番外編その①【妖怪万博まであと71日】小豆島までのアクセス
※番外編は筆者まなみんが調べた各地から
小豆島へのアクセスや、
冬の小豆島のグルメ情報などについて
書きます。
したがって番外編は筆者まなみん視点で
お送りします。
小豆島を満喫する助けになれば幸いです。
ENJOY 妖怪万博2025! ENJOY 小豆島!
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小豆島は瀬戸内海に浮かぶ離島だ。
皆さんは離島と聞いてどんなイメージを持つだろう。
「のんびりしていて癒されるだろうなぁ」といいイメージを持つ一方で、「すごく遠い」とか「人やお店が少ない」とかネガティブなイメージを持つ人はいないだろうか。
筆者も4年前初めて小豆島を訪れるまでは、同じようなことを考えていた。
しかし、安心してほしい。実際に行ってみると、小豆島は想像していたよりも近い。そして瀬戸内海で2番目に大きな小豆島は店も充実している。
妖怪美術館の”チョーケシ兄やん“こと佐藤氏に聞いたところ、妖怪美術館に繰り返し訪れるリピーターは、筆者のように愛媛など近県に住む人の他にも関西や東京など遠方に住む人も多いという。
そして、その人達に聞くとやはり「小豆島は想像していたよりも近い」という感想を口にする人が多いそうだ。
小豆島へ行くにはどの方法をとっても、最終的にフェリーに乗ることになる。
このフェリーに乗るという行為が、「意外と近い」と言わしめる原因ではないかと思う。
瀬戸内海を行く船から見る光景は、島の近くを通ったり、ほかの船とすれ違ったりと他の航路と比べて変化があって見ていて飽きない。旅情たっぷりで、「今、旅行してる!」という実感でワクワクする。
だから、「小豆島か…遠いな」と二の足を踏んでいるあなた。ぜひ、思い切って旅に出てみて欲しい。きっと「思ってたより近かったな」と思うはずだ。
そこで今回、「100日後に小豆島で万博を開く男」の番外編その①として、各地から小豆島までのアクセスをまとめてご紹介しよう。
小豆島へのルートのゴール地点を「妖怪万博2025」の会場フレトピアホールや「妖怪美術館」最寄りの土庄港に設定してある。
また、最後にフェリーや高速船以外の「海上タクシー」を利用した小豆島へのアクセスについて書いているので、どこの地域から小豆島を目指す場合でもご一読いただきたい。万が一、「フェリーがいっぱいで乗れない」ということに遭遇した場合に、利用できる方法になるかもしれない。
このコラムが、小豆島へと皆さんの背中を押すひとつになれたら嬉しい。
【東京▶小豆島】
東京から出発の場合、時間的に一番早いのはもちろん飛行機だ。高松空港にはANAやJALの他に、LCCのJetstarが就航しているのでお財布にも優しい。
また小豆島行きのフェリーのりば最寄りのJR高松駅と空港をつなぐリムジンバスには、往復のリムジンバスとフェリー代がセットになったお得な切符もあるので、空港の到着ゲートを出てすぐ前にある自動券売機コーナーで探してみて欲しい。
【東京▶小豆島 おまけ】
皆さんは「サンライズ出雲・瀬戸」をご存知だろうか。現在定期運航を行っている唯一の寝台特急である。
東京を夜に出発し、途中岡山駅で「サンライズ出雲」と「サンライズ瀬戸」に切り離し、「サンライズ瀬戸」は高松駅を目指して朝の瀬戸大橋を走る。
定期運航する唯一の寝台特急だけあって、その座席の予約は困難を極めるという。
そんな熾烈な予約競争に打ち勝った者のみが許される寝台特急を利用したゆったりとした旅。鉄道ファン垂涎の「サンライズ瀬戸」を利用した小豆島への行程を東京→小豆島のアクセスのおまけとしてご紹介しよう。
【関西方面▶小豆島】
関西方面から小豆島を目指す場合、フェリーは新神戸発の航路と姫路港発の航路がある。小豆島に入ってからの移動手段としてオリーブバスもあるが、各港の周辺にはレンタカーもあるので、よりスムーズに観光を楽しみたいならそちらの利用もオススメ。
岡山からフェリーに乗船するなら、岡山駅から出る「かもめバス」にバスの運賃とフェリーの料金がセットでお得な「かもめバスきっぷ」もある。
【中国地方▶小豆島】
中国地方から小豆島を目指す時には、陸路・海路ともに岡山を経由して行くのがオススメ。
旅客だけで行くか、マイカーを利用するか迷うところだが、港の側にはレンタカーやレンタサイクル、島内を走るオリーブバスもあるので、目的地までの距離や何か所行きたいのかなど考慮してチョイスしよう。
アクセスしやすく、旅情たっぷりな小豆島を楽しもう!
【九州▶小豆島】
九州から小豆島を目指すなら、岡山を経由するルートがオススメ。
新幹線を利用する場合、5種類の新幹線のうちどの列車を利用するかで所要時間も停車駅も変わってくるので注意したいところ。
行きと帰りで違う列車を選んで違いを楽しむのもまた楽しそう…。
【北海道▶小豆島】
北の大地・北海道から小豆島を目指すなら、LCCのJetsterやpeachを利用するのがオススメ。Jetstarなら成田で高松への直行便に乗り継ぎも可能。LCCの利用になるので、早めの予約やセールなどを上手く活用してよりお得な旅を目指そう!
【沖縄▶小豆島】
沖縄からは、高松空港への直行便としてANAが就航している。執筆時点(2024年11月22日現在)で、直行便は1日1便なので余裕を持った旅行計画を立てるのがオススメ。
小豆島はのんびり過ごすのにオススメのスポット!
【知っておきたい フェリー・高速艇以外の移動方法「海上タクシー」】
「海上タクシー」とは、小型船をチャーターもしくは乗り合いして海を移動できる乗り物。瀬戸内国際芸術祭の会期中や繁忙期などに起こり得る、フェリーや高速艇が予約でいっぱいで乗れないという時にも活躍します。
乗ることができるのは旅客のみでフェリーや高速艇と比べると割高にはなるが、家族同士、お友達同士だけで貸切って移動することが可能。
しかも、アプリ「Horai」で海上タクシーを予約すれば、1人2800円と1人あたりの固定料金で利用ができる。アプリを使えば、希望する航路の運航会社を調べる手間は不要。アプリで簡単に予約ができる。
海上タクシーのルートならではの景色を見ることができ、“移動”が特別な体験になること間違いなし。
詳しくはHPで確認を!
これら小豆島へのルートをまとめたことにより、筆者は、日本のどこにポイッと置いて行かれても、小豆島までたどり着ける自信がついた。
妖怪美術館をはじめとして小豆島で待っている面々は、小豆島まで来たからには小豆島の魅力を満喫してもらえるよう様々な仕掛けを準備していることだろう。
これに乗らない手はない。妖怪万博を機に、あなたのお気に入りの旅先に小豆島が加わることを祈ってやまない。
【妖怪万博まであと71日!】