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とりのハート
ちょっとMP使いすぎたなと思う時、私は全てを放棄して眠った後に、鶏のハートを50個くらいたべる。
冗談じゃなくて、マジで50個くらい食べる。
今まで食った鶏の心臓の数を覚えているか?覚えてるわけないけど、1000個は食べていそうな勢いではある。
業務スーパーに鶏の心臓「だけ」がパックにみっしり詰まって売っているのだけど、それをまるっと煮るか塩焼きにする。
50この心臓を丸ごと食ってるだけあって、生命食ってる‼️って感じがしてめちゃくちゃ(精神的に)元気になる。
見た目はなかなか…というかかなりグロい。まさに心臓🫀っていう感じだし、変な管みたいなのついてるやつもある。笑
しかも醤油ベースで煮るからとっても茶色い。彩りもへったくれもない。
別に味もめちゃくちゃ良いか?と言われたら分からないし、他に美味しいものたくさんあるけど、なんか、心臓を大量に丸ごと食ってると、それだけで生きる源が湧いてくる。
心なしか、髪やお肌もつやつやしてくる。
そして活力が湧いてくる。
ギラギラしたスッポンドリンク的な元気さじゃなくて、水を与えられた植物のように自分が生き生きとしてくるのが、感覚でわかる。
焼き鳥屋のハツもまあまあ好きだけど、実はそこまででもない(焼き鳥なら砂肝の方が好き)。
ハツは、丸ごとのやつじゃなきゃダメ。
なぜなら、心臓感がないので。
じゃあほかの臓物は?というと味的な意味でもそんな好きてほどでもないし、やはりドキドキを刻み続けてポンプの役目を果たしてきた臓物オブ臓物、ハートじゃないとダメなのだ。
やっぱ50羽のにわとりたちの、しかも心臓をバクバク食べてると思うと、自分がとんでもないサイコパスっぽく思えてくるけど、それも含めて謎の爽快感がある。
「今私心臓食べてますよ!」みたいな。生命を喰らう感覚。範馬勇次郎っぽいこというけども。
プラシーボというか思い込み効果かなとは思いつつ、だとしても、これを食えばMP回復する!って食べ物ってなかなかないし、それで元気になれるなら安いものである。
逆に炭水化物や○oshみたいなやつばかり食べていると全体的にカサカサしてくる。
上手く言えないけど、じわじわと精神が削られて静かに気が狂ってくる。お肌も髪もパサパサして可愛くないし、気分もゆっくりゆっくり、どんよりしてくる。そんな時はカサカサした出来事も多くなる気がする。
荒むというのが正しいかなあ。
だからたまに、「ちょっとMPカサカサかな」と思った時は、鶏の心臓やデカイ肉を挟むようにしてる。
喰らう感覚が欲しいので魚(寿司含)ではその「活力」的なものは満たされない。
もしかしたら私、前世は肉食獣だったのかもしれない。
こんな脚遅かったら肉食えるようになるまでに死んでそうだし顔は完全にねずみなんだけど、まあ細かいことはいいんですよ。
食べたいときに食べたいものを食べること。
それが「生きる」ということだし、産まれてしまった以上、生命をもらって生きていくしかないもんね。
鶏のハートは私にとって生命をもらうことそのものだから、これからもどんどん食べていきます。
ちょっと困ってるのは、業務スーパー以外に鶏の心臓「だけ」を売ってるところがほんとにないこと。
そして、外でも50個食べられる場所は、まあないこと。
普通のスーパーだと数が少ない上に、もれなくレバー(嫌い)とかキンタマみたいな謎の物体がついてくる。
あれほんまきらいやねん。何あのやたら黄色いキンタマは。別にそっちの活力求めてないやねん。
と思っていたんだけど、最近フォロワーに聞いたら卵巣?らしい。
ますます要らないなあ。なんて言うか、同族嫌悪。女の敵は女ですね。
こんな感じで、鶏のハートを50個食べたので、今もうめちゃくちゃ活力湧いてます。お分かりいただけただろうか──