【後編】ツクルバ第2号社員が、社員数100名を迎えた今思うこと #ツクルバメンバーズ
こんばんは! ツクルバで、カウカモマガジンの編集を担当しています、國保(@Manami_kkh)です。
ツクルバでは2018年春、新卒メンバー3名、そして中途入社メンバーなんと15名(!)を迎え、ついに社員番号100番を突破しました! またひとつ次のフェーズに入った今だからこそ、この社員紹介ブログが重要なものになっていくのでは? なんて思いながら、このブログを書いています。
前編では、co-ba shibuyaのコミュニティマネージャーをしていた頃の話や、ツクルバに入るまでについて書きましたが、後編では、異動時のことや、今担当している仕事のこと、そして組織が大きく変わりゆく中で今思うことをお話します。(※2018年4月に公開された記事の転載です。)
▲1986年東京都生まれ、2012年6月、第2号社員として、株式会社ツクルバ入社。初代co-ba shibuyaコミュニティマネージャーを経て、現在は街と暮らしの先輩マガジン「cowcamo MAGAZINE」の編集担当。
「異動なんてあるんだ!」リアルな場の編集からウェブの編集へ
2012年に入社して以来、コミュニティマネージャーという仕事に没頭していた私ですが、やはり時が経てば、これからどうキャリアを積み重ねていくべきか考え始めるもの。そんな気配を見越してか、2015年秋、代表から突然の異動の通知がありました。
異動先は、当時リリースから約半年のフェーズだった、“「一点もの」の住まいに出会おう” がコンセプトの、リノベーション住宅特化の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」事業部。中でも姉妹サイトである「cowcamo MAGAZINE」というウェブマガジンの編集職への異動です。
異動という言葉を聞いた時は、正直びっくり! 「そっか、異動なんて選択肢があり得るんだ! 異動ができるほど会社は大きくなったんだなぁ」というのが素直な感想でした。というのも、その頃のツクルバは、社員数約20名。バックオフィスが整備され始め、cowcamo初期メンバーとなる中途入社組が少しずつ入社し、cowcamoの基盤が作られていた頃。どベンチャーなので、異動なんていう概念はそれまで存在していなく(笑)、もちろん私が異動の第1号です。
2年前の2016年春に正式に異動したのですが、いざ経験してみると、私にとっては転職したぐらいのインパクト。未経験にも関わらず、私ひとりのポジションですし、“リアルな場” の編集から “ウェブ” の編集へ、 “仕事・働く” の領域から “住まい・暮らし” の領域への変化をはじめ、仕事領域、仕事内容、働き方、共に働くメンバー、サービスを使ってくださるユーザー層などがガラリと変わり、最初は正直戸惑いも多く、cowcamoの世界観を掴むのにとてもとても苦労しました・・・。ですが、メンバーみんなの思い、そしてcowcamoを通して一点ものの住まいに出会われたお客様の、たくさんの笑顔に触れる中で、cowcamoの意義を深く感じるようになりました。
▲cowcamoで2年以上前に仲介させていただいたお客様のご自宅。つい先日も撮影で久しぶりに訪問させていただきました^^ (以前取材させていただいた記事はこちら→「都心のタワマンから郊外の団地風マンションへ! 庭付きの住まいで手に入れた暮らしとは?」)
「街と暮らしの先輩マガジン」としての再スタート
また、異動から約半年のタイミングで、cowcamo MAGAZINE=「街と暮らしの先輩マガジン」とコンセプトを定め直し、企画自体を全て作り直すことに。これから家を「買うかも」しれないユーザーに対して、cowcamoの世界観をより深く伝え、cowcamoのファンになってもらえるメディアにしていくには、どんなコンテンツを作れば良いのかをぐるぐる考える日々。
結果、「自分らしい住まい探しには、住みたいと思える『街』との出会い、そして理想の『暮らし』方との出会いが大切だ」という思いのもと、カウカモマガジン=「街と暮らしの先輩マガジン(東京の街の新たな魅力を生み出している「先輩」や、理想の暮らし方をしている「先輩」を紹介し、自分らしい住まい探しをお手伝いするウェブマガジン)」として位置づけ、コンテンツを再編集。
例えば、“家探しは住みたい街選びから” をモットーに、東京の街の魅力を教えてもらう「街の先輩に聞く!」というコンテンツを作り、約1年で60個の街を紹介したり。
