我もし片足を墓に入れるとも、我は学ぶことを欲するだろう。
【考えるヒント】
人間は、死ぬまで何かに興味を持つことが出来る。そして、そういう人ほど、生き生きと生きて行くことが出来る。何もかもが、自分の好奇心をくすぐるのだ。ワクワクしながら、日々を過ごすことが出来るからだ。
それに対して、興味の薄い人がいる。なんでも知っている風に、自分の範囲で処理をしようとする人だ。もっと言えば、興味をじっと抑えて、もうこれ以上、色々なことを知らないで過ごそうとする人だ。こんな人は、その周りの人も面白くはない。なにせ、自分以外のモノに向かっていこうとしないからだ。
学ぶとは、興味を持つことだ。学ぶとは、自分の中に自分とは違う何かを取り込もうとすることだ。人間、死ぬまで成長だ。好奇心を抑えることなく、生きて行くことだ。その方が、楽だし、楽しい。周りの人はちょっとうざったいと思うかもしれないが。
考えるヒント・今日の言霊】
2021年6月7日(月)
VOL.5214
作者:中土井鉄信(合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 代表)