2019年はもっと性と生を語れる文化を作りたい【2018年総括】

お世話になっております、株式会社たかだまなみです。今年も終わりますね。皆さんはどんな一年でしたか?人生天中殺(男運的に)の私ですが、2018年もいろいろ忙しい年でした。お世話になった皆様には御礼申し上げます。その中で、2019年は恋愛や結婚だけではなくてもっとDV、痴漢、セクハラ、男女問わず生き辛さについての発信を深めていきたいなと!改めて思った次第です。

2年前に、性と生を語る文化を作ろう!とSEX and the LIVE!!(セックスアンドザライブ)を四人のアクティビストで始めた時は、顔出し実名でポップな語り口で発信しないと、とてもじゃないけど性の話(生殖としての性、ジェンダーなど、エロだけじゃなくてね)を聞いてもらえる雰囲気が薄かったんです。

でも、#Metooやハラスメントへの関心の高まり、性教育問題、発達障害や、LGBTの番組も多く放送されて、マジで世の中の空気感変わりました。気がつけば、私たちのように性を語るユーチューバーもたくさんいるし、大学など若い世代の語り場も増えていました。いいことだ!

セクハラについても、最初に発信していた時に多かったのは女性の反響で「わかる〜私もそうだった〜!」というものでしたが、最近は男性からの共感の声が多いんです。変わるなぁ。性の話を発信すると、純潔教育おじさんからのカウンターパンチなんかも喰らいますが、時間の経過とともにマジョリティがマイノリティになるんですよね……。良くも悪くも変化の速い世の中ですが、文化醸成スピードが速いのは嬉しいことです。

誰もが我慢しないで好きなように生きていくことを、日本で実践するのはまだまだ難しく感じます。でもだからこそ、安心して話せる場を作っていきたいんですよね。それには相手の話を否定しないで聞くこと、他人に話がさらされないこと等守ることも出てくるんですが、ネットの繋がりだけではできないことが私たちの世代ってとっても重要だなって思ってます。

改めて、この2年で世の中の雰囲気は変わりました。これからもより人権意識は高まるし、セックスの同意の話、AVの教科書化の話やら、ポリアモリーやらどんどこ発信していきます。セクハラはダメだから男性は注意しろ!という二元論でなく、じゃあなんでセクハラに至る人がいるのか、その過程を紐解くと社会に横たわる男尊女卑や家制度があるからだよね。じゃあ、それをどういう風に考えたらいいかな?と因数分解しつつやっていきたいなあ。#metooの功罪と日本で流行らなかった理由も踏まえて、あくまで楽しく明るく。

2018年はSatLはまったりとお茶会や肉食女子会を続け来れたし、5月にはレズ風俗イベントも打てて素敵な年になりました。イベントの場に来てくださった方々、本当にありがとうございます。来年ももっと盛り上げていきますので、是非是非遊びに来てください♪それではよいお年を!

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