おはよう、ハロスリ。

一聴き惚れした、私の青春が帰ってきた。

約7年前。イヤホン越しに鳥肌が立った。

そしてその7年後、イヤホン越しに泣いた。

Hello Sleepwalkers。略称「ハロスリ」。

この『午夜の待ち合わせ』を聴いたときから今まで、ずっとずっと、ハロスリの虜だ。

あの頃はまだ中学生。初めて行ったライブは歳上のお兄さん、お姉さんばかり。

必死に背伸びをして必死に手を振って。

このTシャツを部屋に大切に飾った。

しかし彼らは、突然長い眠りについた。

その間も何回も何回も同じ曲を聴き続けた。

希望が絶望に変わるように　絶望は希望になれるさ
そろそろ世界が終わるような想像で　今夜も眠れるから

私が双極性障害だと発覚してから、泣きながら聴いた曲。

眠れなくて、必死にこの曲にしがみついた。

この暗いトンネルもいつか明けるって。

そして、やっと目覚めた彼ら。

目覚めて初の、この曲を聴きながら泣いた。

長かった。

おはよう、ハロスリ。

まだまだこれからも一緒に歩いていこう。