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カルドハイムトップレアの現状と展望

<追記>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
下記の禁止やルール改訂がある前の内容となっていますご注意ください

https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034792/

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おっす!
かいぱんです。

先日発表された、
《自然の怒りのタイタン、ウーロ》のモダン・パイオニアでの禁止予告…
あれ?パイオニア、いい環境じゃないか!
と少しモチベが上がりました!
(手元のウーロ3枚はストレージに隠して…)

さて、今回は「カルドハイム」のトップレアの3枚
《黄金架のドラゴン》
《巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス》
《嘘の神、ヴァルキー / 星界の騙し屋、ティボルト》
について、各フォーマットでの使用状況をまとめてみます。
上記のカードについて、
 ・持ってるけどどう使おうかなー
 ・各フォーマットでの使われ方ってどうなってるんだろう
 ・買うべき?売るべき?
とかの確認や判断材料になれば幸いです。


《黄金架のドラゴン》

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殴ったり呪文の対象になるときに宝物を落としてくれるので、ハンターにいっぱい狩られてそうなドラゴン。
現状ではスタンでのみ使われていて、赤の入ったミッドレンジデッキほぼ全てで採用されています。
中でも、このドラゴンが攻撃の主軸となる「イゼットテンポ」は昨日の日本選手権で準優勝の成績をとっています。

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引用元:
https://twitter.com/WanderingOnes/status/1360402328654761984

現スタン環境においては赤のミッドレンジには必需品でありますが、
パイオニア以下の環境ではまだ採用実績はなく、《ドミナリアの英雄、テフェリー》や《贖ないし者、フェザー》などの単一システムの上位互換がいるため、スタン落ちしたときには一気に需要がなくなりそうですね。

しかし、だからこそ燃える!

​■その1
 「《ぶどう弾》をX打ち込んでX個の宝物が!」
■その2
 「《千年嵐》で無限にキャントリップ!?」

あとはよろしくお願いします。


■《巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス》

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何故かカルドハイムの次元に来訪している新ファイレクシアの緑の法務官。
こいつが場にいれば、《エルズペス死に打ち勝つ》や《アクロス戦争》などの英雄譚が進まず、《精霊龍、ウギン》でも出たときに追放することができなくなります。
スタン環境では日本選手権優勝した、いま一番人気の「スゥルタイ根本原理」のフィニッシャーの1枚として採用されてることが多いです。

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引用元:
https://twitter.com/tamachan567/status/1360569636908015617

また、「ファイレクシア」ということで、ストーリー上でも人気があり、
EDH等では引っ張りダコの様子。
ですが、下環境では採用実績は今のところありません。

しかし、《自然の怒りのタイタン、ウーロ》が禁止された際に、
パイオニアでは「PWファイヤーズ」などで使用できるかもしれません!
《巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス》出した後に、《龍神、ニコル・ボーラス》で奥義Winがしたい!ということで、

かいぱん先生の次回作にご期待ください。


《嘘の神、ヴァルキー / 星界の騙し屋、ティボルト》

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各フォーマットで現在暴れ中のこの漢。
表面のヴァルキーは序盤の牽制に、裏面のティボルトはフィニッシャーになりうる能力になっています。
裏面は本来7マナ使わないと唱えられないのですが、
現在の裁定では「続唱」や《白日の下に》から表面ではなく裏面を唱えることできるため、下環境ではアンフェアにティボルトとして唱えられて使われています。

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スタンダードでは、上記の《巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス》の入っている「スゥルタイ根本原理」や、「ラクドスミッドレンジ」などで使用されています。
パイオニアでは「5色ミゼット」、モダンとレガシーでは専用デッキの「続唱ティボルト」というデッキで採用されていますが、もっぱらアンフェアに使用されているようです。

■パイオニア「5色ミゼット」

スクリーンショット 2021-02-14 22.07.01

引用元:
https://www.mtggoldfish.com/archetype/niv-to-light#paper

■モダン「続唱ティボルト」

スクリーンショット 2021-02-14 22.22.23

引用元:
https://www.mtggoldfish.com/archetype/modern-wubrg-b8cecd1e-7d16-4bc5-96bf-40257eabbf01#paper

■レガシー「続唱ティボルト」

スクリーンショット 2021-02-14 22.32.47

引用元:
https://www.mtggoldfish.com/archetype/legacy-ubrg-a096f997-cb73-4ec5-9851-535f9308cffd#paper

今後はどうなるかというと…
パイオニアでは《自然の怒りのタイタン、ウーロ》の禁止があるため、
「5色ミゼット」のみならず、メタ全体が大きく変わりそうな気がします。
「5色ミゼット」に限って言えば、《自然の怒りのタイタン、ウーロ》が無くても元々強かったため、ティボルトで攻めるプランも詰める点で少し抜きん出てしまっていそうな気がします。

モダン・レガシーでは、「続唱ティボルト」の使用率と勝率が上がってきています。対策カードとして《アゾリウスの造反者、ラヴィニア》が最近入ってきていますが、依然として勝率は高いままのようです。

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ということで、何らかの調整が入るかもしれませんね。

調整するのであれば、
個人的にはモードカードの裁定は変えず、
「表面をティボルト、裏面をヴァルキー」とするエラッタ
をして欲しいなーと思っています。
↓↓↓↓↓↓↓

<追記>
表面をティボルトにした場合、
裏面ヴァルキーをブリンクしたら表面ティボルトになってしまいますので、
環境改善は望めなさそうでした。


■最後に

今回は「カルドハイム」のトップレア3枚の使われ方と今後の展望をまとめましたが、《嘘の神、ヴァルキー / 星界の騙し屋、ティボルト》に危険信号が出ていますね。
これからどうなっていくか、判断基準の1つになっていれば幸いです。

なお、続唱からのアンフェアな動きなのですが、
「カルドハイム」よりも前に、マナカプのシミックンさんが出来事カードを用いて構築していましたので参考までに!

連合の実験室vol.9「おかえりなサイ~続唱+アドベンチャー~」
https://note.com/manacapsule/n/ncd0c09fdfe05

では、いずれ!

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