2拠点「婚」はじめました。結婚式編①
コロナが未だ収束の目途が見えない中、ワクチン接種開始に伴い、私たちも本年、挙式披露宴を行うことを決めました。
ただ、離れて暮らす私たちが結婚式を挙げるまでの軌跡を記録にしようと思い、今回からは結婚式編として書いていこうと思います。
これまで、38年間の人生で、60回ほど挙式・披露宴に参加してきた私が、これまでの経験から自分たちならどのような挙式・披露宴を行うのか。
まずは、これまでの経験に基づくデータから検討しました。
1 挙式
これまでに経験した挙式のスタイルは、
①神前式、②教会(チャペル)、③人前式の三種類。
これ以外の挙式スタイルはありませんでした。
キャンプ結婚式の友人は、③の分類にしております。
私がこれまでに参加した挙式でのそれぞれの実施件数は、
①2人、②54人、③4人という結果でした。
なんと神前式がめちゃくちゃ少ない!!
思い返すと意外な事実でした。
もうね、チャペル挙式出席しすぎて、讃美歌覚えちゃったから、毎回大声で歌ってます。アーメン。
で、私たちはどのような挙式にしようか、ということでいろいろ考えるわけですよ。
私たちが考えたそれぞれの挙式について思うところは、
①神前式:白無垢を着る機会はここしかない!
でも、やっている人があまりいないのはなぜなのか?高いのかな?面倒なのかな?
②チャペル:ザ・定番!これぞ王道!
③人前式:手作り感があって、暖かい雰囲気でよいね!
②であれば、参加した側としてではあるものの、様子が分かるし、この経験が活かせるぞ!よしっ!どや!!
と思っていたのですが、妻が、やっぱり神社っていいよね!と。
これはまさに神のお告げ!!
と、いうことで、私たちの挙式スタイルは①神前式に決定しました。
日本伝統のしきたりに則り、八百万の神に夫婦の報告をし、契りを結ぶ。
悠久の時を超え、なんとも素敵だな、思いました。
そして、なんといっても、妻が白無垢を着ることになるだろうと思うと、この時にしか見られない姿という特別感があって、とても楽しみです。
2 神社選び
神前式と決まれば、次は神社選びです。
2拠点婚の場合、というかそれに限らず、生活の場で、挙式会場を選ぶ必要なんてないので、全国から選ぶことにしました。
第一候補:伊勢神宮(三重)
第二候補:明治神宮(東京)
第三候補:京都のどこか(京都)
第四候補:伊弉諾神宮(兵庫県・淡路島)
まず、第一候補は、伊勢神宮。
日本に存在する全ての神社が「官社」「諸社」「無格社」に分けられる中、伊勢神宮は「全ての神社の上にあり、格のない特別な存在」とされる特別な神社。
それだけで、ここで挙式を挙げたくなるには十分すぎる理由により
第一位候補となったのですが、
伊勢神宮では挙式は行われていないとのことでした。
別格過ぎるからでしょうか。
続いて第二候補は、明治神宮。
二人が出会った東京で、一番有名な神社。
そういった理由で東京で挙式をするなら明治神宮と思っていたのですが、
親族の健康(コロナ及び足が悪く長距離移動が困難など)を考慮し、東京での挙式は断念しました。
第三候補は、ざっくりと京都の神社。
京都という街がまず好きで、二人の実家からもほどよい距離感。
何より、伝統と文化の街なので、そこの神社なら間違いない!ということで京都通の友人に京都の神社のリサーチをお願いしました。
第四候補は、伊弉諾神宮。日本最古の神社で、国生み神話ゆかりの地。
京都で見つからなければ、やはり、ここ!と思っていた場所です。
こうした候補の中から、第三か第四でどうかなー。という話をしてたところ、京都リサーチをお願いしていた友人から、連絡が!
「賀茂別雷神社(上賀茂神社)」
は、どうかな?という第一報がありました。
上賀茂神社!!!世界遺産キター!!!!!
これはすごい。歴史的なものもさることながら、まさかの世界遺産!
それだ!と即決定!!!
3 日取り
こうして、挙式会場は無事に決定したものの、日取りをどうするのか。
入籍日が大安だったので、挙式も大安に・・・。
このこだわりが、後に思いもよらない展開になることを、このときの私たちはまだ知らない。