試演会(ワークショップ公演)始動!!
試演会メンバーでの練習も始まりました!
始動から1ヶ月も経っていますが^^;
試演会とは??
創作する過程でより多くの視点を取り入れたいという思いからこの作品はワークインプログレス方式で創作しており、その一環として本公演のキャストとは異なるメンバー(一般公募)での試演会(ワークショップ公演)を行います。
この投稿で募集させていただいていました☆
試演会メンバーの個性たるや豊かすぎてすごいです。
年齢・国籍・性別問わず募集させていただいたのですが、上は80代・下は20代と幅広く、また多国籍なメンバーとなりました。
職業も様々で、みなさんの見識や普段のお仕事で得ているスキルも存分に発揮されています。
特に人生が滲み出ていて、まさに「その人の芸術」といった感じ!!
この芝居はこの人だからこそなんだ!となんども思います。
生きてきた年輪とでも言うのでしょうか、それぞれの人生と人柄によって、登場人物たちの輪郭がくっきりと浮かび上がります。
このメンバーだからこその関係性や役の捉え方、作品の耳馴染みに繋がっていて、毎回毎回発見の連続です。
「演劇を通して人生を豊かにしてみませんか?」と募集の文章に書いていましたが、私のほうが学ぶことが多く豊かにしてもらっています。
特に、芝居をすること、自分を表現すること、自分と向き合うことへの熱い想いが素晴らしく、初日の練習でいきなり、ファシリテーターの前原さん(本公演では稽古場進行として参加いただいています)も私も思わず涙ぐんでしまったほど。
内にも外にも熱いものがあり、その熱でみんなぐんぐん進んでいます。
たった1週間で驚くような進化・変化をする方がいて、そのときにも、メンバーみんながその変化に目を丸くして喜びました。
ひとの変化に拍手を送れるとってもあたたかい方ばかりなんです。
試演会では本公演とは異なるチャレンジをしています。
このチャレンジは、「同じ役でも人が変わるとその役も違って見える」をまさに体現していて、演劇の醍醐味を味わえる試みとなっています。
作品をみた、というより、人間を見た、生き様をみた、そんな気持ちになるのが試演会の公演になるのではないかとワクワクしています。
どうぞ皆様ご期待ください!!