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【高校物理】波動分野「音波」 <改訂版>
具体的な波(波動)の例として「音波」を扱います。
「音波」も波動の一種なので,
「反射」「屈折」「回折」「干渉」の現象が見られ(聞け)ます。
さらに「ドップラー効果」や「うなり」などの現象についても,
式の導出から行っていきましょう。
(それぞれの一連のポスト(ツイート)の後に,
そのポスト(ツイート)内で取り上げた問題&解答解説をまとめた
PDFファイルを添付しておきました。
こちらも是非活用してください。)
【音波 その1】
「弦を伝わる横波の力学的考察」(講義・例題)
工学院大学(2000年) 過去問解説
弦を伝わる波の速さの導出はさまざまありますが,
この問題は「近似を高める」という方法をとっています。
途中,正確な計算力が求められる問題です。
出題者(大学教員)の方にお願いです。
問題の初めに「目標はこれで,手掛かり(材料)はこれ!」
と示してもらった方が,解く方としてはありがたいです。
途中,どこに向かっているのか分からなくなるので。
【音波1】
— マナ物理 (@manabu_physics) August 21, 2023
弦を伝わる横波の力学的考察
(講義・例題)
添付ファイル(4枚)は工学院大学の過去問(2000年)です。誘導形式の力学問題ですが,解きごたえのある問題です。公式丸暗記だけに頼っている者は1問目から手こずることになるでしょう。最後まで解ききると,弦を伝わる波の速さが見えてきます。 pic.twitter.com/CyPc16zx3c
【音波1】
— マナ物理 (@manabu_physics) August 21, 2023
(解答・解説)
入試問題では 𝐜𝐨𝐬𝜽 を1と近似することが多いのですが,この問題ではさらに近似を高めています。近似を高めると新しい世界が見えることがあり,私はそういう設定が好きです。東工大(1990年)もそのひとつ (光波19「なぜ焦点で強め合うのか」)。https://t.co/KvVXy16sQg pic.twitter.com/LfAh7qIcNQ
【音波 その2】
「弦を伝わる横波の力学的考察」(実戦問題)
東京工業大学(2014年) 過去問解説
この問題では,弦を伝わる横波の速さを,定常波を使って導出します。
【音波 その1】の工学院大学の問題とはまた違ったアプローチです。
【音波2】
— マナ物理 (@manabu_physics) August 23, 2023
弦を伝わる横波の力学的考察
(実戦問題)
添付ファイル(8枚)は東京工業大学の過去問(2014年)。正弦波の式から定常波の式を導出し,弦の簡単な力学モデルを利用することで,近似的に弦を伝わる波の速さを求めます。[音波1] の工学院大学の問題とはまた違ったアプローチの面白さがあります。 pic.twitter.com/9LKxx0rfaB
【音波2】
— マナ物理 (@manabu_physics) August 23, 2023
(問題のつづき)
連続的な弦を微小区間に区切り,(質量のない)ひもでつながれた質点の運動として考えるというモデル化をしています。質点を左右に引く張力の向きがわずかに異なるために,振動の中心に引き戻す向きにはたらき(復元力となる),質点の 𝒚 方向の運動は単振動となります。 pic.twitter.com/K41GQ8hcUk
【音波2】
— マナ物理 (@manabu_physics) August 23, 2023
(解答・解説)
進行方向が逆の進行波の重ね合わせから定常波の式を導出するときに三角関数の「和積の公式」を利用します。今回は問題文で与えられていますが,ノーヒントで解けるようになりたい。ちなみに,この問題で与えられている 𝐜𝐨𝐬𝜶 の値は近似式ではなく,2倍角の公式です。 pic.twitter.com/McJsgJrcyd
【音波 その3】
「弦の固有振動」(講義1・例題)
音波も波動の一種なので,重ね合わせの原理が成り立ちます。
弦の固有振動は「定常波」です。
両端で固定端反射した波が重ね合わされて生じます。
ただし,定常波となるための条件があります。
それを正弦波の式からから確認していきましょう。
【音波3】
— マナ物理 (@manabu_physics) August 25, 2023
弦の固有振動(講義1・例題)
添付ファイル(3枚)の例題を解こう(4枚目から解答・解説)。(固定端)反射波を手順にしたがって作っていきます。実戦的には,原点→反射板→任意の点 に伝わるまでの「時間の遅れ」もしくは「位相差」で一気に(固定端)反射波の式を導出できるようになっておこう。 pic.twitter.com/v7didBQAoP
【音波3】
— マナ物理 (@manabu_physics) August 25, 2023
(解答・解説)
