SatLと私の、今年の抱負など
こんにちは、SatLたかだまなみです。2017年の秋から1期がスタートしたSatL。本年も本音で明るく、性やジェンダー、結婚や恋愛にまつわるアレコレを”等身大の私たち”から発信して生きます。応援よろしくね!
新年なのでというわけではないんですが、なんで私がこのグループをやってるのか、理由を改めて考えてみたんですけどね。
……とその前に。
先日お婿さん採用が完了し、私の地元の有名な神社で結婚の儀を執り行ったんですよ。ええ、ありがとうございます。その神社にはおーーきな男根が祀られてあるわけです。私は喜び勇んで、花嫁衣装でその男根と写真を撮ったんです(オイ
それでふと、私たちが性についてオープンに話すことは、この男根さんを神様から「普通の男根さん」に引きずりおろすことなんじゃないか、って思ったんです。
性に関することは以前は今よりも、神聖視されてきました。その理由はここでは細かく取り上げませんが、そのことは従来の社会では立派に機能を果たしてきました。神聖なものだからこそ、タブーもありましたし、それが特に女性やマイノリティが苦しむ理由にもなってきました。
もう私達は男根を拝んだりしない?
来年には平成が終わります。これからどんな時代がくるのでしょうか。
科学が証拠(エビデンス)を伴って生活に入り込んできてから、私達は病気が当たり前のように治ること、パートナーと結ばれること、赤ちゃんができることの神秘性を意識しなくなりました。私達女性は、自分の力で選び取り、歩むことを急かされています。運命は自分で作り出そうと私も原稿に書いたりします。まだ自分でもその意味を飲み込めていないのに笑
私自身は寺社仏閣マニアですし、わりと信仰心があるタイプですが、もしかしたらもうすぐ男根さんに拝むことはしなくなるかもしれません。性のことは神聖なものでもなんでもない。とても自然で、当たり前のことだからという常識が世の中を覆うからです。
最初の話、私はなんでSatLをやっているのかという話に戻ると、今まで神聖視(またはタブー視)され、隠されてきたことに光を入れるためにやっているのかな、と。光を当てれば、歴史上長らく問題だった男女間の誤解が少しずつほどけて行くんじゃないかなと期待しているのです。でもそれは決して女だけが良くなるとか、そういうことではありません。そしてそれはスイッチをオンオフにするような、生易しいものでもありません。だからこそ、皆さんの力が必要です。
天は人の上に人をつくらず、円をつくった
人間のバリエーションとグラデーションに、たとえ自分が気に食わないなにかがあったとしても、敬意を示していく力がこれからのキーワードだと感じています。糾弾し、告発することも大事。主張も大事。自分が辛い時に助けを求めるのも大事。それと同時に忘れてはいけないのが、(そして最も難しいのが)尊敬ではないですかね。偉そうに言うんですけど、自分が一番できていないと自覚があるからこそ言えます笑 三角を丸に、なめらか〜にするために私は今年も頑張ります^^
たかだまなみ