PBLインターン「Bridge」9日目
イベントを観る
この日は、協働団体であるN.G.I.の子ども向けイベント「たまレンジャー」のリハーサルに参加。
N.G.I.は5年前から子ども(小中学生と未就学児)を対象とした環境教育イベントを年に2度、春(3月)と夏(8月)に実施しています。今年度はあきる野市と共催であきる野市の名産品「のらぼう菜」という野菜を使った収穫体験、食育をテーマにしたイベントを行います。
イベント実施になれた学生の準備風景や段取り、視点を知ることで新しい学びを得てもらいたいという趣旨。また同じ学生同士ということでモチベーション的にも触発してもらえたらな。
普段の立川とは違い、JR五日市線の東秋留駅に集合したインターンメンバー。N.G.I.メンバーと共にイベントの舞台となる農場を経由し、会場となる秋川中央公民館へ。
実はイベントのリハーサルは2度目。下見を含めると4〜5回は現地を訪れています。
イベントにおいては、現地を想定して行うシミュレーションは最重要の項目となります。1度目のシミュレーションで不具合が出たところを修正し、この2度目のシミュレーションで試してみます。つまりこの日はイベント前最後の現地でプログラムを試す場。もっとも完成度の高い状態のものが求められます。
公民館に到着した一行は当日の流れを確認後、雨の降る中、本番で使用する場所を歩きながら動きを想像してシミュレーション。大人の視点だけではなく、子どもの視点から見た景色を想像して動いてみます。
「この距離は子どもの足だとどれくらいかかる?」
「そもそも、集合場所を統一しておいた方が動きやすいんじゃ?」
現地の風景を見ながら移動してみると机に座って話していること以外の視点が見えてきます。大事なのはこの視点を「全員」が共有すること。見てきた人がそのことを伝えても本質は伝わらない。百聞は一見にしかず。
一通りの外の動きをシミュレーションした一行。
公民館に戻り、別建てで考えている雨の日用のプランを試してみます。雨にはならないことを祈りつつもちゃんとリスクヘッジはしておきます。
雨の日プランをやってみて。
「この企画面白いから晴れでもどっかのタイミングでやろう!」
実際にやってみることはやっぱり大事。
午後からはメインとなるのらぼう菜を使った調理プログラム。
子どもたちと作るとはいえ、本番でミスするなんてことは絶対にしてはならない。念入りに段取りを確認。
インターンチームも作業に参加しながらレシピを覚えます。作ったことのないメニューだとか、料理は普段まったくしないとか、そんなことは関係ない。絶対に成功させることが求められる。ワイワイと楽しみながらも、どこかに緊張した雰囲気が漂っていましたね。
個人で作ったのを含め、何度も作っているだけあって、上手に作ることができました(実は何度も作り方修正しているのです)。
本番もこんなに上手にできたら子どもたちとっても喜ぶだろうね。
最終目的は
もちろんうまくいったことばかりではなく直す点も多々あり。
本番まであと2週間。N.G.I.メンバーはこのあと夜もミーティングへ。
大事なのは個々の視点で気づいたことを、しっかりと全員に共有する姿勢。もめることもあるかもしれないけど、企画のクオリティをより上げることが何よりも重要なこと。それは全員共通の認識。だから遠慮なんてしている場合ではない。
最大の目的はイベントの成功なのだから。
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3月14日(月)
9時30分〜16時30分 たまレンジャーリハーサル参加
参加者:インターンシップ学生4名
担当:佐藤、川崎(学生団体N.G.I.代表)
協力:学生団体N.G.I.
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