正弦波の式→重ね合わせ→定常波→両端固定端(固有振動) という流れを確認してください。入射波と(固定端)反射波の重ね合わせ。三角関数の「和積の公式」を用いてもいいのですが,私は加法定理のみで処理します。反射板と原点が固定端(節)の場合,弦の固有振動が現れます。 pic.twitter.com/cSjUjZpIcv
【音波 その4】
「弦の固有振動」(講義2・例題)
弦を伝わる横波の速さについては,教科書ではいきなり公式が登場します。
教科書のこの展開は,
なぜ線密度という物理量が必要なのか,比例定数は必要ないのか,
など疑問が生じた人には厳しいと思います。
この講義では「次元解析」をまず紹介し,
力学の知識を使い「弦を伝わる横波の速さ」の式の導出を行います。
その後,導いた公式を用いて例題を解いてみましょう。
結局,立てるべき式は「波の基本式」であることが分かります。
【音波4】
— マナ物理 (@manabu_physics) August 28, 2023
弦の固有振動(講義2)
弦を伝わる横波の速さの式について,(1)次元解析,(2)導出①,(3)導出② を行います。次元解析については,詳しく説明しておきました。複数の物理量の間の関係を予測する強力な手法です。是非,マスターしてください。次元解析の問題点(注意点)にも言及しています。 pic.twitter.com/Z7tRSg20tJ
【音波4】
— マナ物理 (@manabu_physics) August 28, 2023
(例題&解答・解説)
添付ファイル(2枚)を解こう(注:3・4枚目は解答解説です)。「弦の固有振動問題」は結局,「波の基本式」(ただし左辺は「弦を伝わる横波の速さの式」)を毎回立てて割り算するだけです。𝒏 倍振動の公式など存在しません。音波は,やたらと公式を増やさないことが重要。 pic.twitter.com/h7o8WVy9rM
【音波 その5】
「弦の固有振動」(実戦問題1・2・3)
東京工業大学・東京電機大学<改題>
・慶應義塾大学工学部(1977年) 過去問解説
弦の固有振動の標準問題を集めました。
繰り返しますが,「𝒏 倍振動の公式」というものはありません。
君たちが立てる式は「波の基本式」だけです。
1波長分の長さ,弦を伝わる波の速さ(張力,線密度),
振動数のいずれかが未知量となっているだけです。
波源として音叉を用いるとき,
音叉が横になっているか縦に立っているかに注意をする必要があります。
【音波5】
— マナ物理 (@manabu_physics) August 29, 2023
弦の固有振動(実戦問題)
添付ファイル(4枚)は,東京工業大学,東京電機大学,慶應義塾大学工学部(1977年)の過去問。この3問で「弦の固有振動問題」をマスターしよう! 参考書などを見ると,「𝒏 倍振動の振動数の公式は…」という言い回しが気になります。そんな“公式”は必要ありません。 pic.twitter.com/BmsCR1edLn
【音波5】
— マナ物理 (@manabu_physics) August 29, 2023
(解答・解説)
音叉を縦に立てた場合の扱い方
⓪ 糸がピンと張った状態(から始める)
① 音叉が開いたとき糸が下にたるむ
② ⓪と同様だが糸の各部分は上向きの速度をもっている
③ 音叉が開いたとき糸が上にたるむ
④ ⓪と同様だが糸の各部分は下向きの速度をもっている
→①へ pic.twitter.com/Sc3e5TosHu
【音波5】
— マナ物理 (@manabu_physics) August 29, 2023
(解答・解説つづき)
結局「波の基本式」を立てるだけ。𝒏 倍振動の場合も,まずは絵を描いて波長を求めて「波の基本式」です。すべきことが決まっています。
(参考)で紹介した「ギターの弦の基本振動と倍音」についての研究は,下のリンクから(PDFファイル)。https://t.co/H5Ouy8jgFY pic.twitter.com/sACfpYt5b7
【音波 その6】
「気柱の固有振動」(講義・例題)
同志社大学・横浜国立大学<改題>
(1985年) 過去問解説
「気柱の固有振動」の扱い方は,基本的には「弦の固有振動」と同じ。
波の基本式を立てるだけです。
ただし,管が閉管か開管かで定常波の描き方が異なります。
また,管が太い場合は「開口端補正」を考える必要も生じます。
(考える必要がない場合には,必ずその一文があります。
一方,考えなければならない場合には,
その一文がないときがあります…う~ん…)
いずれにしても,閉管でも開管でも「基本振動」(の振動数)を
考えるところから始めましょう。それが一番の近道です。
※ 気柱の固有振動については,YouTube 解説動画もあります。
【音波6】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 1, 2023
気柱の固有振動(講義)
「閉管」と「開管」の違いを押さえます。基本は弦と同じ。定常波を描いて 波の基本式を立てるだけ。閉管では奇数倍振動しか共鳴しないことが分かります。ただし「開口端で自由端反射する」ことは覚えてください。
