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ある時とつぜん働けなくなったら。
ある時とつぜん働けなくなったらどうなるのか、想像できますか。
だれが助けてくれますか。家族ですか、友人ですか。
だれがお金を貸してくれますか。
だれが住むところを保証してくれますか。
家賃も払えず、当然引っ越さねばならず、しかし収入がしばらく無い。
飢える。東京のまんなかで、困り果てた、私、当時26歳。何ができようかこの田舎娘に。今回はそんな話をしてみます。
今、定職に就いていらっしゃる方にも遠すぎる話ではありません。
交通事故なら保険が下りるでしょうが、例えばレイプに遭って精神的に立ち直れない。警察に被害届を出したものの、犯人が捕まらなければ民事裁判もできない。怖くて通勤どころか人と話すのも怖くなったら。(体験談はまた後日)
例えばパートナーからの暴力によってじわじわゆっくりと死んでいくような精神崩壊で追い詰められたら。(体験談はまた後日)
私は痛感しました。この世に、正義の味方はいません。
(弁護士がそれに近いですが、お金があればの話です。)
だから、私が正義の味方になります!!(だーーん)
ちょっと前まで、私はふつうの会社員でした。取締役として入っていた会社もあったので、都内の家賃約15万の1DKに住んでいました。
毎月美容や服にお金をかけて手入れし、ヨガに通い、2匹の猫を飼い、家族でバリ島旅行に行ったり、作家さんものの器を買うような生活をしていました。いわゆる、ふつうのOLですね。
保険外のトラブルは世の中に無数にある、というのはちょっと想像すればわかるけれど、じぶんに降りかかるとは意識したことがありませんでしたし、だからって何をするわけでもありません。
これは普遍的なにんげんの弱さなのかもしれません。普段からリスクヘッジをする。ほんのちょっとの想像力をはたらかせる。これができない。だからこそ、誰の身にも起きうるのです。
ふつうの生活の終焉はちょうど2年前、2014年の10月でした。会社で人間関係のトラブルが続き、家のドアを開けることができなくなりました。
ストレスには強い方ですが、なにごとも「続けられる」と頭がおかしくなります。例えば怒鳴り続けられたり、傷つけられるメールが数分おきに来たり、というようなことです。
会社との問題は弁護士さんに対応してもらうことにし、内容は口外しない契約になりましたので言えませんが、個人対会社の戦いにおいて、個人の力は弱いものです。納得いくようにはなりませんでした。
会社との理不尽な戦いはそれだけで10万文字にできますが、それができないのが残念すぎます。
それと同時に、当時付き合っていた(飼っていたヒモともいう)にボコボコにされていました。(この件に関しては後日メディアから記事が出ます。お楽しみに!)
このダメ男をなんとかしなければならない、と謎の使命感にかられて奮闘することはどう考えても不要な努力です。でもどうしても見放すことができない性格なんですね私は。だってメサコンクイーンだもん。
そんなこんなで、じわじわ死んでいった私。年収規模のお金を盗られていたので、部屋は当然解約。バリ島の素敵な家具も、服も、家電もほとんどなくなりました。今ではみかん箱なら8つに私の荷物は収まります。
火事や津波や地震で家を失った方のきもちが痛いくらいにわかりました。とつぜん、愛着のあるモノたちと別れなければならない辛さと喪失感と言ったらありません。だから、私は断捨離に反対です!!モノくれ!!モノ!!
すべては自己責任?そうですね。
言われなくてもわかります。そんな話をしたいんじゃない。
ある日、働けなくなった時のためのリスクヘーーッジ
1.まわりの人には誠心誠意を持ってつきあう。
正直、私に友達がいなければ自殺して死んだかもしれません。
ひとりの力は小さくても、たくさんの人に助けてもらえれば網目のようになり、地面に叩きつけられる前にすくわれます。
今後も、私の家が火事になったら助けてくれるような友達がいると断言できるのは、私の誇りです。家族もいます。普段から感謝を伝えるようにしたいですね。
2.仕事は複数もつ。
ひとつの企業にしか勤められない。これってリスクです。私のように厄介なことになって会社を辞めざるを得なくなったら、速攻死ぬような生活はやめましょう。セクハラやパワハラ、倒産の危機に会社はいつもさらされています。ネガティブということではなく、じぶんの城を守るためには普段から頭を働かせたほうが良いでしょう。
3.帰れる家を2つ以上もつ。
実家が苦痛の人。すぐ出ましょう。快適なひとり暮らしの人。たまには違うところに出てみましょう。実家、友人の家、シェアハウス、どこでも良いです。ストーカーに遭ったらすぐ、逃げ込めるような場所です。考えてみてください。
4.たかだまなみに相談する。
メンヘラ、メサコンクイーン、第三形態は正義の味方。
お話、ききます。たまに、脱ぎます。問題が解決できるは約束できませんが、全力で共感するサービスを行っております。