美味しいお米に旬の野菜。大地の恵みを永遠に!
我が家では、いつも分けて頂いた旬の野菜やお米を美味しく頂いております。このような大地の恵みをいただいていることに感謝の気持ちを忘れてはなりません。つい先日、その感謝の意を込めて大地の恵みたちが育つ産地を訪ねてきました。
場所は、岡山県備中地区の山間部、広大な山に囲まれたところに大地の恵みが育つ畑や田が存在します。
畑や田の周りでは山から湧き出た水が流れその水で作物が育っています。美味しさの秘密はこの水にあると言ってよいでしょう。例えば、お米の場合、普通はごく一般の用水(川の下流)の水で育っているのがほとんどだと思います。しかしここではこのきれいな湧き水がパイプを通して田に送られています。以前は、米にこだわり色々な種類を試したり炊飯器を変えたりしましたが、この田で採れたお米は違います。みずみずしさともちもち感は一晩、二晩冷蔵庫に保存後、チンしても再現します。(余談ですが最近の電子レンジはチンなんていいませんね)
そして地元ならではの特産品をはじめたくさんの野菜がこの湧き水で育っています。他にも山には竹やたくさんの木が育っています。まさに「大地の恵みここにあり」と言っても過言ではございません。ところがこのような高環境に恵まれた農業運営にも大きな課題がたくさんあります。なかでも後継者問題は深刻化する一方です。こういった地域の若者たちは、職を求め都会へ移住していきます。そのため後を継ぐ世帯が年々減少し今や、やむを得なく廃業する農家が増え続いているのです。このままでは自然の恵みたっぷりの美味しい産物を口にすることが難しくなってきます。そしてそのような事が分かっていても何もできない無力な自分自身を腹立たしく思ってしまうのです。
仮に私が何かをするとしたら収益性の増大に向けた取り組みを行うでしょう。何故なら収益が増え稼げるとなれば離れていった若者たちが帰ってくる可能性が高くなるからです。そのためにどうするかは、ありきたりの話ですがネット通販の活用です。ネット通販といっても取り扱う産物の鮮度を保つ工夫が必要です。つまり通販拠点は、田や畑の現地に置き収穫直後の産物を販売します。その手法はライブコマースといったところでしょう。そうすることにより出荷リードタイムは最短となり鮮度が保てます。そのうえに私がもつ物流(調味料、一般食材の販売)を組み合わせれば収益性は、かなり向上すると予想できます。そしてこのインフラが構築されると、まだまだ知られていない所にも新鮮で美味しい産物を届けることができるし廃棄野菜の削減にも効果が見込めます。今や畑であろうが山の中であろうがどこでもネット販売ができる時代。これらを応用すれば、同じ問題を抱える近隣の農家さんをはじめ離れた農家さんのところでもお役に立てることができると自負してしまいます。ただ実際に行動に移しているわけではないので今の段階では夢物語にしか過ぎません。 浅はかなな企画かもしれませんが大きな投資の必要もなく収益がアップすることは物理的に可能であると考えます。万が一そのようなご縁があった際、私はこの企画を持ち込みます。いかがでしょうか。付け加えると映える畑や産物づくりにも力を注ぐことでしょう。SNS効果は見逃せない時代ですからね。