YouTube動画もあります。https://t.co/b9LXtPUEm0 pic.twitter.com/cJEmdgkbB5
【音波6】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 1, 2023
(例題1・2)
添付ファイル(4枚)を解こう。同志社大学と横浜国立大学の過去問(1985年)の<改題>です。基本振動の振動数を求めておくと楽になります。また,定常波を4分の1波長で区切る縦線を引く(腹と節に引く)と,波長が基本振動の何倍になっているかが一目で分かるので便利です。 pic.twitter.com/Cl0x8JUIO9
【音波6】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 1, 2023
(解答・解説)
楽器の音(人の声も)は基本音(基音,基本振動)の振動数に,その振動数の整数倍の音(倍音)が混じっているときに「音色」として感じ取ることができます。コップに水(液体)を入れていくときの音「トクトクトク…」が高くなるのは,基本振動の振動数が上がっていくからです。 pic.twitter.com/DVCq4WMsVI
【音波 その7】
「気柱の固有振動」(実戦問題1・2)
三重大学(1997年)・東京大学(2010年)
過去問解説
三重大学の問題(問3)は,
実際に実験をしてみれば「最も注意したこと」は分かります。
逆に言うと,実際に実験をしてみないと分からないと思います。
三重大学はこの実験は必須だととらえているのです。
実験重視の傾向が高まっているので,
このような問題がこれから増えていくと思われます。
東大の問題は,実際に実験をすると分かりますが,
この「クントの実験」では,微粒子が鉛直方向に舞います。
その様子を見て,どこが定常波の節でどこが定常波の腹か,
本当に分かるのでしょうか(あとで考察します)。
三重大学の問題文の最後に「実際の問題用紙」を載せました。
そこには解答欄もついているのですが,
問4の解答欄が異様に大きいことが気になります。
問3と問4の解答欄の大きさを間違えたのではないか,
と個人的には想像しています。
【音波7】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 4, 2023
気柱の固有振動(実戦問題)
添付ファイル(4枚)は三重大学(1997年)と東京大学(2010年)の過去問。三重大の問題は,実際に共鳴実験を行った経験があることが前提。このタイプの出題が増えるだろうと私は予想してます。東大の問題は,縦波ですが微粒子は鉛直方向に舞います。なぜでしょうか? pic.twitter.com/QCvNwzZR5B
【音波7】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 4, 2023
(解答・解説)
三重大学の問題解説に「補足」しておきましたが,音速と温度の関係式を使うと,実験を行っている場所の室温を求めることができます。「定規で室温が測れることが面白い」といつも私は強調するんやけど,改めて考えると,実際の温度計も室温を目盛で測っているんやね(笑) pic.twitter.com/um6JJ6b7XN
【音波 その8】
「クントの実験」(講義・例題)
新潟大学・東京大学(1993年) 過去問解説
棒を波源とした「クントの実験」は,
さまざまな不可解な箇所があります。
これは実際に実験をしてみないと解決しない
(実験をしてみても解決しないこともあります)のですが,
すべての高校にこの装置があるとは思えませんし,
実験を行う時間もないという高校も多いと思います。
私はとりあえず,予備知識なしで生徒にこの問題を解かせ,
疑問点をすべて挙げさせました。
生徒から出てきた疑問点は主に次の3つです。
・ ガラス棒の中点を押さえて縦振動させたら,
本当に中点は定常波の節になるのか(新潟大学)。
・ ガラス棒では両端が定常波の腹なのに,
気柱では定常波の節になる理由(新潟大学)。
・ 「激しく動く部分」とはどんなふうに動くのか(新潟大学)。
「管壁から離れて舞い始めた」とはどんなふうに舞うのか(東京大学)。
2つ目のツイートには,「クントの実験における粒子の運動」
(新潟県立堀之内高等学校 笹川民雄さん の論文のPDF)のリンク
をはっておきました。参考にしてください。
【音波8】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 6, 2023
クントの実験(講義・例題)
添付ファイル(4枚)は,新潟大学と東京大学(1993年)の過去問。この実験をやったことがある人もなぜその現象が起こるのか,を考えながら解こう。「棒の一部を押さえ,ある振動数の定常波を起こしやすくする」⇒ (弦)楽器の「フラジオレット(ハーモニクス)」です。 pic.twitter.com/hEz6DsZSdW
