経理はこんなこともするんだよって1つの事例として情報提供していきたい
まなびの事務部 こみや です。
よろしくお願いします。
Twitterで簿記についての発信を多くしています。
日商簿記の資格を取得したい人がたくさんいて、少しでもチカラになれたらと思って簿記を中心に発信をしていたのですが、そもそも何でみんな簿記の資格を取得したいのか・・・?と疑問が出てきました。
探ってみた限り「経理職に就職、転職したい人」が大部分を占めていました。
経理職は簿記の知識は必須ですからね。
でも経理職って実際には何をするのか知っている人はどのくらいいるんでしょうか?
経理に限らず仕事内容は会社によって違いますよね。
でもまったく仕事内容を知らないよりは、こういうこともするんだよ~って事例を知ることで就職後のイメージもつきやすいし、じゃあ今のうちにこういうことも勉強しておこうかなって備えることができると思うんです。
経理職で一番誤解されやすいのが、コミュニケーション能力についてです。
経理って黙々と仕事するからコミュニケーション能力は必要ないって思われがちですが、そんなことは全くありません。
経理だって自分の部署の窓口に立って対応するし、電話だってとる。
経理内部で仕事が完結するわけじゃなく、他部署との連携は必須。
実際には人と関わることはかなり多いです。
そんな声もTwitterで知ることができました。
私も最初は、人と関わることはなくて黙々とパソコンで伝票を入力するだけだと思っていました。
でも入社してすぐにそれは違うっていうことがわかりました。
以前は医療・介護・福祉の大きなグループ法人に勤めていて、同じグループ法人内ではありますが、3施設の異動を経験してすべての施設で「黙々とパソコンで伝票を入力するだけではない」ということは共通でした。
入社した当時は窓口対応と電話対応と現金を数える仕事だけで1日が終わっていたくらいです。
自分のイスに座ったかと思えば窓口対応にすぐ立つ、なんて普通で。
え?自分の担当の仕事はいつしたらいいの?と焦るくらい毎日が慌ただしく過ぎていました。
入社して数年たっても、忙しい時は窓口で受け取った突発的な仕事や電話対応だけで1日が終わって予定していた仕事が全然できなかった、というのもあるあるです。
タスク管理、スケジュール管理、作業効率化が大切になってきますね。
簿記の情報はたくさんあります。
テキストはもちろん、講座や動画もたくさんあります。
でも経理の仕事についてのこういう現場レベルの情報は少ないですよね。
会社ごとにやり方、やる事が違うっていうのが大きな要因だとは思います。
経理の仕事についての本もあるにはあるけど、経理のメインの仕事のことだけで電話対応や窓口対応、その他の雑務などについてはほとんど書かれていません。
なので、私が経験して悩んだこと、工夫したことなどを発信して経理ってこういうこともするんだよって1つの事例として経理職に興味を持ってくれている人に情報提供していきたいと思います。