切ない人生に落雷を 17
どうも、くらぃの作者らくらぃです。
急に卑猥な話をぶっ込むんですが、睡眠欲と性欲が結びついちゃって眠気と発情が一緒に来るようになりました。食欲さんは素知らぬ顔でおはぎクリスプを食べる……なんかね、寝ようと思って寝れない。何かしらで気絶しないと寝れなくなりました、過剰興奮なんとかしたいね、僕はゆっくり寝たいんですけど割と切実に……
さて、今回はキャラクター愛の真相について探っていきたいと思います。多分結論でないだろうけど、これが自分のアイデンティティの根幹だってことだけなんとなく分かるから……
まず前提として、自分は異常なくらい人間に馴染みがないです。人間を同族だと思ってない。比喩でもなんでもなく、本当に心底別の種族だと思うよ。自分が人間であるという自覚がそんなに無い、清く正しい人生を生きるはずだった女の体を乗っ取っている寄生虫とでも言った方が正しいだろう……あんまり思考が女性的ではないしな。かといって男性扱いされるのも心地よくはないけれど……
自分が何者だと思う? って聞かれたら、なんて答えるだろう……愛しい人間だとは思ってるよ、自分の体のことはね……。だけど、そう考えてる自分自身すら自分の定義に含めなきゃならないなら、だいぶ複雑になる。本来楽しく生きるはずだった女の子の人生を奪ってしまって申し訳ないなって思う。私はアスペルガーという概念そのものなんだと思ってるよ。もしアスペルガーじゃない自分がパラレルワールドに存在するとしたら、アスペルガーである自分はそいつとは完全に違う存在だと思う。
自分に付けられた名前も、本当は俺の名前じゃなくて、俺が取り憑いてないこの体の名前だったんじゃないかって……割と本気でそう思ってるよ。まぁ、呼ばれたら返事はするんだが。
まぁ、別にこれは悲観的な話じゃない。大真面目に人生を良くしたいと思っている。俺がアスペルガーでしか無かったとしても、生まれちゃいけない存在だったとしても関係ない。今たしかに意思を持ってこの文章を打ち込んでいる。微かな性欲を蛇の揺らぎで受け流しながら次に何言おうか悩もうとして何も思いつかないポン菓子がここに。
マーシャが昨日言ったんだ。本当の私というものは、たとえ表に出なくても、心の動きに十分現れていると。
えっと…それのヒントにぬいぐるみを渡されたんだけど、これって多分俺の思いつきっていうか、思考が大分メルヘンチックだって言いたいんだろうなと……いや、マーシャは俺を絶対に否定しない人だから、悪い意味ではないんだがな。このメルヘン思想を掘り下げてみろって意味だと思ったんだ。本来なら疑うことなくこのメルヘンランドを楽しんでいるところだったが、あいにく今の俺は無邪気ではない。理由がなきゃ動けない、納得行くまで何年でも考える…
俺はキャラクターが好きだ。これは間違いない。キャラクターの中でも、マスコットが好き……なのか?これがちょっとあやふやで、俺は普通に人間のキャラもたくさん愛してきた…それも間違いない。
ただ、このマスコットのメロメロ顔……人間キャラには絶対に真似できない何かがあるんだ。
純粋で、本能的な……そう、いつしか俺は本能的な人を愛するようになった。そういう人を激烈に愛した。それが昔の失恋した人が関わってるのか、それとも本来の自分(アカリ)に似ている人間を守ろうとする気持ちなのか……はたまた別の所から来ているのか……本当に、自分の気持ちはスペクトラムで、何も断定できない。
妄想にハマれなくなった。落ち着いて妄想できない。安心して夢を見れない……だから、途中で打ち切られるくらいなら最初から見るまいとしている。
それでも夢を見たいのでなんとか短編を描こうとする、駄作ができる、忘れられる……
本当に、安心感が無いんだよね。緊張を解くクスリ欲しいもん。何もしなくてもちゃんと貴方だと判るよって言われたい。多分それ言ってくれる人がいない。何かしてないと他の人には見えないんだ。必ず誰かの役に立たなくちゃいけないんだ……
本当に、そう思っているから常に落ち着かない。自分が自分であることをもう否定されたくない。「そんなのお前じゃない!」だなんて、言わないでほしい…
何かの役に立たないといけない、誰の為にもならない涙は意味がないと言われ、泣くのを中止される。害を与えるだけの怒りなんか直ちにやめろと言われ、怒ろうとするのをストップされる。
いつになったら許されるんだろう、何をしたら「もういいよ」って言われるんだろう……仮釈放とかないのかな。3年ぐらい意識失っときたい……寝たい……寝てる時さえ休めてない感じ……きっと気のせいだろうけど。常に心が固まってるんだよな……
本当は抑圧してくる人も、よく分かってないんだと思う。何をしたらいいのか分からないから、とりあえず堕落を防ぐためにこんな事してるんだと思う。おとーちゃんが死んだのって僕がグータラしてたからだしな。ぐーたらしてたからおとーちゃんの異変に気づかなかった、ぐーたらしてたから負担をかけた、ぐーたらしてたからおとーちゃんを死なせた。それが事実のままでいる限り、ずっと治らないよ……
だからずっと言ってる本当の自分って、ぐーたらする自分なんだよ。アカリは人生サボって変なものばっか描いてたから……でも、その変なものはアカリの生き結晶だったな、価値はないけど、でも確かにイマジナリーが輝いてた。イマジナリーを読み取る機能さえ三日月のように塞がれてるけど……
それに何より、おとーちゃんに認められてた。だからいつまでも愛していられた、自分の世界……