【音波8】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 6, 2023
(解答・解説)
「クントの実験」は実験をしてみないと何が起こっているのか分からないでしょう。しかし実際に実験をしても,起こっていることの物理学的な説明が難しいのです。リンクは「クントの実験における粒子の運動」(論文のPDF)。これはすごく興味深い。https://t.co/N4gx3t4yoq pic.twitter.com/Ov1xsPDXWx
【音波 その9】
「クントの実験」(問題のある問題)
首都大学東京(2013年)
(参考問題) 京都大学(2010年)
首都大学東京の問題は,定常波の図を描く時点で手が止まってしまいます。基本振動はどんな形になるのだろう。
開口端にスピーカをピタッとくっつけるタイプの問題では,
常にその疑問がつきまといます。
「それは実験をしてみないと分からない」と言っているのは京都大学です。
(この姿勢は私のものに近いです。)
最後にこの「問題のある問題」への私の対処法を述べてみました。
【音波9】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 8, 2023
クントの実験(問題のある問題)
添付ファイル1枚目は首都大学東京(現:東京都立大学)の過去問(2013年)。この問題のように,管の開口端にスピーカをピタッとくっつけるタイプの問題が増えています。スピーカ部分は定常波の腹? それとも節? 旺文社と教学社(赤本)とでとらえ方が異なります。 pic.twitter.com/Jfabj2BtN0
【音波9】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 8, 2023
(参考問題)
解決の糸口を京都大学の過去問(2010年)の「クントの実験」に求めます。クントの実験では,石松子(せきしょうし)などの微粒子は変位の節に集まり,発泡ポリスチレンなどの比較的大きな粒子は変位の腹に集まることが知られていますが,その原理を理解することは難しいのです。 pic.twitter.com/oDy8W0n52K
【音波9】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 8, 2023
(問題のある問題への対処法)
「出題ミス」は残念ながら毎年繰り返されます。どんな問題でも,大学側は模範解答を用意しています。受験生は何かしら答えなければなりません(私ならその場で手を挙げてミスを指摘しますが)。教育現場からもっと声を上げよう! これがその一助となれば。 pic.twitter.com/rCxYU9rLXs
【音波 その10】
「ドップラー効果の式の導出」(講義・例題)
富山医科薬科大<改題>・
福武書店第5回進研客観テスト<改題>
過去問解説
ドップラー効果は音波に特有の現象ではありませんが,
まずは音波で考えたいですね(具体例が多い)。
最終的には波源(音源)と観測者で起こっていることを
一気に考えて式を立てますが,
まずは,
波源で起こっていること(波長の変化)と
観測者で起こっていること(観測する音速の変化)を
別々に考えましょう(例題1 富山医科薬科大学)。
次に,
「音源が音波を出した時間」と「観測者が音波を受け取った時間」
に注目した方法も紹介しています
(例題2 福武書店第5回進研客観テスト)。
ドップラー効果の式はさまざまな導出法があります。
YouTube 動画も参考にしてください。
【音波10】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 11, 2023
ドップラー効果の式の導出(講義・例題)
ドップラー効果の式は様々な導き方があります。波動(音波)ではない具体例を挙げて,振動数が変動することを示す入試問題もありますが…。まずは 「音源で起こっていること」「観測者で起こっていること」を分けて考えてみましょう(富山医科薬科大)。 pic.twitter.com/Eifo8Ob6gf
【音波10】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 11, 2023
(解答・解説)
例題2(福武書店第5回進研客観テスト)では「音源が音波を出した時間」と「観測者が音波を受け取った時間」に注目した方法を紹介しました。下の解説動画も参考に。教科書などにはない導出方法を見つけるのも面白いですよ。https://t.co/o1Jkl4KtY9https://t.co/WbOESgUW7C pic.twitter.com/ILV5OB2B31
【音波 その11】
「ドップラー効果の式の導出」
(実戦問題1・2) 工学院大学(1997年)・
電気通信大学(1984年)<改題>過去問解説
ドップラー効果の問題は
「公式導出」→「その公式を使って新たな現象を読み解く」パターン
が多いという印象。
<実戦問題1> 一次元でのドップラー効果。
