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英語の単語や文法を使いこなせるようになるための学習方法

Ryoです!

大学院の今期ラストのTermが来週から始まります。
もうすでに心がバクバクしています。

またあの死ぬほど忙しい日々が始まるのか…
と感じる部分もありますが、新しい出会いと学びにワクワクもしています!

今の自分よりもさらにレベルアップできるよう
一生懸命学んできます!

さて、前回の記事では
英語の単語や文法がいつまでも使えない理由として

「覚えること」をゴールにおいた学習に終始してしまうこと

をBloom’s taxonomy を紹介しながら説明いたしました。

今回は、それぞれのステージで
どのような学習が考えられるのか、
より具体的に提案してみようと思います!

あなたの日々の英語学習の
参考になれば幸いです!

単語や文法を自分のものにするための学習方法

前回ご紹介したBloom’s taxonomy には
6つのステージがありました。

一番低位に “Remember” があり、
そこから
Understand 「理解する」
Apply「応用する」
Analyze「分析する」
Evaluate「評価する」
Create「想像する」

と上がっていきました。

それぞれの定義は前回の記事をご参照いただき、
ここではそれぞれでどのような学習活動が考えられるか、
具体例を考えていきたいと思います。

①Understand「理解する」

ここでは、
Explain ideas or concepts
と書かれています。

活動としては
classify, describe, explain, identify, locate, recognize, report, select, translate
などが挙げられています。

これらを元に、覚えた単語や文法を使って
どのような学習が考えられるでしょうか。

私だったら以下のような学習を取り入れます。

1)具体的な文を作る
覚えた単語や文法を使って実際に自分で文を作ってみる
2)言い換える
覚えた単語を別の英語を使って説明してみる
3)説明する
覚えた文法を自分の言葉で説明してみる

②Apply「応用する」

Use infromation in new situations
覚えた単語や文法を学んだ文脈以外、
つまり実践で使ってみるフェーズです。

execute, implement, solve, use, demonstrate, interpret, operate, schedule, sketch
などの動詞が挙げられていますね。

実際の活動として私であれば

1)会話で使ってみる
覚えた単語や文法を実際の英会話で使ってみる
2)発表で使ってみる
覚えた単語や文法を使って発表資料を作り、発表する
3)独り言で使ってみる
覚えた単語や文法を使って動画を撮影してみる
※SNSに投稿してみる

などを組み込むと思います。

③Analyze「分析する」

活動としてもかなり高度になってきました。

Draw connections among ideas
とすでに知っている知識と結びつけて
記憶の定着と理解の深度をより強固にするフェーズですね。

differentiate, organize, relate, compare, contrast, distinguish, examine, experiment, question, test
など、他の知識との比較が強く意識されていることが分かります。

1)似たような意味のものと比較する
覚えた単語や文法と似た意味や用法を持つものとの違いを説明する
2)相関性を探す
覚えた単語や文法と関連性の強いものを見つけ出す
3)矛盾点を探す
覚えた単語や文法の間違った使用の根拠を追求する

活動例としてはこんな感じでしょうか。

こうなってくると外部の発問なども欲しくなってくるフェーズですね。

④Evaluate「評価する」

Justify a satan or decision

Critical thinking とも呼ばれる批判的思考を育む段階です。
物事の因果関係にフォーカスし、正当な評価を下すために
学んだ知識を活用するフェーズです。

appraise, argue, defend, select, support, value, critique, weigh

などの動詞が使われており、
自分の考えや立場などを正当化したり、
ある考えに対して批判的な立場を取ったりするのに
学んだ知識を使っていきます。

1)ディベートをする
学んだ単語や文法を使って賛成、反対を英語で説明する
2)評価する
学んだ単語や文法を使って、良い、悪い、を論じる
3)批判する
学んだ単語や文法を使って、ある考えに批判を展開する

ここで気をつけるべきは
「批判」という日本語のもつイメージから
「悪いところに着目し、反対の意見を投じる」
ということだと思い込まないことです。

英語のcritisize(批判する)の定義は

“criticize something to judge the good and bad qualities of something”

とも書かれています。

良いも悪いも含めて、
しっかりと根拠をもとに客観的に評価していくことを
「批判する」
と捉えます。

⑤Create「創造する」

いよいよ最上位の活動です。

Produce new or original work

新しい価値の想像の段階ですが、
全てを0から生み出す必要はありません。

design, assemble, construct, conjuncture, develop, formulate, author, investigate

など、あるものをもとに
それを発展させたり、リデザインしたりすることも含まれます。

1)仮説検証する
学んだ単語や文法を使って(あるいはそれ自身に対して)ある仮説を立てて、それを他の例から検証する
2)問題解決をする
学んだ単語や文法を使って、ある問題を解決する
※問題集の問題ではなく、身の回りの実際に存在する問題
3)新しい作品を作る
学んだ単語や文法を使って、動画や作文をする

1人だとなかなかイメージが湧きにくいフェーズですね。
私の大学院での学びは多くがこういった活動になっています。
また、UpWorkなどを使って海外の案件に取り組むことも
非常に良い学びの機会になると思います!

まとめ

今回は少し長くなってしまいましたが、
具体的な学習活動を説明してみました。

これでもまだ抽象度は高く、
実際に自分で何をやったらいいか分からないという方もいるかもしれません。

そんな時は、ぜひ一度LINEの方でご連絡いただければ
それぞれに合った学習活動を一緒に考えたいと思いますので
お気軽にお声掛けくださいね♪

それではまた!

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