昼夜のモスクは太陽が煌めき月は光輝く 保坂兄弟(保坂学と保坂耕司)のアラブ放浪記
こんにちは
保坂学です。
前回の投稿の続編を書いています。
お暇な時に是非ともチェックして下さいね。
1話
2話
3話
前回のブログを見るのが面倒な方へ
あらすじ
アラブ首長国連邦のアブダビのグランドモスクに行った時に感じたこと、世界で一番大きなモスクであり、豪華に建築され世界一のペルシャ絨毯、そして施工に関わった業者も全て世界一を誇ったことなど、世界一ばかりのハナシを投稿しました。
今回の記事テーマは、「グランドモスクの彫刻や外観は、豪華過ぎて目が回る」という話になります。
今回は昔のモバイル写真をたくさん使っているので、数枚の写真画質が悪いけど許してね。
エントランスから礼拝堂へと続く長い廊下には、1000本を超える桁違いの大きさの柱が、寸分の狂いなく並んでいます。
大理石の柱には、伝統的な模様などの様々な柄が手彫りで彫られています。
赤、青、金なのか、色が判別出来ない色彩でした。
その色彩は幻想的に調和されて、神秘的に輝いているグランドモスクを彩っていました。
柱の彫刻は、柱根から上に枝が伸びているような柄で、中東圏に多く生息するパーム柄を16世紀頃イタリアの技法で彫刻しているそうです。
UAE初代大統領のシェイク ザイード ビン スルタン アル ナヒヤーン氏は、国家の垣根を超えた、普遍的な理念がありました。
グランドモスクを建設するにあたり、彼はスローガンとして、世界をひとつに「Unites the world」という理念を提唱しました。
その理念を実現するために、著名な技術者が世界各国から集められました。
総勢3000人以上、38社の企業、イタリア、ドイツ、モロッコ、トルコ、中国、イギリス、ニュージーランド、ギリシャ、アラブ首長国連邦など世界中から集められました。
時代を越えるための素材選びから、未来を見据えた建築様式まで、全てにおいて熟考を重ね建設されました。
彼は世界が手を取り合う未来を考えた思想を持っていました。
その思想は、このモスクのために、人、モノ、技術の世界の垣根を超えて集まり、誰もが認める歴史に残る建造物を完成させることが出来ました。
しかしながら、彼は完成を間近に他界しました。
現在の様子を見ると、世界中の観光客が豪華絢爛なモスクに訪問しており、これは彼が望んでいた姿なのだと思います。
モスクの周りを囲うように、澄んだ水が流れる池はは、日光の陽射しで輝いていて、月光はモスクの姿を、幻想的に映し出します。
純白の大理石が施された床、天井、柱には、ゴールドのような色が装飾され、モスクの壮大さや神々しさを引き立たせています。
株式会社PLUSの役員にはアラブ人がいるので、彼の考えを理解するために、社内で弟の保坂耕司と宗教について語るのですが、僕らの意見では仏教に近い考え方があったので理解しやすかったかな。
シェイク ザイード グランド モスクはいかがでしたでしょうか?
この場所は、アブダビにあるというだけで、ドバイに旅行に来た方は、遠く感じてしまいます。
しかし、実際のところドバイから半日あれば往復が出来ます。
ここでしか経験できない、壮大なイスラム教の世界観を、自身の目で肌で感じてみてください。
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