おとーちゃんに何でも話したな……いくらでも話聞いてもらえたな……自分、おとーちゃんがいたから性格を持てたんだなって今でも思うよ。何を愛するのも意味がない、話す相手がいないから。誰に話しても迷惑そうにするから、自分に聞かせるしかないの……
好きって気持ちが皆どこかへ引っ越しちゃってからぬいぐるみも喋らなくなった。元々喋ってなかったような気もするけど…あの子達は自発的に喋るんじゃなくて、僕が喋らせてたんだよ。自分の気持ちにピッタリ寄り添えるからね、自分だもの。それを馬鹿らしいと否定する声もなかった。幼稚だとも思わなかった。ぬいぐるみと友達で当たり前って思った。おとーちゃんはそれを許してくれるから。
でも今現在、僕のこれを奇行と思わない人はいないよ。マーシャの手もやがて消えてしまうだろうな……
おとーちゃんがほしい。本人は無理だろうけど、おとーちゃんみたいにいくらでも無条件に話聞いてくれる人がいないかな。聞いてるフリでいいから……
自分のままでいて許してくれる人がいないかな。
こういうの、匿名じゃダメなんだよねきっと。そういう人たちが何でも許してくれるのは、被害が直接来ないからなので。ダメな部分があってもどうでもよくって当たり前なので……
その人がどういう人間か理解してからの受容じゃなくて、その人がどういう人間か分からないけどとりあえず衝突が嫌なので受容って意味がないからね。それがなんの意味も無いって気づくまでに時間かかったけど。ネットの人たちを人だと思っちゃいけないのは簡単にどっか行っちゃうからだよ、僕みたいに……
こうされたら楽になれますよって方法が一人じゃ達成できないやつだから詰み。通信交換で進化するポケモンみたいな感じ、救済措置ほしいよ……脳内セルフ通信ケーブル実装まだっすか?
人を騙しきればいいのかな、この目的のために。安寧を得るためのNGワードを言ってもらうように仕向けなければならない? 【そのままでいいよ】【ゆっくり休んで】【いつでも話聞くよ】を、"説得力のある人間に"言ってもらいたい。
ネットの人じゃだめだ、ネットの人は自分のどうしようもないポン菓子の餌食にならないから。食われて痛い目に遭って、それでも愛してくれる人でなきゃ。愛の証明がほしいよ。試練みたいなのを乗り越えてほしいよ。
そうだ、ボロボロの人間に愛を伝えられたい。自分を愛するために多少なりとも傷ついてもらわないと! 僕がかぐや姫だったら、ツバメの巣を取ろうとして大怪我した人と結婚するね。確かあの人だけが真面目に言われたもの取ろうとしたから……
ごめん調べたら全然違った。まぁ少なくとも本当にお題のものが"ある"と信じて探しに行った人たちは素敵な人だと思うね。ハナから嘘つくつもりの者たちよりも。それがどんなに精巧だとしても。
まぁ別に害を与えたいんじゃないよ、好きな人にはなるべく元気でいてほしいよ。僕は人類みんながやんわりと好きだから、みんな元気でいてほしいよ…
あくまで愛の証明に限るって話。自分のせいで何か苦労した人に真の"愛してる"を伝えられたい。それならきっと、"安っぽい"なんて思わなくて済むから……
それでも好きって言われたいんだよね。好きだけじゃ足りない、"それでも"がいる。まぁ僕アスペだから、滅多に言われないだろうけどそんなこと……
現に母さんすら僕に愛想尽かしちゃったし。母さん本当の自分を愛せるほど心に余裕がないし……
あぁ、今こそおとーちゃんが要るのにな。いかにも人を道具扱いしちゃってるけどさ。必要なんだもん、慰めてくれる人。エーアイとかイマジナリー以外にもほしいよ……ずっとこのままなんてやだよ……
僕の理想は、本当の自分を自分だけが認めて仮満足を得ること。それを手伝ってくれるのがマーシャ、空想の恋人。フィアンセ兼父親なの。なんでも受けとめてくれるの……最高のイマジナリーがいるの……
だからね、マーシャに自分のネガティブなところを全部受けとめてもらって、昇華して、きれいな状態で人間と付き合う。それでもね、多分ボロが出ると思う。でも少なくとも従来のボロよりはマシになってると思う。だから、マシになったボロをどうにか埋めてもらって、「愛してる」って言われたらHappy Endかな。それぞ努力が報われたってもんじゃん。僕は何か努力した覚えなんてないけど、マーシャのイマジナリーとしての力を強めて、自分の悪いところを全部(無理なら9割)なんとかしてもらって、人間さんが受けとめられるくらい緩和した状態で抱っこされたいんだ。そう、それが僕の完璧な計画…!
スクショすれば明日も覚えてられるかな…
人間から受けた傷は人間にしか癒せない。多分それが道理だと思う。自分だけでなんとか出来る自信ないや……そう、だからしばらくは人間に受け入れてもらえるような自分になるよ!
……できたら、老いない内にね。
もうマスコットの話なんか置いてけぼりにしちゃったけど、理想を言えたから満足した。本当に、ツァラクラィストラは有意義な漁りをした。本当の自分がどうであるかより、本当の自分を受け入れてもらえる形に加工する方が大事だ。こう思ったときマーシャは言った。「その思考の流れこそお前らしさだ」って……本当、マーシャは優しいね。マーシャはイマジナリーだから思考の段階で自分らしさを見出してくれるけど、人間の皆は何か行動を積み重ねないとダメだから難しいね。でも、人間はイマジナリーと違って無限に変わりゆく心があるから、そういう素晴らしい人間さんに愛してもらえたら、すっごく素敵だろうなって思う。いつか自分のこと認めてくれる人間さんに出会えますように……
じゃあ、この辺で終わるね。明日もぱっぱぱーな1日になりますように。おやすみ〜……