野球と資産運用の共通点
高校野球は慶応高校の優勝で幕を閉じました。
巨人軍で活躍した上原浩治選手の記事がありましたのでご紹介いたします。
上原氏とモーニングスター朝倉氏の語る行動力野球と資産運用の共通点とは?
モーニングスター
制作:東洋経済ブランドスタジオ
「スポーツでもビジネスでも
まずは行動を起こすことが大切」
朝倉 上原さんは、株式投資などの資産運用も始めたそうですね。
上原 勝負運をそがれると思って、現役時代はやっていなかったのですが、引退してから始めました。あくまでも、余裕のある資金の一部を株式投資に振り分けるというスタンスです。また、自分の中で、投資額の上限を決めています。
朝倉 上原さんのスタンスは納得できますね。一方で、まだ若い方や現役世代の方の場合、株式の短期的な売買に大きな資金を投資するのはリスクが大きいので注意が必要です。
上原 株式の短期売買は買い時、売り時の判断が難しいといわれていますね。
朝倉 そうですね。現役世代の方であれば、一日中株価を見ているというわけにもいきません。主従で言えば、日々の仕事や生活が主であって、資産運用は従です。そういう点では、資産運用にあまり悩まないようにしたいところです。そこで、「ドル・コスト平均法」という購入方法もあります。価格が変動する商品を一定の金額で定期的に購入する方法で、価格が低いときは購入量が増え、価格が高いときは購入量が減ります。毎月、決まった日に、1万円ずつといったように、積み立て感覚で購入することもできます。
上原 私も経済について勉強するようになりました。スポーツでもビジネスでも、まずは行動を起こすことが大事だと思います。
朝倉 そこで大切なのは、他人のやり方をまねしたり鵜呑みにしたりするのではなく、自分なりに考えることです。というのも、一人ひとり、年齢、資産、許容リスクは異なるからです。上原さんは44歳という年齢で引退されましたが、まだまだ人生はこれから。多くのビジネスパーソンの方も人生100年時代を迎えます。将来お金に困らないためにも、資産運用に関心を持ってほしいと考えています。
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