大切な人の名前を呼ぶこと
幸せとは、誰かに思い出してもらうことであり、誰かを思い出すことだと最近思っている。
妻と一緒に暮らす生活も、エンジニアやたまにしているカメラマンとしての仕事もそうだ。根本には、誰かに思い出してもらいたい、誰かを思い出したい気持ちがあるのではないかとうっすら感じている。
「君の名は。」という映画を観て感じたのは、運命とか奇跡とか、そういうことではなく、大切な人の名前を呼ぶのはなんと幸せなことだろう、ということがテーマだったのではないかということ。不思議なストーリーやドラマチックな展開は、スパイスであり本筋ではない。「君の名は。」というタイトルが最初からすべてを語っていたように思うのだ。
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