謎の番組【土曜イレブン】を調査する④日本テレビ版土曜イレブン編(その1)
前回の続きということで、1973年4月より通称であった「土曜イレブン」が正式タイトルになり日本テレビ系列にて土曜夜11時45分放送開始されました。
司会は俳優の佐藤允さんが、アシスタントは岡崎友紀さんや奈美悦子さんなどが担当していました。
以前ウィキペディアでは、名古屋テレビから中京テレビにネットチェンジした時に一時期中京テレビで制作されたと記述がありましたが結論から言いますと。中京テレビでは制作していませんでした!
なお今回の土曜イレブンについては図書館で当時の新聞縮刷版を片っ端から読み漁りました、テレビ欄のサブタイトルを読むと今ではアウトな内容だと(笑)
そんなサブタイトルを一部だけ抜粋
第1回の「小説家になる処世術」はまだいいとしてその後は女や裸やヌードなど明らかに男性向けな内容であったと推測されます。
番組も一部を除いては生放送であったために、番組中に女性の映してはいけないところが出てしまい始末書を出したこともあったようです。
古い番組かつ内容上VTRなんて残ってないだろうと思ったら、何年か前にCSチャンネル「衛星劇場」のミッドナイトアワーで土曜イレブンが40年以上振りに再放送されました。つまり日本テレビにはまだVTRが残っているということですね
ところが、衛星劇場の再放送では肖像権や今の放送基準によりヌード女優の顔と裸にはボカシが入りほとんどの場面で見るに耐え難いものであったが当時の雰囲気は感じ取れました(苦笑)
今回はここまで、次回は土曜イレブン終了までについて。