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第6話【妖怪万博まであと45日】まだまだあるよ!妖怪たちのお・も・て・な・し

※まえがきでご案内していますが、以下本編は、“兄やん”こと佐藤氏の視点を通して書いています。

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「お化け屋敷みたいなところだと思ってたー!」
「ホント、それ(笑)」
「カワイイのとかもあったし、面白かったね」
「見て!お札のシール!かわいいー!」
「これ、階段のとこに貼ってあったヤツ?私も欲しい!」

美術館の受付に立つ私は、すぐそばにあるミュージアムショップのコーナーから聞こえてくるお客様の会話をほっくほくの笑顔で聞いている。
「そう、妖怪って面白いんですよ…。」なんて、心の中で会話に参加してみる。
「妖怪美術館」という名前からお化け屋敷のような施設と連想されることは割と多い。
妖怪は面白い。
惧れや脅威といった人の心が生み出したものだから、そこには文化が反映されている。だから見ていて面白い。そこに怖さはない。
しかし、妖怪万博の前日、我らが独自のおもてなし企画の中には、ちょっとだけ怖い要素も盛り込んでみた。


妖怪万博前日に開催する私たちの独自企画はバスツアーだけではない。
京都で活躍する妖怪研究家と妖怪アート作家のおふたりが組んだ怪談ユニット「モノノノケ」をゲストにお招きして「怪談会 島ノ怪」を開催するのだ。

怪談会「島ノ怪」、交流会「妖怪晩餐会」の会場はいずれも土庄港すぐ側の「オーキドホテル」。フェリー乗り場からのアクセス抜群、しかも、妖怪万博の会場からも近い。
「妖怪晩餐会」の会場になる「うまげなもん」はその名の通り、小豆島近海で獲れる新鮮な魚介類やオリーブ牛、香川県産の野菜などを使った美味しいものが食べられる。
とびきりの怪談と小豆島のグルメで楽しい夜を過ごせる素敵イベントは、絶賛参加者募集中!

怪談ユニット「モノノノケ」とは、妖怪文化研究家の河野準也氏と妖怪アート作家meRry氏の2人によるユニットだ。Youtubeにも「モノノノケ」というチャンネル名で怪談動画をアップされている。

今回、このおふたりが小豆島で怪談を語ってくれる。
参加者の人たちには、彼らの怪談でぜひヒンヤリして欲しい。
特に河野氏は、京都の一条通りで開催される妖怪仮装行列「一条百鬼夜行」や全国から集まった妖怪作家がオリジナル妖怪グッズを販売するアートフリマ「モノノケ市」などの妖怪イベントを主催して、京都一条通り商店街を盛り上げている活動をしているだけに、小豆島を妖怪で盛り上げたい私たちとしては、翌日の妖怪万博に気合が入るというもの。

さらには、パビリオン出展者や出演者の方々も交えての交流会、その名も「妖怪晩餐会」を開催する。
小豆島の美味げなもの(=美味しいもの)が食べられる居酒屋兼お食事処での立食形式のカジュアルな会だ。
小豆島の旬の味を楽しんで欲しい。
日本全国から集まった妖怪を愛する人たちが一堂に会する晩餐会、これはかなりアツい!すごい交流会になると予想される。
交流会の中締め後、希望する人は妖怪美術館のナイトミュージアムに行くことも可能だ。
昼間とは違った夜の妖怪美術館や迷路のまちの雰囲気は、怪談を聞いた後ということもあってまた格段に違って見えるだろう。いつも以上にホラー要素がピリリと効いた雰囲気を味わえるのは、怪談会「島ノ怪」に参加した人のみ。
怪談会「島ノ怪」ならびに、交流会「妖怪晩餐会」の会場となるのは土庄港のすぐ側にあるオーキドホテル。
会場から妖怪美術館までの送迎バスもあるから、お酒を楽しんだ後でも安心して参加できる。妖怪万博のオフィシャルグッズがつく宿泊プランの予約も始まっている!


昼間のバスツアーに、夜の怪談会からの妖怪晩餐会、どちらも見逃せない特別なイベントになるだろう。バスツアーの時もそうだったが、怪談会や交流会もホームページにて情報を公開してすぐに、好評を頂いている。
前日に前乗りして、この独自のおもてなし企画でしっかり楽しんだ翌日は、朝からじっくり「妖怪万博2025」を楽しんで欲しい。出展パビリオンの数がなんと、100を超える勢いで応募が届いているのでぜひお楽しみに!
妖怪万博を楽しむための宿泊プランについても、「妖怪万博2025」のホームページで公開しているので、最新情報をつぶやく妖怪万博のXなども要チェックだ。


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