私たちの先祖がいたアフリカ
Q;あなたの母親の母親のさらにその母親のと何十、何百、何千代、何万代も昔を辿っていくと、彼らはどこにいたでしょう!?
A;アフリカです
私の祖先がアフリカ??と思ったあなた。きっとこの記事は役に立ちます!
人類みな姉弟はけっこうリアル
いやいや、肌の色全然違うし、めっちゃ遠いし、行ったこともないし、と思うかもしれませんが、現代人(ホモサピエンス)の先祖がアフリカからヨーロッパ、ユーラシア大陸(中東とアジアがある長細い大陸)からアメリカ大陸と何十万年もかけて移動して、今の私たちがいるんです。
肌や目の色、体格などは、その移動の過程で変化してきました。例えば
ヨーロッパ→
太陽に恵まれず、なるべく紫外線を浴びるために白くなる
寒い場所→
寒さから目を守るためにだんだん一重になる
アフリカ→
照り付ける太陽から身を守るために黒くなりました
アフリカの発展が遅れた理由
一般的には、最初からいた人や元祖の方が色々有利ですよね?でも、アフリカ人は、後からやってきたヨーロッパ人に支配されてしまいました。
なぜ、支配ー被支配で分かれるほど力の差ができたのか。なぜ、ヨーロッパは栄えて、アフリカでは原始的な暮らしをしていたのでしょう?
理由はきっと様々で、学者さんによっても異なりますが、1番有力なのは
アフリカは自然に恵まれているから
ということです。
自然に恵まれる=発展が遅れる
どういうことかというと、生活に困らないんです。何もしなくても太陽に照らされ、土地も広大で、土壌は豊かで、温かくて、水も豊富で動物もいる。のんびり暮らせますよね。
王国はたくさんあり諸民族の争いもありましたが、そもそも広大な土地に散らばる人々の統率も難しかった+その必要性も乏しかった。
逆にヨーロッパは日照時間も短く、冬は寒いし、土地も狭くて、作物を育てるのも一苦労。食料や土地を確保するのに、生活の工夫や争いも必要です。その積み重ねが、ヨーロッパエリアを発展させたようなんですね。
自然には逆らえないというか。決して〇〇人種が優れている、とかそーいう違いではないのかと。
早いもの勝ちルールは通用しない
ちなみに「早いもの勝ち」は歴史上あまり通用してないですね。
北アメリカに一番最初に住んでいたインディオの人々は、今では僻地に追いやられ、後からやってきた白人が権力を持ってます。
中南米も同じこと。アステカ帝国やインカ帝国などの文明で栄えましたが、スペインから探検家のピサロさんやコルテスさんがやってきて、あっという間に滅ぼされました。
早いもの勝ち、のルールでなく、力が勝ったものが勝つ。
大陸も昔はつながってた
ちなみに私たちの祖先ホモサピエンスがアフリカを飛び出すそのもっと昔、大陸は繋がっていて、アフリカもユーラシアもアメリカ大陸も「ギュッ!」てなってました。今も大陸は動いてます。世界地図も数万年後には違う形をしています。
日本もいつか別の大陸とくっついて、歩いて海外行けますね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?