▲池尻大橋、調布、神泉、六本木、西荻窪、表参道・・・と取材させていただいた街の先輩の一部。休日ももはや趣味のように東京の街を歩き回っていたので、かなり土地勘がつきました(笑)。
翌年(去年)には、cowcamoで住まいをご購入されたお客様を撮影させていただく「カウカモグラフ」というコンテンツをスタート。また、日々お客さまの家探しをサポートするカウカモエージェントにフィーチャーする「街とマンションと私」というコンテンツも生まれたり、カウカモマガジンの土壌はだいぶしっかりしてきました。
▲カウカモグラフの1枚。素敵な暮らしぶりに思わずうっとり。
現在は、さらにパワーアップすべく、ツクルバ社員の自宅リノベを題材に、リノベーション工程に密着する新コンテンツを作成していたり、カウカモマガジンの世界観をより多くの人に知ってもらうべく、紙媒体のカウカモマガジンも制作したり、同じチーム内のプロモーションプランナーやマーケターが企画する大小さまざまなイベントや企画に関わったり・・・とあれこれ忙しく動いている毎日です。
結果、異動によって仕事内容は大きく変わりましたが、今も昔も、自分自身が人や情報の交差点になって、きっかけを生み出していく、関係性を紡ぎ出していくという点は変わっておらず、今は今で充実した日々を送っています。
▲2017年5月。cowcamoでご契約いただいたお客様をお招きしての、ホームパーティーにて。一度ご縁のあったお客様と長く関係を築いていきたいのは、co-ba時代もcowcamoの今も変わりません。
私にとってツクルバは、共に育ち、共に変化していく場
気付けば、入社してからまもなく丸6年。代表を入れて4人だけの時から社員数100人を越えた今までいるので、会社の大きな変化をずっと共にしてきました。
入社した当初は、ツクルバ=co-baの会社とよく思われていたところから、空間プロデュース企業へ、そしてcowcamoが生まれ、ITスタートアップへ。また最近は、tsukuruba studiosができ、さらに新しく他領域の新規事業のタネが生まれていたりと事業内容もどんどん広がっています。それに最初はルールなんてほぼないに等しく、正直サークルノリだったところから(笑)、組織としてかなりしっかりしてきました。
▲2018年4月2日、入社式の様子。真ん中にいる3人が新卒入社したメンバー。今ではこんな規模になりました!
これまでに組織の変化を感じるタイミングは幾度となくあり、組織のフェーズによって求められる人やことモノが変わっていくのを肌で感じ続け、組織の変化と共に自分自身を変えていくのか、それとも違う道を選ぶのか、何度となく葛藤しましたし、社外の知り合いからも「辞めないの? いつ辞めるの?」と何度も何度も聞かれてきました(笑)。
ですが、成長過程のベンチャーに初期の頃からどっぷり浸かり、組織の変化と共に自分自身を変化させ、成長させていくのもなかなかできない経験。縁あって出会った大好きな会社で、そんな面白い経験ができることをなんだかんだで楽しんでいる自分がいます。そして、今も変わらずツクルバで働く道を選び続けているのは、やはり「人と人、人と情報が交錯する「場」をつくりたい」という思いへの共感値がとても高いから。実は大学時代も「人と情報の交差点」になることをモットーにしたサークルの活動に熱中していた私。どんな環境にいたとしても、その根っこの想いはきっとぶれないのだと思います。
私が異動してからの2年間だけで、社員数は80名近く増え、今月だけでも新卒・中途合わせて18名増と、会社には日々新たな風が吹き続けています。状況が常に変わりゆく毎日ですが、今も昔もツクルバに集まるメンバーはみんな自分たちがやりたいことに素直で、一緒に活動する仲間のことも信じている。そんな “人の良さ” はツクルバの誇りだと思います。
これからも人数の増加とともに、ツクルバはどんどん変化し、新たな世界が見えてくると思いますが、私自身は、cowcamoというフィールドにこだわらずに新たな挑戦をしていきたいと思っていますし、更にパワーアップしていくであろう、ツクルバの未来がとても楽しみです。
▲2017年7月。第6期締め会にて。第4期締め会から、その期で一番CREDOを体現した人が表彰されるCREDO賞というのができ、第6期の「CHANGE賞」を頂きました。これからも変化し続けていこうと思います。
以上、長くなってしまいましたが、後編をお届けしました。社員紹介ブログは今後も継続的に更新予定です。ほかのメンバーの登場もお楽しみに!
前編はこちらからどうぞ。
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