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コミュニケーション能力が高い人は、「結論」や「自分の気持ち」から伝えている

「コミュニケーション能力」の高さをはかる指標はいくつかあると思います。そのなかで、「結論」や「自分の気持ち」から伝えられるってけっこう重要なんじゃないかなと考えています。

結論から伝える「はい、いいえ、データ、わかりません」

文章構成方法のひとつである「PREP法(プレップ法)」では、「結論→理由→具体例→結論」の順に伝えることで、相手が話を理解しやすいようにします。

また、Amazonでは、「So what ?(だから何?)」と言われないような答え方が求められているようです。
そのための基準として、「はい、いいえ、データ(数値)、わからない」からなる「4つの答え」のどれかで回答します。

簡潔に結論から伝えると、結論を踏まえて話を聞くことができるので、話を理解してもらいやすくなります。
逆に結論を伝えるのが遅れるほど、「何を言いたいんだろう?」と推測するのに時間が取られてしまい、自分の意見と比較するタイミングを失ってしまうのかもしれません。

もちろん、必ずしも言い切る必要はないので、「おそらく」「ザッとみた感じでは」のように、枕ことばを使うのもいいですね。

私はどう感じたかを伝える「ありがとうございます、助かりました」

これも「結論から伝える」に近いかもしれません。「(あなたが〇〇をしてくれたので、私は)助かりました!」「(あなたが〇〇をしてくれたけれど、私は)わからないところがあるので、教えていただけますか?」のように、自分の気持ちや状況から伝えます。

気持ちを伝える「よさ」は、相手に安心感を与えられることです。
「悩みの9割は人間関係」と言われるように、良い関係性を築くことはとても大切ですよね。

ここで重要なのは、自分から率先して伝えること。
言わなければ伝わらないですし、話の途中に伝えても埋もれてしまうかもしれません。

「なんだか、うまく伝えられなかったなぁ」と感じたときは、「結論から話せていたかな?」「気持ちや状況が伝わっていたかな?」と自問してみるといいかもしれません。

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安田 学
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