風が吹く(媒質が移動する)場合,および,
壁がある(壁を観測者や音源とみなす)場合を考えます。
<実戦問題2> 斜め方向に音源が動く場合のドップラー効果。
実戦問題1にはYouTubeの解説動画があります。
参考にしてください。
【音波11】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 13, 2023
ドップラー効果の式の導出(実戦問題)
添付ファイル(4枚)の問題2問を解こう。風・壁がある場合のドップラー効果問題(工学院大学),および 斜め方向に音源(波源)が動く場合のドップラー効果問題(電気通信大学)。問題2には近似式が与えられていますが,与えられない可能性も高い。要注意! pic.twitter.com/whksCEcmyp
【音波11】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 13, 2023
(解答・解説)
ドップラー効果の問題は,まず公式を導き,その公式を使って新たな現象を読み解くというパターンが多いという印象。身の回りにある応用例が豊富なので興味深い問題が多いです。
実戦問題1には解説動画があります。https://t.co/xhGqH3LzbFhttps://t.co/sacPvMEunG pic.twitter.com/20m6N2BNOr
【音波 その12】
「ドップラー効果とうなり」(講義・例題)
鳥取大学(2004年) 過去問解説
ドップラー効果によって振動数が変化した波と
変化していない(もしくはさらに変化した)波を
同時に受けると「うなり」が観測できます。
この問題では,
(少しだけ)振動数の異なる2つの単振動の式の合成により,
うなりの振動数を導出します。
最後は,うなりの振動数の式とグラフの読み取りから,
音源の振動数と反射板の速さ求めます。
【音波12】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 15, 2023
ドップラー効果とうなり(講義・例題)
添付ファイル(4枚)を解いてください。鳥取大学の過去問(2004年)です。定常波のときと同様に,重ね合わせの際に「三角関数 和→積 公式」を使います。時間とともにゆっくりと振動する部分と激しく振動する部分の掛け算の結果,図2のグラフとなります。 pic.twitter.com/iIwmDpR6I8
【音波12】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 15, 2023
(解答・解説)
「うなり」は英語で beat です(知らない生徒が意外と多い)。ですので,うなりの振動数に“b”の添え字がついています。(3)のうなりの現象を説明するのは,結構難しいと思います。自分なりの説明方法を研究してみてください。(4)はグラフから振動回数を数えるのが大変(笑) pic.twitter.com/EXLh38tNvH
【音波 その13】
「ドップラー効果」(実戦問題1)
< 血流の速さを測定する原理 >
近畿大学医学部医学科(2016年) 過去問解説
ドップラー効果を利用して何ができるか。
まず思いつくのが「速さの測定」。
この問題は,医学部入試ではおなじみの「血流の速さの測定」です。
ドップラー効果の原理から公式導出,公式の応用まで,
丁寧な説明,誘導があるので解きやすいと思います。
【音波13】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 19, 2023
ドップラー効果(実戦問題1)
添付ファイル(4枚)は近畿大学医学部医学科の過去問(2016年)。ドップラー効果の具体的な使用例(斜め方向のドップラー効果)。一つひとつ丁寧な誘導があるので,最後まで解ききることが可能。(4)は数値計算で 赤血球の速さ(血流の速さ)を有効数字1桁で求めます。 pic.twitter.com/oWndQOLjKw
【音波13】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 19, 2023
(解答・解説)
人の耳が聞き取れる音の範囲(可聴範囲)は20Hz~20000Hz(20kHz)といわれます(出せるのは4kHz程度)。この可聴範囲よりも高い振動数の音を「超音波」といいます。超音波は「指向性」が高く,周囲にあまり広がらず,狭い範囲でビーム状に真っすぐ進むという特徴があります。 pic.twitter.com/TauFCqJzhm
【音波 その14】
「ドップラー効果」(実戦問題2)
< コウモリの獲物探知 >
岐阜大学(2009年) 過去問解説
人の聞こえない音波を超音波といいますが,
具体的には2万Hzより高い振動数の音波です。
何か特別な音波のような感じがしますが,
超音波を聞くことのできる動物は多いです。
いや,むしろ人が聞こえない高い音が聞こえる動物の方が多い
(イヌ,ネコ,ネズミ,ブタ,ウシ,…全部?)
