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【転職後の資格取得(番外編)】中小企業診断士 その4

みなさま、こんばんは。いつも記事をお読みいただきありがとうございます。今回は10回目の投稿になります。私は、『中学受験』と『自分自身が学んだこと』の2つのテーマを書いております。今回も『自分自身が学んだこと』について書きます。

学習塾業界から他業種の営業職に転職した私は、自分の偏った価値観を実感し、いろいろな方の立場や考え方を知るために学ぶことを始めました。学びを始めようとしたときに最初に惹かれたのが中小企業診断士の試験科目でした。1次試験の7科目を学ぶことでかなり幅広く知識を得ることができると思ったからです。過去3回の記事で1・2・3回目の挑戦について書きました。今回は4回目の挑戦について書いていきます。
いよいよ残り3科目になりました。

・経済学・経済政策
・企業経営理論
・経営法務

ここで1次試験の合格基準について改めて書きます。1次試験は各100点満点で7科目の合計点が420点でかつ40点未満の科目がないこと、です。
仮に合格できなくても60点以上取った科目は科目合格となり、その年も含めて3年間は免除になります。正確には免除ではなく、その科目を60点として換算するということです。つまり、4科目の科目合格を適用した場合、60点×4科目=240点として計算されるので、残り3科目で180点とれれば合格できるということです。そして各科目ごとにこの制度を適用するかどうかの選択ができます。
科目合格制度は一見して便利な制度ですが、苦手科目だけが残ってしまうため、他の科目でカバーすることができなくなるという欠点があります。私の場合、企業経営理論は毎年40~50点代、経営法務は30~40点代と致命的な状態でこのままでは合格が見えない状況でした。
そこで、次のような方法で何とか合格を勝ち取ろうと考えました。

①『財務・会計』の科目合格を適用せず、他の科目をカバーするために受験する。
私の弱い『企業経営理論』と『経営法務』の不足分をカバーしようと思いました。しかし、他の科目をカバーするくらいの得点を取るためには簿記2級の知識だけではたりませんでした。具体的には、『財務分析』や『キャッシュフロー計算書』については簿記の知識だけではたりないと思いました。
そこで、『ビジネス会計検定試験』の3級と2級の試験を受けることにしました。結果としては3級は合格、2級は不合格でしたが自分にたりない知識を身に着けることができました。この資格についてはまた別の記事で書いていきたいと思います。

②経営法務の知識を体系づけて学びもう少し得点をとれるようにする。
「ビジネス実務法務検定」の3級と2級を受けることにしました。この資格については以下の記事で記載しています。

【転職後の資格取得③】ビジネス実務法務検定2級|大畑 智 (note.com)

結構きつかったですが、それなりに知識を身につけることができました。

そして、4回目の受験は、『経済学・経済政策』『財務・会計』『企業経営理論』『経営法務』の4科目で挑戦することにしました。

教材は、早稲田出版(TBC受験研究会)の『速習テキスト』を使用しました。この教材は、私にとってかなり使いやすかったです。
1冊の中にテキスト(参考書)・過去問がしっかりつめこまれており、テキストのすべての内容の動画講義がYOUTUBEで無料で視聴できます。1冊2,500円ほどの教材代だけで対策が完結できるなんてすばらしいです。実際は科目や回次によって動画を視聴しながら学習したり、演習中心でやったりしましたが知識がついてきている実感がありました。

2019年8月の4回目の受験で、ようやく1次試験に合格することができました。ここまでの道のりはとても長かったです。(笑)

ここまでお読みいただきありがとうございました。『転職してからの資格取得(番外編)中小企業診断士 その5』では、2次試験について書いていきます。

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