人生も損切りできるかどうかが運の分かれ道

株をやったことがある人なら分かると思うけど、「損切り」って結構重要じゃないですか。

念のため、「損切り」の意味書いておきます。

~投資家が損失を抱えている状態で保有している株式等を売却して損失を確定させることをいいます。 ロスカット、ストップロスとも呼ばれます。 購入した株式の価格が下落して、その後の回復が見込めないと判断できるケースでは、損切りが有効と考えられます。~

経営用語でも似たような意味で、「サンクコスト(埋没費用)」という言葉があります。

~事業や行為に投下した資金・労力のうち、事業や行為の撤退・縮小・中止をしても戻って来ない資金や労力のこと~


りんごの花でも、今まで、サンクコスト沢山ありました。

・最初に採用したスタッフが、どうしても私達と意見が合わなくて、先払い給与を払って辞めてもらったこと。

・りんごの花のオリジナルグッズを大々的に販売しようと、費用をかけて通販サイトを立ち上げ、月々の費用を払ったけど1年後に、そのサイトを撤退したこと。トータル30万円ぐらいかけたんですけど。。。売上は数万円(汗。

・台風で傷ついたりんごを使って、オリジナルのりんごジュースをデザインや装丁までお金をかけて作ったけど、そんなに売れなかったこと。(これは完全に宣伝不足だったからですが)

細かいことを入れるともっとありますが、全ては良い勉強代と言う感じです。

今なんとかお店が続いているから言えるのかもしれないですけど。


人生でもこの考え方って大切だと思っていて、

・若い頃に買い集めたCDを、今は聞かないし、押し入れに眠っているだけなのに、結構高かったからという理由でなかなか捨てることができない。(←これ私です(笑))

・新しく習い事や学びを始めてみたけど、初期投資が結構かかってしまって、もったいないので、ずるずる続けて、時間とお金をかけ続けている。

・今付き合っている人(旦那)と、本心は別れたいが、今まで一緒にいた時間が無駄になってしまうので、なかなかふんぎりがつかない。

等々

今の私は、本人がいらないな~、とか辞めたいな~、と思ったらすぐに手放すのが正解だと思っているのだけど、

日本的な世間では、まだまだ三日坊主は悪いイメージがあったり、

特に人間関係では冷たいイメージを持たれたりしてしまうので、ふんぎりが付きにくいことも多いと思う。


でも、良く考えると、それって世間体のためだけに続けていて、誰得?って感じじゃないですか。ホント、誰も嬉しくない。特に自分にストレスが溜まる。

自分が気にしている、その「世間体」も、1年どころか、数日後にはその出来事を忘れてしまう。皆、自分の人生で忙しくて、他人の事に構っている暇なんてないですから。

さっさと辞めて次のステージに進んだ方が、よっぽど数年後の自分の為になるわけですよ。



私の場合、多分人生の時間が半分ぐらい過ぎているので、残り少ない分けです。なるべく無駄な事はしたくないので、色んな事にチャレンジして、自分に合う事は続ける。合わないことはさっさと辞めて次に行く。

そうしたいと思ってます。




サンクコスト(埋没費用)

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