倒産は悲劇か、喜劇か。
どこから書こうか。
まずは創業50年5億円企業の倒産に至るまでを
お伝えしたいと思う。
ユニフォーム販売の小売店であり、
幼稚園、小、中、高、大の公立、私立校とビジネスのユニフォームを取扱い、4店舗を構えていた。
強烈な思い出は、やはりキッザニアでまだ幼稚園の子供を遊ばせながら、母であり筆頭株主で専務取締役だった私はA3に出力した資金繰り表をママバックから取り出して睨めっこしていたこと。
この時点でポイントは
・自身はすでに筆頭株主だが代表取締役社長は父(当時73歳)であったこと。(代表就任は翌年50周年パーティと共にする予定だった)
・負債総額5億円のうち自身が連帯していたのは内1億円だったこと。
・主人は一切商売に関与することはなく、いわゆる上場企業の一般的なサラリーマンであったこと。
倒産が悲劇になるか、そうでもなく後に喜劇となるかの土台はここにあったように思う。