と言ってもいいくらいです。
超音波は指向性が高く,周囲にあまり広がらず,
狭い範囲でビーム状に真っすぐ進む性質
(平面波と特徴が似てますね)があります。
これをうまく利用しているのがコウモリやイルカです。
彼らは超音波が聞けるだけではなく,出すこともできます。
【音波14】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 22, 2023
ドップラー効果(実戦問題2)
添付ファイル(3枚)を解こう。岐阜大学の過去問(2009年)です。テーマは「コウモリの獲物探知」。人の可聴音は𝟐𝟎Hz~𝟐万Hzといわれています。コウモリは最大𝟒𝟎万Hzの音まで聞くことができるそうです。さらに,超音波(~𝟏𝟐万Hz)を発生することもできます。 pic.twitter.com/D5JWezKrS7
【音波14】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 22, 2023
(解答・解説)
コウモリは人が音声を発するように声帯を震わせ喉から超音波を出すそうです。波の基本式から𝟏𝟐万Hzの音波の波長を求めてみてください。コウモリは出す音の波長を(コウモリのエサである)ガよりも短くできます。これがガより長いと ガをすり抜けてしまう(回折する)のです。 pic.twitter.com/ynVMJkkPrr
【音波 その15】
「ドップラー効果」(実戦問題3)
< 正弦波の式 → ドップラー効果 >
東北大学(2021年) 過去問解説
これまで見たことのない設定の問題が出題されたとき,
受験生はどう対応するか,
という問題に取り組む姿勢を出題者は答案から読み取りたい
と考えています。
正弦波の式(波の式)とドップラー効果,
それぞれが独立していると考えている受験生は多いと思います。
この問題では,
正弦波の式の位相に注目して「ドップラー効果の式」を導きます。
いろいろな解法がありますが,私の解法が一番スッキリしています。
是非,他と見比べてください。
【音波 その16】と【音波 その20】も参照してください。
関西大学(1995年)の問題(異なる媒質間のドップラー効果)と,
ポスト(ツイート)内でも触れている 早稲田大学(1988年) の問題です。
【音波15】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 25, 2023
ドップラー効果(実戦問題3)
添付ファイル(4枚)は東北大学(2021年)の過去問。正弦進行波の式からドップラー効果の式を導く問題。問(2)は1次元,問(3)は斜め方向で公式を導きます。記述式問題,誘導にのって解こう。余弦定理,近似公式,グラフ作成など,総合的な力が求められる問題です。 pic.twitter.com/L5PSKB64nT
【音波15】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 25, 2023
(解答・解説)
正弦波の式の位相を使って議論するタイプの問題は,早稲田大学の過去問(1988年)にも見られます(こちらは マイケルソン干渉計の応用問題として出題されました。後ほどここで扱います)。位相に注目すると,確かに観測者が動くことで振動数(角振動数)部分が変化しています。 pic.twitter.com/RRmEgQNAGU
【音波 その16】
「ドップラー効果」(実戦問題4)
< 異なる媒質間のドップラー効果・
等速円運動する観測者 >
関西大学(1995年)・駿台全国判定模試
過去問解説
< 異なる媒質間のドップラー効果 >
力学の「単振動」を習う前に波動を習っていた時代,すなわち
「正弦波の式」が[発展・応用]に入っていた2000年代,
「正弦波の式」から「ドップラー効果の式」を導出する入試問題は
考えられませんでした。
しかしそれ以前の入試問題をみると,
そのタイプの問題を見つけることができます。
そして現在,教育課程が変わり,
力学 → 波動 という正常な順番で物理が教えられるようになり,
このタイプの問題が普通に出題できるようになっています。
要注意です!
< 等速円運動する観測者 >
波の伝わる方向の(観測者の)速度成分によって,
観測する波の振動数が変化します。
観測者が観測する波の振動数は時刻 𝒕 とともにどのように変化するのか,
時間変化のグラフを選択させる問題もあります。
「波の数」に注目することは重要です。
ドップラー効果の式の導出や,波の干渉などでも
「波の数」に注目することがあります。練習を積んでおきましょう。
ちなみに,平面波の音波ってどうやって作るのでしょうか。
→ 「平面波スピーカ」って知っていますか。
平面波は直進性が高く,広がりにくい性質(指向性が高い)があります。
これ,電車の駅のホームのアナウンスに利用されているそうです。
1つのホームの片側が上りホームで反対側が下りホームのとき,
平面波スピーカならば声が混ざらない
(片側のホームの人にだけ聞こえる)のだとか。
平面波スピーカがなかった時代,
上りが男の人の声で,下りが女の人の声というように分かれていた
(声が混ざっても聞き取れるように)ことが多かったそうです。
【音波16】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 27, 2023
ドップラー効果(実戦問題4)
(問題)① 2媒質間のドップラー効果
添付ファイル(4枚)は関西大学の過去問(1995年)。正弦波の式を利用したドップラー効果の式の導出(「周期」で議論をしていますが…)です。今回は「風,流れ」そして「媒質が途中で変わる」という設定で,少し複雑になります。 pic.twitter.com/veZddTAxVw
