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第5話【妖怪万博まであと78日】妖怪たちのお・も・て・な・し

※まえがきでご案内していますが、以下、“兄やん”こと佐藤氏の視点を通して書いています。

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先日、ありがたいことに「令和6年度あしたのまち・くらしづくり活動賞」において振興奨励賞を受賞することができた。

妖怪美術館を中心とした地域活性の取り組みを評価していただけたことが嬉しい。
迷路のまちや小豆島の良さを妖怪万博に来てくれる人に体感して欲しい…そのために用意したのが、前夜祭と銘打って妖怪万博の前日2月1日(土)に開催するバスツアーならびに怪談会、交流会だ。

妖怪美術館プレゼンツ「柳生忠平とめぐる小豆島・妖怪バスツアー」は現在、参加申し込み絶賛受付中!詳しくは妖怪万博HPをチェック!

「妖怪万博2025」としてフレトピアホールでイベントを行うメインの日は2月2日(日)。しかし、お楽しみはその前日 2月1日(土)の前夜祭から始まる。
今回の我々のミッションは、出展者をはじめ一般のお客様まで、このイベントきっかけに小豆島に来た人たちに小豆島の魅力を楽しんでいただくこと。
妖怪万博前日2月1日、そのために仕掛けた様々な独自企画の1つが、妖怪画家であり妖怪美術館の館長を務める柳生忠平が参加者一行を案内する「柳生忠平とめぐる小豆島・妖怪バスツアー」である。

土庄港を出発し、まず、小豆島の妖怪「カボソ」を祀った石塔跡を訪ねてやなぎという地区へ訪れる。

ここは、柳生忠平の生まれ育った地区でもある。本を読んでいて、日本で唯一かもしれない「カボソ」の石塔跡のある所が自分の生まれ育った地区だと知った忠平さんが、住民の人たちに聞き込みを重ねてその場所を特定したというスポットだ。

柳地区を訪れたあとは、弘法大師が作ったと言われる弁財天がご本尊で、今にも生まれ出そうな岩のパワーを感じるパワースポット「江洞窟ごうとうくつ」や、

江洞窟は、海の際に建てられたまるで竜宮城のような美しい本堂も見どころ。
今にも生まれそうな岩からは、自然のパワーを感じる
(写真:妖怪美術館 nomurachan撮影)

国指定の特別天然記念物で日本最大のものと言われている真柏しんぱくの大樹のある「宝生院」など、

真柏(しんぱく)としては日本最大のものと言われている宝生院の真柏は遠くから見るとまるで森のようにも見える。その樹齢なんと1600年以上なんだとか。幹をじっと見ていると、龍や亀、象などの聖獣の姿を見つけることができる。
(写真:妖怪美術館 nomurachan撮影)

柳生忠平が妖怪のインスピレーションを受けている場所などを中心に島を巡る。
途中、香川で育てられた黒毛和牛・オリーブ牛のローストビーフ丼の昼食で舌鼓を打ったら、小豆島大観音へ。

小豆島大観音の胎内にズラリとならぶ胎内仏。その数14000体!
他にもスリランカから頂いたお釈迦様の歯の分骨がお祀りされている。
(写真:妖怪美術館 nomurachan撮影)

瀬戸内海を一望する高台に位置するは大観音は、実は胎内に入ることができる。大観音像の展望室からの眺めを楽しんだり、その数なんと14000体という胎内仏を巡るなど色々な楽しみ方ができるスポットだ。その後は、我らが「妖怪美術館」へ。
柳生忠平の解説付きで迷路のまちに点在する妖怪美術館を巡って、日本の創造性あふれる妖怪文化にどっぷり浸かったら、妖怪美術館もある「迷路のまち」を散策してもらう。

複雑に入り組んだ路地が特徴的な「迷路のまち」。
昔ながらの変わらない光景を楽しみながら散策できる
(写真撮影:妖怪美術館 nomurachan撮影)

「迷路のまち」は、その名の通り複雑に入り組んだ路地から名付けられた。様々な説があるが、海賊の侵入や強い海風を防ぐなどの目的から入り組ませた路地は、曲がった先に妖怪がいるのかも…と思わず想像してしまうミステリアスな雰囲気や、子どものころを思い出させるノスタルジックな雰囲気もある不思議な空間だ。その中にある華やかで美しい山門が印象的なお寺「西光寺」もこのツアーでは訪れる。

そして、これらの行程を楽しいおしゃべりで盛り上げてくれるのが、「愛媛のおしゃべり妖怪」と妖怪美術館が公式に妖怪として認めるお人、愛媛で活躍するシンガーソングライターで四国第1号のことば音楽療法士でもあり、ラジオパーソナリティとして活躍する履けるワラジはとにかく全部履く肩書おばけ・宮崎ユウ氏だ。彼女が添乗員“鬼崎ユウ”として同行してくれる。
これには忠平さんもニッコリだ。

妖怪製造装置を搭載した妖怪画家・柳生忠平のフィルターを通して見た小豆島を、参加した人も味わうことができる「欲張り忠平パック」と名付けたいツアーである。
妖怪万博のHPでチェキラ★


妖怪万博のHPにできた前夜祭のページを見ながら、前夜祭当日を想像して思わずニンマリしてしまう。参加した人たちに楽しんでもらえたら嬉しいし、私たちも楽しみだ。
今回、バスツアーやオリジナルの宿泊プランを用意してくださる島の観光業の皆さんの心強さが半端ない。
おおお!告知を開始したそばから、さっそくバスツアーのお申込みが来た♡
妖怪万博の後も小豆島に繰り返し来てもらえるように、張り切っておもてなししなくては…。

【妖怪万博開催まであと78日!】

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