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両親の大反対を応援に変えた     はまじ的モデルへの道のり

浜島直子さんプロフィール
"はまじ"の愛称で親しまれている北海道出身のモデルで、多くのメディアで活躍中。一児の母。夫との絵本作家ユニット「阿部はまじ」として「しろ」「ねぶしろ」などの絵本を出版。随筆集に「蝶の粉」。

公式サイト:
http://hamaji.jp/
インスタグラム:
https://www.instagram.com/hamaji_0912/

諸岡:マナビモ!みらいしごと図鑑、今回のゲストは浜島直子さんです。よろしくお願いします。

諸岡:私はいつも、はまじちゃんと呼ばせて頂いていて。

浜島:私はもろちゃんと呼ばせてもらっています。

諸岡:もろちゃんとはまじちゃんで、今日もよろしくお願いします。さあ、はまじちゃんといえば、一緒の時代にミステリーハンターをね。

浜島:そう。それでお互い日本に居る時間がすれ違って少なかったから、その貴重な時間によく飲みに行ってたよね。同じタイミングで子供も産んだから、なんかママ友としても。

諸岡:ねえ。

蛇の抜け殻を・・・

諸岡:はまじちゃんって、子供の頃ってどんな子どもだった?

浜島:ひとことで言うと、野生児。

諸岡:はっはっは。子供の頃に住んでたのって北海道のどこ?

浜島:北海道の中で・・・私の父が銀行員だったからすごく転勤が多かったので、富良野とか札幌とか転々としてた。

諸岡:富良野って言うとやっぱりね。

浜島:るーるるるるー。

諸岡:ね(笑)

浜島:もうね、いつもいつも外で遊んでいて、真っ黒に日焼けして、ちょっとヘビの抜け殻があったら首に巻いたりして。

諸岡:意味がわからない(笑)

浜島:目にうつる塀、全部にのぼりたかったの。田舎だからなのか、近所の人たちみんな知り合いで、勝手に家に入ったり庭に入ったりしても怒られない環境だったから許されたのかもしれないんだけど、学校帰りも人の家の塀をつたって、1回も地面に足がつかなかったら「今日は合格!」みたいな(笑)

モデルへの憧れ

諸岡:すごい。そんな、本当にワイルドな幼少期を過ごしたはまじちゃんが、なんでモデルになりたいと思いはじめたんだろう?

浜島:お姉ちゃんが1人いるんですけど、その姉がいつもティーン雑誌を読んでいて、私がそれをこそこそ盗み見していたのね。「こんな世界があるんだ!」ってすごくショックだったの。それが中学生ぐらいかな。今までワイルドに生きてきたのに、こんな華やかでキラキラしていて、お化粧も綺麗にしてもらって、素敵な服を着てにっこり笑って、なんて素敵な!お姫様みたい!と思って、とっても衝撃だったの。子供の頃から洋服は大好きだったから、母親とか姉の服をとっかえひっかえ自分なりに着て遊んでいたりもして。

諸岡:へえ。

浜島:で、高校1年生の時にそのティーン雑誌が専属モデルを募集してたのね。で、私が「あ、私のこと?」って思って。

諸岡:すごい。そこがまた才能。開花し始め。

浜島:「もうやるしかない!」って思って応募したんだけど、1次の書類選考で落とされてしまって。「なんて見る目のない会社なんだ」と思って。

諸岡:強気。そこがすごいよね。

浜島:でも、本当に落ち込んで。今まで憧れていた世界にちょっと現実のはしごがかかろうとしていたところで、はしごを外されたような感じ?「あ、いけないんだ、あの場所に。ただの夢だったんだ」って初めての絶望。

新たな夢へのはしご

諸岡:うんうん。

浜島:それで高校3年生になって、いよいよちゃんと自分で進路を考えなきゃいけない、どうしようっていう時に、当時『mc Sister』という婦人画報社さんの雑誌があって、そのファッションショーを見に行ったら・・・

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