【音波16】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 27, 2023
(解答・解説)
解説で3⃣は,2⃣の 𝑻₀ に 𝑻₁ の値を代入していますが,音源の動きと観測者の動きの両方の影響を考慮するということです。媒質が途中で変わる場合,境界面が受け取る振動数を求め,その境界面がその振動数で振動する波源と考えて,観測者が受け取る振動数を求めます。 pic.twitter.com/FyUIPlw8Ot
【音波16】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 27, 2023
(問題)② 等速円運動する観測者
添付ファイル(2枚)は駿台全国判定模試の過去問。観測者が等速円運動し,速度の向きによって振動数が変化します(「波の基本式」を適用して解くことも可能です)。観測者を通過する波の数については,波の動きと観測者の動きの両方を考えなければなりません。 pic.twitter.com/0MVMcwYG9R
【音波 その17】
「ドップラー効果」(実戦問題5)
< 斜め方向から風が吹くドップラー効果 >
大阪大学(1988年)・九州大学(1989年)
過去問解説
風が吹く(媒質が動く)のですが,
その方向が音源の進行方向に対して斜めであることが
この問題を少し複雑にしています。
無風時の音の速度,風の速度,実際に観測者に伝わる音の速度を,
それぞれベクトルで表して関係式を導きます。
これは,力学で速度ベクトルを習ったときに必ず解く問題
「流れのある川を岸に直角に渡るには?」に似ています。
大阪大学の問題と九州大学の問題を解けば,
このタイプの問題の対策としては十分だと思います。
【音波17】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 29, 2023
ドップラー効果(実戦問題5)
(問題)① 斜め方向から風が吹くとき
添付ファイル(2枚)は大阪大学の過去問(1988年)。音源の進行方向に対し斜めに風が吹くタイプのドップラー効果。これは19世紀末,マイケルソンとモーリーが「エーテルの風」を検出しようとした実験にもつながる興味深い問題。 pic.twitter.com/fmDDDIgQYC
【音波17】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 29, 2023
(解答・解説)①
(問題)② 媒質の流れの影響を受けるとき
「風があるとき」は観測者に伝わる音の速さは「速度の合成」で。A駅,B駅,C駅を通過しなければならないので,この電車は『急行』電車 なのです(どうでもいい話ですが…)
添付ファイル2枚目からは,九州大学の過去問(1989年)。 pic.twitter.com/yeCXMhYIFz
【音波17】
— マナ物理 (@manabu_physics) September 29, 2023
(解答・解説)②
静水時の音速と潮の流れをベクトル的に合成して,鉛直上方に伝わる音波の音速を考えます。これは流れのある川を岸に垂直に横切るときの問題に似てる。大学入試問題正解には「(2)はできなくても仕方ない」とありましたが,そんなことはありません。最後まで解き切ろう! pic.twitter.com/V1raKZbMrj
【ちょっと物理から離れて】
私は生徒や保護者に対して
「こんな視点はどうですか?」
という話をよくします。
その話の一部を X (旧:Twitter) に投稿することがあります。
【保護者会での話】
— マナ物理 (@manabu_physics) April 20, 2021
私(学年主任)
「テーマは『疑問に思う』」
①「このロゴを見て疑問に思うところはないですか?」
②「これが四つ葉のクローバー(シロツメグサ)です。葉はハート形ではなく卵形」
③「ロゴの植物は『カタバミ』」
④「したがって,正式には『ももカタ(ももいろカタバミZ)』(笑)」 pic.twitter.com/GGFrh0tBkR
【しょくぱんまんの疑問】
— マナ物理 (@manabu_physics) April 24, 2021
昔は,お腹がすいた人に顔を日光で焼き,トーストして提供していました。
「しょくぱんまん最大の謎」は「兄弟がいるのか?」
食パンは6枚切りか8枚切りなので,6人兄弟か8人兄弟…いやいや,8人兄弟か,10人兄弟ですね。端の兄弟が2人。顔または後頭部が褐色の兄弟。
【春期講習での話】
— マナ物理 (@manabu_physics) March 27, 2021
「努力をしている者は,努力をしていない者には勝てるが,楽しんでいる者には勝てない」
確かにこれは正しい。しかし今年の卒業生を見ていて私の考えは少し変わった。“さらにその上”があった。それは…
「みんなで楽しんでいる者たち」
「まわりも一緒に巻き込んで楽しむ者たち」
<おまけ>(そして物理に戻る…)
【春期講習での話】
— マナ物理 (@manabu_physics) April 2, 2021
立命館大学理工後期分割方式は数学と理科1科目のみで受験できる。物理は変な問題が多い。1997年の過去問から。
「舞山関は速度vで当たろうとしたが,土俵中央で高浪関に体を開かれ,次の瞬間には,高浪関を中心に半径8a速さvの等速円運動となり…」
いや,もうそれはプロレス(笑)
「これだけで合格!」
— マナ物理 (@manabu_physics) November 8, 2019
