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人生も経営も正解がないからこそ面白い

私は、学生の時は、完全に理数科脳でした。

数学とか、化学とか答えがはっきり出るものが得意でした。


でもそれって、答えが一つしかないから、好きだったんだと思う。

あいまいな答えのモノは、人によって解釈が違って、本当はそれが良いのに、日本では正解は一つと決められて、×をつけられてしまう。

私は人と感性が違うのか、答えが複数あるものに対して○をもらえることが少なかった。

国語は人によって、様々な解釈があって、人によって答えが違う。

それなのに、先生の解釈(今考えると指導要綱なんでしょうか)で○×をつけられるのが意味が分からなかった。

「私はこう思ったのに!なんでそれが×なの?!」みたいな。

でもそれに反論する言葉を持ち合わせていなかったから、悔しい思いだけが残った。


数学は、誰が解いても答えは一つ。

だから、すっきりする。悔しい思いをすることもない。



学生時代は、一つの質問に対する答えは一つしかないと教えられてきたのに、

いざ社会に出ると、答えは一つではない。

むしろ、人生も経営も、答えがない。

人によって条件が違うから、一つの公式では答えが出ない。

幸せの定義は人によって違うし。


経営に関しては最大公約数的なものはあるし、税制とか最低限の法律とか、それは学んだ方が良いとは思うけど。



私が小さい頃、まだ日本が右肩上がりの時は、良い学校を出て、良い会社に入るというのが、結構正解に近い答えだったけど、

今は、良い大学を出たからと言って、

良い会社に入ったからと言って、

人生安泰ではない。



良い大学を目指して、うつになった人を知っているし、

世間的に良い会社に入っても、自殺してしまった人もいる。


だったら、自分がやりたいように、やりたいことをやるのが一番。

今は時代が変わってそんな風になってきている。

一方で古い価値観にとらわれている人もまだまだ多くて。

あの人が上手くいったやり方を自分がやっても、上手くいくかどうか分からない。

性格も、周りにいる人も、育った環境も、条件が違うから。

でも上手くいくかもしれないからやってみる。

自分に合わなかったら他の方法も試してみる。

そうやって、自分に合うもの、楽しいもの、幸せなものを探していくのが、今は楽しい。



サポートしてくださったら、飲食店の裏側的なことも書いちゃうかも。。。