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英語の発音は全部でいくつある?

Ryoです!
来週から通っている大学院の
新しいterm が始まります。

また学びに溢れた充実した(=超忙しい)生活に
戻っていくことになります。

それでも、この記事の発信は止めずに
英語学習者の役に立てるような記事を書いていきます。
ぜひ、ご拝読いただけると嬉しいです。

さて、本日も前回に引き続き
発音の基礎的な部分にフォーカスをしていきます!

前回は「スペルと発音の関係の希薄性」について
まとめました。

前回記事↓↓↓

今回は

英語の音は全部でいくつあるの?
母音と子音の定義の違いってなに?

についてまとめていきます!


英語の発音は全部でいくつあるの?

英語の「音」が全部でいくつあるか、
皆さんは考えたことがありますか?

よく考えれば、言語学習の超基本であり、
日本語でも最初は「あいうえお」と
最小単位の「音」(日本語の場合はすなわち文字でもある)を学びます。

ところが、英語だと
どうもその全体像が見えていないというケースが多いのです。

なぜかと言うと、
英語の音の数は音声学的な立場によって数が異なり
答えが一つに定められていな
いからです。

例えばこちらの方は
母音26個+子音24個
と記事の中で説明しています。

東大の資料では
母音約15個+子音24個
と説明しています。

なぜ母音の数に
違いが生まれるのでしょうか?

これは「母音と子音の違いの定義」に関係しています。


母音と子音の違いの定義

母音と子音の違いについては
以下のように定義することができます。

口腔内で空気の流れが
「特に」妨げられずに発せられる音が母音であり、
そうでない場合は子音となる

このときに
どの音は妨げが生じていて、どの音が生じていないか
という解釈に違いが生まれているため、
母音の数に差が生じています。

特にポイントになるのは
/r/ を巻き込む音です。

/r/ の発音は、
舌先を上顎に向けて接近させ、
狭くなったスペースに音を通します。

このときに、この「狭くなったスペース」を
「空気が妨げられている」と考えるか、
スムーズに通れているのだから
「空気は妨げられていない」と考えるかに分かれます。

これによって/r/ を巻き込んだ音が一つの母音として
認識されると母音の数は多くなるわけです。

この母音の数の違いによって
英語の発音はなんだか曖昧で
つかみどころがないように感じられてしまい、
英語学習者から敬遠されてしまうケースがあります。

何度も言いますが、
英語学習のスタートは「音」からです。

まとめ

というわけで、英語の発音に関する
母音と子音の数とその定義の違いについて
説明いたしました!

次回からはいよいよ
一つ一つの発音を解説していこうと思います。

ちなみに、今後の発音に関する説明記事では
少なく分かりやすいので、
母音15個+子音24個
で話を進めていこうと思います。
(これで特に弊害はありません)

ぜひ次回もお楽しみに!
それでは!


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