【発音解説⑩】R音声母音の発音
Ryoです!
ということで発音記号を通して
英語の音を解説しています!
こちらは私の尊敬するHitomi Kengo先生が運営する
「英語で悩むあなたのために」というサイトから拝借した画像です。
前回までに/iː/, /ɪ/, /i/, /e/, /æ/, /ɑ/, /ʌ/, /ʊ/, /u/ , /ə/の発音について解説しました。
↓↓↓
今回はR音声母音について解説していこうと思います!
R音声母音について
R音声母音とは
のことを指します。
今回は/ɚ/, /ɑːr/, /ɔːr/ のRの音色を帯びる
3つを解説していこうと思います!
/ɚ/について
この/ɚ/の音素は
子音の r と全く同じ音だと捉えられます。
舌先が上あご方向に巻き上がるように接近し
上顎との空間が狭くなったところを声が通過します。
この空間の狭さが音を妨げていると見做せば死因であり
この程度は障害にはなっていないと見做せば母音として扱われます。
母音として扱われる時には/ɚ/という記号を使って表記されます。
/ɚ/ に関しては /ɝ/ という記号を用いていたり
/ ər / と2 文字で1 音を表していたりするものも多く見かけます。
要するに
/ɚ /=/ ɝ /=/ ər /
であり長音として表記する場合は
/ɚː /=/ ɝː /=/ əːr /
という書き方が存在するということです。
また、前回の記事でご説明をした/ə/ と表記が似ていますが、
注意すべきは
/ə/ は「曖昧母音」で「あらゆる母音が弱形化」した結果の音なので
強勢が置かれることは決してありませんが
R 音声母音/ɚ/は下記のように
強勢を受けることもあり得ます。
/ɑːr/ について
この/ɑːr/ は /ɑ/ 音を伸ばしつつ
舌先が持ち上がっていき
/r(=ɚ)/音へと変化します。
/ɑ/ さえ習得できていれば
その音を長めに発音しつつ
/r/ 音を末尾に添えればOKです。
舌が途中から持ち上がっていくため
音が徐々に/ɑ/から/r/ へと移っていく変化が音に現れます。
先の/ɚ/の音との区別は
この舌が最初から上顎に接近している状態で固定されている/ɚ/に対して
/ɑ/ を伸ばしながら舌が上顎方向に反り返っていく/ɑːr/という意識を
持てると良いかと思います。
/ɔːr/ について
/ɑːr/ と同様に /ɔː/の音から/r/音へと変化して
1つの音を作り出します。
/ɔ/ は円唇母音なので
発音の際は唇が丸みを帯びる点が特徴です。
こちらも/ɑːr/の時のように、
途中から舌が上方向に反り返って/r/ の音を加えていく点が
最初から/r/ の状態で固定されて発音される/ɚ/と
異なる点になります。
まとめ
さて、本日はR音声母音の発音を
3つ一気に解説しました。
次回も同様に
母音の解説をしていこうと思いますので
もしよかったら発音の学習のお供にしてください。
それでは!
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