルーチンなので、良く考えたら問題ないはずだ。
それより何より1日中女の子でいられる喜びか強く、本当に毎日楽しかった。
1ヶ月経った頃には僕の女装の腕もかなり上がり、昔のように外出できるようになってもっと楽しくなった。
毎週木曜の午前だけテレビ会議があってその時だけ男に戻らなきゃだけど、男に戻るのはカメラに映る上半身のみで、ちゃんと下にはブラもつけていてボトムはスカートを履いているし、それ以外僕はもうずっと女の子でいる。
噂だと来月で一旦在宅ワークは終わるらしい。
それはそれで残念だが、逆に言えばあと一ヶ月たっぷり女の子を楽しめる。
そう思うと自然にテンションが上がる僕だった。
翌月も僕は女の子として何の問題もなく在宅ワークを続け、順調な毎日を送っていた。
そして在宅ワークも残すところあと一週間と迫ったある日、会社から全社員向けに衝撃的なお知らせが届いた。
何とこれからも無期限で在宅ワークを続けるそうだ。
と言うのも在宅ワークになってから社員にアンケートを取ったところ、7割以上の社員から評判が良く、また仕事の効率も全社的に飛躍的向上が見られたとのこと。
これだけでも会社から見たら良い結果だが、出社が一部の管理職のみになったことにより、都心の駅前の一等地に広々としたオフィスを借りる必要が無くなり、郊外のこじんまりとしたビルにオフィスを移すらしい。
それによって会社は莫大な管理費の削減になる。
そして社員にも出勤による定期代を払う必要がなく、その分を在宅手当にして社員に還元するそうだ。
つまり在宅ワークによって会社も社員もウィンウィンになったとのこと。
僕はこの知らせを見て、小躍りした。
だってそろそろ女装生活を終わりにしなきゃならないと思ってたからだ。
出勤するようになっても帰宅したら女装すれば良いけど、残業とか日々の忙しさでまためんどくさくなって、しなくなるのは目に見えてる。
せっかく女の子としてのルックスを取り戻したのに、残念だなぁと思ってた矢先にこの知らせが飛び込んできて、これでこれからもずっと女の子として暮らせるととても喜んだ。
男に戻らなくても良いとなると、僕は試してみたいことがあった。
それは男性器の機種変更だ。
数年前から男性器の機種変更は巷で流行っていて、自分の男性器を好きなサイズに機種変更できる。
サイズはレベル1から10まであり、標準サイズがレベル5で、数字が大きくなれば男性器のサイズも大きくなり、レベル10は巨大サイズとのこと。
これは男性器が小さい男性にとっては朗報で、大きな男性器に気軽に機種変更できるので、男性器の大きさにコンプレックスのある男性の間で流行っているのだ。
実は僕の男性器も小さい。カタログで見る限り、レベル3ほどの大きさだ。
せめて人並みのレベル5くらいにはなりたいと思ってた。
だから男性器の機種変更を試してみたいのかって?
それは正解だが、大きいサイズにしたいのではなく、逆に小さいサイズにしたいのだ。
カタログによるとレベル1の男性器は赤ちゃんサイズ。
これだけで十分小さいのだが、実はその下に隠れサイズとしてレベル0があり、その大きさはレベル1よりもっと小さく、女性のクリトリスほどらしい。
よってレベル0にすると股間には割れ目ができ、男性器はその中に埋もれるそうだ。まるで本物のクリトリスのように。
女装する時に1番困るのが、股間の処理。
どんなに可愛いショーツを履いてもそれがもっこりしていたら、テンションはだだ下がりになる。
でもこのレベル0の男性器にしたら、そんな心配をする必要は全くない。
だから僕は女装して暮らしていた大学生時代に一度このサイズ機種変更しようと検討したが、断念していた。
理由は一度機種変更すると、半年縛りが発生するからだ。
つまり最低でも半年は、変更したサイズのままでなければならない。
大学生の時に女装して生活していた期間は2ヶ月だったし、新学期になって大学へ通うようになればオンタイムは男に戻らなければならない。
レベル0の男性器はクリトリスサイズなので、もはや立ってのトイレは不可能で、女性のように座ってしなければならないし、男の格好の時に都度男子トイレの個室を使うようでは何かと手間だ。
そのような理由から大学生の時は機種変更を見送った。
でも在宅ワークが基本となった今ならずっと女の子でいられるから、逆にレベル0にした方が何かと良いに決まってる。
そう思った僕はすぐに予約をし、その週末にレベル0の男性器へ機種変更を行った。