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カンペキ

大家好~❣️
近々はじめて台湾へ行くので、数夜漬けであわてて台湾語(旅行会話)を学んでいる。
台湾は、日本語もまあまあ通じるし、漢字読めるから困らないとかはよく聞くけど、ローカルお店も行きたいし、英語も出来ないしってことで、この機会にほとんど知らない言語をちょっとくらい覚えてもいいんじゃないかな?もっと楽しめるかも?と思ったから。

YouTube普段筋トレくらいしか観ないけど、すごいね。なんでもある。もちろん台湾語のチャンネルもいっぱいあった。
その中で、いちばん最初に観たのは、ほんとに初心者向けの、これだけ言えればOK伝わる、発音文法ガン無視‼️とにかく身体で覚えて口に出しまくれ‼️的スタンスの動画だった。

中国語って四音だのめっちゃ難しいし早口だしハードル高く感じていたのだけど、そんなんなくて大丈夫‼️と言い放ち、なんと自身も中国語喋られへんねん(台湾在住なのにw)と公言しているので「えーっ、私も何日かでも出来るかも」と思えたので、とっても感謝してる。じゃない、谢谢~。

でも、やはりコメント欄にいるんだよね、「四音がめちゃくちゃだ、ありえない」とか「こんなんで旅行行っても迷惑だろ」「正しい発音を学ぶべき。真面目な学習者のことを考えて欲しい」とかなんとか言ってるひねくれオタクが。

えっ、言語って、完璧に発音できなきゃ、文法しっかりしてなきゃ発信したらいけないの?行ったらいけないの?って。
そりゃあビジネスに使うとか、試験があるとか、本格的に留学したいとか、住みたいとか、明確な目標があるなら正しく学ぶに越したことはないと思う。
でも旅行くらいなら、へたくそでも、その国の基本的なことばを覚えて、学んで、口に出したり、使ってみるのも楽しみの一つだし、行く国へのちょっとした愛なのじゃないかな。

逆の立場で考えると、
外国人観光客が当然のように流暢な英語で「道教えて!」とか言ってきたら何言ってるか分からん上になんか腹立つけど、すごいゆっくりのカタコトでも「トイレ、どこ」とか「ありがとう」「すみません」とか、少しだけでも日本語で言ってくれたらちょっと嬉しくならない?

「〇〇はどこですか?」ときちんと言えてなくても、文法が間違ってても、こっちは母国語なんだから、シチュエーションでなんとなく分かるし。
そもそも日本語もちょー難しいらしいから、それでも、少しでも覚えてきてくれたんだ~って感心するまである。
だから外国に行った時の私達も同じようなもんなんだから、へたくそ相手国語を使ってみるのってむしろめっちゃいいことなんじゃないかな?

語学に限らず、ちゃんと出来てないのに、完璧にできてないのに、人前に出るなんて恥ずかしい、ださい、間違ってる、迷惑だ、という人がとにかく多い気がする。
絵を描くのが好きという人が「へたくそだし人に見せられないよ~」とか、何かを学んでる人が「もう少し上手くなったら(試験や応募などに)チャレンジしてみる」みたいなことをよく言ってるけど。
でも、完璧に出来てから人前に出る、行く、発言する、挑戦する、って何年後になったらできるのだ。
というか、出来る、上手くなるってどのレベル?
上には上がいるし、もう少し上手くなったら~とか言ってるうちにどんどん新しく参入してくる人もいるし時代は変わってしまう。
その、いつでもないいつかを待ってどうするの?って本当に思う。

上手くなったかどうかなんて自己満でしかないし、自分のちょっとした進歩を感じられるのが何かを学ぶ一番の楽しみだと思うから。

人に見せるだけが全てじゃないし、誰にも見せずにしまっておきたいならそれでもいいけど、学びってアウトプット・実践することで身につくし、色んなことがまわりはじめるんじゃないかな。
と個人的には思います。

なにより誰と比べるでもなく、楽しそうに、やりたいことを、これやった‼️これ出来た‼️って言える人って、「でも私へただから…」とモジモジしてるよりめちゃくちゃ魅力的だもん。

数日前まで你好~くらいしか知らなかったのに、その発音無視系大胆YouTuberがフックになって、いくつかフレーズ覚えたあと、現地人の音声聴いたら発音も分かったから実際に声に出せるようにもなったし文法も少しだけ理解ってきた。

完璧でないことが、下手くそなことが逆にいい場合だっていっぱいあるんだなあって。
なにより、まだ行ってもない台湾がめっちゃすきになったし、すっごく楽しみになった。

まじめな学習者(笑)にとってはハナクソ以下の進歩なのだろうけど、私の中では「できる‼️」って思ってるし、現地でドヤ顔で言いまくるのが今から楽しみです。楽しんでくるよ~再见🤙666🤙



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