関東人の1個残し、いらない説
りんごの花でも良く見られる光景なのですが、取り分けスタイルでお出しする料理って、大体最後に1個とか少し残るじゃないですか。
これ、地域によって色々な呼び名がついていて、
「関東人の1個残し」
「遠慮の固まり」
「津軽の1個残し」(青森の場合)
とか言われています。
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りんごの花の場合は、私が声をかけて
「お皿下げちゃいますよ~」と言って、それを取っていただくのですが、
その時に結構な確率で
「どうぞ、どうぞ」合戦が始まる。
正直ちょっと面倒な瞬間。
別に最後の1個を取ったからと言って、誰もあなたのことを「がめつい」とか、「あさましい」とか思わないわよ!
と内心思っている。
本当にお腹が一杯だったり、それが嫌いで取らないのかもしれないけど。
大体は、遠慮していることがほとんど。
日本人って、皆奥ゆかしいと思われたいんだな、と思いながらその光景を眺めている。
私もそうだから、その気持ちも凄く分かるけど。
検索したらこんなものが出てきて、色んな理由があるんだな。と思ったりもしたのですけど。
お店側としては料理はやっぱり提供した直後が一番美味しいので、時間が経つと美味しくない状態で食べられることになるので、あまり嬉しくない。
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中国とかでは、逆に全部食べきると、「料理が足りないのかな?」と思われるから、少し残すのが礼儀。というのを聞いたことがあるけど、ここは中国じゃないしね。
あと、田舎に行くと(昔の話だけど)、おばあちゃんとかが食べきれないぐらい料理を出してきて、「若いんだからたくさん食べなさい」って、言われて、出されたから食べないと悪いと思って、気持ち悪くなるぐらい沢山の料理を無理に詰め込んだら(今は大食いですが小さい頃は小食でした)、「もっとあるからどんどんお食べ」って、更に出されて、その後トイレで戻したという、ちょっと嫌な思い出はある。
だから、出された物を少し残して、お腹いっぱいアピールはしていた。
そんな私の思い出はどうでもいいか(笑)
☆
お店側としては、やっぱり美味しい状態で食べて欲しいので、1個残しはしないで直ぐに食べて欲しいなぁ、と思っている。
サポートしてくださったら、飲食店の裏側的なことも書いちゃうかも。。。