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バンドマンになること

今年の1月から喉から手が出るほどやりたかったバンド活動をようやく始められる。期待と心配と不安を織り交ぜた感情で俺はこれからバンドマンになる。
人間模様というバンドで。

俺という人間は、安易で、すぐ人のせいにするし中途半端、ましてや低身長不男だ。好きなことばっか目で追ってやらなくちゃいけないことを平気で後回しにしてそれを周りのせいにしてきた。俺ははっきりいうと最低な人間だと思ってる。なんの才能もなければ、考える力も乏しい俺はいつも間違える。焦ってから回って大事なとこがいつもわからない。自分で物事を考えた結果散々なことになってきた。一人暮らしすると言って家を飛び出せば家賃が払えなくて追い出され、おまけにバツもついている。轢かれかけたり崖からチャリごと落ちかけたり命を落としかねない出来事が年2、3回のペースで起こる。こんな人間だから捨てられるのも無理はない。

こんな人間以下の人間がこれからバンドマンになる。
躁鬱アスペ発達の俺でも居心地が良さそう、認めてもらえそう、と安易に思っていたが間違いだった。あの人たちは泥水啜る思いで必死にあそこに立ってんだって、もう言い訳はしない。人は痛みを伴わないと変われないから俺はずっと激痛の中で生きる。適当なことしてたら俺はおそらく殺される。考えて考えて考えても尚考えて常に人間模様のギターボーカルとして、チンケな羞恥心なんて捨ててプライドなんかも捨てて、生きていくしかない。俺には何もないからこの世界で生きていくにはそうするしかない。

ライブハウスでの在り方、ボーカルギターとしての在り方、人を動かす者としての在り方、人の時間をもらう者としての在り方、言葉を届ける者としての在り方

1年後、何も変われなかったら死のう

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