速く走るうえで緊張と緩和はすごく大切です。
速く走るためには、筋肉、素早く動かす必要があります。
そのためには、リラックスした状態で走ることが必要になってきます。
筋肉自体が、緩んだり縮んだりすることにより動きます。
その筋肉が、緊張しすぎていたりまたは緩んでいたりしすぎると素早く動くことができません。
ですので、トレーニングの段階から程良い、緊張と緩和を繰り返す練習が必要になってきます。
しかし、厳しいコーチや指導者に当たってしまうとかなりの緊張感の中でミスを犯さないように練習をするプレッシャーから体が硬くなってしまいうまく緊張と緩和が取れないまま練習をしてしまうことになります。
このようなトレーニング練習をしてしまうといざ本番に弱くなってしまったり、柔軟性のない体作りになってしまいます。
逆に、優しい指導者になると緊張感がない分、練習がだらけてしまったり、時間が長い指導になってしまったりしてしまい、程良い緊張感がないので瞬発力や俊敏な動きを身に付けるトレーニングの精度が落ちてしまうことがあります。
良い指導者は、緊張と緩和をちょうどバランスよく組み込みながらトレーニングや練習できることが良いと思います。
これは指導経験をすればある程度わかってくる部分かなと思います。
しかし、昔から厳しい指導しかされてこなかった指導者は、厳しい指導になりがちですし、遊びを通したり、優しい指導者に指導されてきた指導者は、緊張感のない指導になってしまいがちです。
いろいろなことを経験しながら、ちょうど良いバランスを保ちながら指導できる指導者を目指してみる、さらに今よりも子供たちは運動楽しくできたりまたはスポーツ能力の向上が上がっていくかもしれません。