「世界一わかりやすい」
「宇宙一わかりやすい」
う~ん,よくこんな書名をつけられるなぁ。
個人的に衝撃を受けた物理参考書は,
「橋元流 解法の大原則」です。
何が衝撃的かというと,
「講師が解説しやすいものだけ解説し,その他は無視していい」
を教えてくれたこと(笑)
私が物理参考書を出版するなら,
— マナ物理 (@manabu_physics) November 8, 2019
「できるようになる…かもしれない」という書名にします。
ニックネームは「かも本(カモボン)」
…売れへんな。
【音波 その18】
「ドップラー効果」(実戦問題6)
< 光のドップラー効果 >
立命館大学(1989年) 過去問解説
ドップラー効果は音波に特有の現象ではなく,
水面波や光波などの他の波でも起こります。
この立命館大学の問題は,設定が少し複雑なのですが,
動く壁で反射された光がドップラー効果により振動数が小さくなり,
振動数の変化なく届いた光と重ね合わさって「うなり」を生じます。
3つ目のツイートでは「赤方偏移」に関する誤解について述べています。
【音波18】
— マナ物理 (@manabu_physics) October 2, 2023
ドップラー効果(実戦問題6)
添付ファイル(4枚)を解いてください。立命館大学(1989年)の過去問。光のドップラー効果の問題。音と同様に扱うことができると考えます。ドップラー自身が速度と振動数の数学的な関係を見いだしたのは1842年。実験的に確かめたのは,ボイス・バロットで1845年。 pic.twitter.com/W0EKx4ARy7
【音波18】
— マナ物理 (@manabu_physics) October 2, 2023
(解答・解説)
バロットの実験方法が面白いんです。列車に乗ったトランペット奏者が 𝐆 の音を吹き続け,それを絶対音感を持った音楽家が聞いて音程が変化することから証明を試みました。「なぜ 𝐆 なのか?」その理由を知っている人,教えてください。
最後の(参考)の話は笑えましたか? pic.twitter.com/9SzgLMxBPo
【音波18】
— マナ物理 (@manabu_physics) October 2, 2023
(補足)
「赤方偏移」(銀河が本来の色より赤くなる現象)について。発見当初は「光のドップラー効果」と考えられていましたが,今では「光源は空間に固定されていて,空間そのものが伸びることによって光の波長が伸びる現象」と解釈されています。これを「宇宙論的赤方偏移」といいます。
【音波 その19】
「ドップラー効果」(実戦問題7)
< 光速を超えるように見える現象 >
早稲田大学教育学部(1988年) 過去問解説
「光速を超えるように見える現象」を扱った問題です。
1988年当時,この問題は新傾向の問題でしたが,
今でもこの問題は新傾向だと思います(笑)
「考察」では,ドップラー効果の知識を使って,
この現象を読み解いてみました。
合成波が元の波より速さが速くなる(ように見える)現象は,
平面波(水面波)の反射の実験で確認することができます。
【音波19】
— マナ物理 (@manabu_physics) October 4, 2023
ドップラー効果(実戦問題7)
添付ファイル(3枚)は早稲田大学教育学部の過去問(1988年)。「光速を超える(ように見える)現象」を扱った問題。「ドップラー効果の式」を知らなくても解ける興味深い現象です。【解説】【考察】も含め是非最後まで読んでみてください。
注:4枚目は解答です。 pic.twitter.com/cakicW3jjq
【音波19】
— マナ物理 (@manabu_physics) October 4, 2023
(解答・解説)・(考察)
扱っているものは意味が取りづらいのですが,(誘導がていねいなので)この問題を生徒に解かせると,正答率は意外と高くなります。そして,解答を進めていくうちに気がつく生徒が現れます。「あれ? これは斜め方向のドップラー効果の式に似てる」と。す…鋭い! pic.twitter.com/bHaKGtz1jo
【音波 その20】
「ドップラー効果」(実戦問題8)
< マイケルソン干渉計とうなり >
早稲田大学理工学部(1988年) 過去問解説
ドップラー効果の問題というよりは,マイケルソンの干渉計ですが,
単振動の式の位相部分に注目をして,
(角)振動数に変化が起こることを確認します
(【音波15】も参照してください)。
問題自体は設定が少し複雑で,途中,
疑問に思う箇所がいくつか出てくると思います。
できるだけその疑問を解消できるように解説してみました。
【音波20】
— マナ物理 (@manabu_physics) October 6, 2023
ドップラー効果(実戦問題8)
添付ファイル(4枚)は早稲田大学理工(1988年)の過去問です。マイケルソン干渉計ですが,反射鏡を動かすことでドップラー効果を起こし,うなりも生じさせます。疑問に思わず解き進められる人と,設定に疑問を持ち手が止まってしまう人がいます。少し怖い問題。 pic.twitter.com/eXEU3Vllvw
【音波20】
— マナ物理 (@manabu_physics) October 6, 2023
(解答・解説)
解説にも書きましたが,この早稲田理工の問題は10番目の小問を9番目より先に解いた方が解きやすいです。
ひとまずこれで,「音波」そして「波動分野」のつぶやきを終えます。数日後,「マナ物理 note」に「波動分野『音波』」を投稿することで,波動分野がそろいます! pic.twitter.com/XrC5YH9DlD
以上です。お疲れ様でした! マナブ