ビザが切れた後はどうする?
日本と真逆で年明けのオーストラリアは真夏!
夏やで夏やでぇ!!
ということで週末ビーチやらなんやらお出かけしちゃいましょう♪
「しげるパイセン」よろしく週ごとにどんどん黒くなってきています(笑)
さてさて。
この1月でわたしもオーストラリア5年目に入りました。
仕事でもプライベートでも多くのワーホリメーカーや留学生とお会いする中、さまざまなご相談を受けています。
ご相談の中でよく頭に浮かんでくるのですが、
「オーストラリアで何をしたいのかな?」
ということ。
率直に聞いてみることもありますが、大きく分けて2つの回答が目立ちます。
1.ワーホリ・留学後に関するもの
帰国後またはオーストラリアでの就職
オーストラリアでの長期滞在、永住権
2.オーストラリア滞在中に関するもの
友達づくりなどホリデーを楽しむ
仕事
今回はこの1.ワーホリ・留学後について。
<ホリデーの後>
ワーホリ・留学の最後に選択をすることになるのが「帰国する」か「オーストラリアにとどまるか」ですが、いずれの場合もその先について考えますよね。
例えば、帰国する場合は帰国後の就職について、引き続き滞在する場合は何をするために残るのかなどがあります。
いずれの場合でも必ず考えなければならないことは、将来どうしたい(なりたい)のか、つまり「今後の目的・目標」です。
期間限定のホリデーは気楽で楽しいものですが、いずれは終わりを告げるものです。
現実的に言えば、やはり「仕事をする」ということです。
<仕事・就職活動>
この後、どんな仕事をしたいのかということ。
そしてこれはそれがオーストラリアでも日本でも同様で、この先数ヶ月から1年程度のことではなく、より長い中長期のプランとして考えることになります。
学生ビザで延長される方も含め、やはり日本へ帰国されるケースが多いのですが、帰国後や今後の滞在を考えて多くの方が思い浮かべるのが
「就職活動」
大学生などの若年層ではこれから新卒採用に臨むため、できればワーホリでの経験をアピールしたい、あるいは、もともとそのつもりでオーストラリアへ来たという方も多々見かけます。
30前後の方の場合は、この1年が「ただ遊んでただけ」と思われてネックにならないようにと考えている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
今後もオーストラリアで生活を考える場合は、生活基盤やパートナーとの力関係などシリアスな状況が目の前に迫ってきています。
就職活動で重要なことは、「自分がこれまで何をしてきたか」=「自分は何ができるか」を十分に伝えることができるかどうかです。
つまり元ネタとなる「実績(Achievement)や能力(Skill)」が必要になります。
そこで必要となるのはただ一つ。
「価値のある実績を作ること」
根本的な解決をすることで就職活動は一気に簡単になります。
<帰国前にできること>
「実績がないなら作ればいい」という発想です。
・英語力をアピールできるレベルまで上げる
・ビジネスの知識や専門的なスキルを身につける
・プロジェクトやイベントを企画・実行する
・アルバイトではなくキャリアに繋がる仕事や経験を積む
などなど、今からでもオーストラリアで頑張れることは沢山ありますので「何がしたいのか」を中心に考えてみてくださいね。
就職活動でアピールすることは希望する業界や職種によって異なりますが、オーストラリアで「実力をつける」には英語は必須です。
より意味のある何かを成し遂げるためにはやはり人との繋がりは大切で、コミュニケーションが必要になります。
そのためのツールとして英語はしっかりと身につけることは大切です。
就活において、アピールに足る実績がある方はストーリー性やサプライズなどドラマチックな表現は必要なく、ありのままを伝えることでこと足ります。
「実績はその過程を話すだけ」
これだけ。
当たり前のように聞こえるかと思いますが、実はココが一番の問題であることが多々あります。
<論理的な話し方は論理的な行動から>
就活の場面(特に新卒)でよく「うまく伝えられない」「論理的な話し方ができない」などという悩みを耳にするのですが、話法や文章構成の問題かというとそうでもなく、実際は
「アピールに値することがないのが問題」
今までやってきたことにロジック(目的や理由・原因と結果の繋がり)がない、だから「論理的に上手に話せない」のではないでしょうか。
何かに挑戦し、それを成功させるためには「現状分析」と「目標となるビジョン」そしてその間にある「ギャップ=課題の解決方法」が必要になります。
就活の自己PRでは基本的にはこれを説明するだけです。
ないものをなんとかしてそれらしく見せようとするのでは根本的になにも解決しません。
まずアピールできるだけのものを用意することで初めの一歩を踏み出しましょう。
<海外留学エピソード>
就活あるある「海外留学エピソード」を使う方も多くいらっしゃいます。
例えば「異文化で1年間生活した」や「英語は全くでず、右も左も分からなかったんですが、飛び込んでいきました!」などなど。
異文化への挑戦は素晴らしく、成長に寄与するものですが、実際に評価されるのは挑戦の先にある実績であり「結果何ができるようになったか」がやはり大切です。
「失敗を恐れずに挑戦する」のは誰にでもできます。
失敗していいんですから。
まして、10年前と違い海外で1年生活する程度はもはや難しいことではなく、それ自体はアドバンテージになり得ません。
(一般に認められるレベルの)困難を打開することで、実力をアピールすることができます。
<オーストラリアでキャリア・永住>
最後に、オーストラリアに残る場合です。
オーストラリアは賃金が高いのでこの先もずっとクリーナーやレストランで働くのも可能かもしれませんし、それが自分が思い描く将来であればもちろん素晴らしいと思います。
ただ、もし今後のビジョンがそれとは異なる場合、実現するためには様々な行動が必要となってきます。
オーストラリアでは日本よりも「スキル」や「経験」そしてその証明が求められます。
「別の仕事をしたい!」と願っても見合うだけの実力をつけなければスタートラインには立てません。
そのために、多くのオーストラリア人や留学生は学校で勉強をし、専門知識やスキルを身につけて希望を実現させようとしています。
逆にいえば、しっかりと実力をつければ挑戦はいくらでもできますし、チャンスをつかむことができます。
まして、永住権を目指す場合はそもそもスキルや経験が必要となります。
また、パートナーとして永住をする場合は、スキルで永住権を取得する場合と異なり、仕事やキャリアありきでビザを取るわけではないので、自立・自活という点においては注意しなければなりません。ややもすると、永住権はあるけど学生と変わらない仕事しかできないともなりかねません。
パートナーの解消、離婚、死別、離職など現実的な可能性を考えると、パートナーにおんぶにだっこは正直リスクが高いです。
自立し対等なパワーバランスを保つことが大切です。
できない理由は考えず、どうやったら実現するのかを考え、一つずつ進めていくのが近道だとおもいます。
思い描く生活を実現させるために、現実的な行動を起こしてみてはいかがでしょうか。
海外で挑戦ができるせっかくのチャンス、この先に活かせるかどうかは自分次第ですよね。
就活や今後のキャリアを考えるにあたって「どうやったらできるか」を一緒に考えていきましょう。
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