過去記事より。参考まで。
2021/7/13(火)現在の仮想通貨市場、今後の見立て
・市場に棲む魔物
金融マーケットはいかに散り散りになっている金融資産を吸い上げるかという考えのもとに成り立っています。
資金を吸い上げてはその吸い上げた資金を刈り取る。その繰り返しを「魔物」が行っていると想定されます。特に仮想通貨市場は時価総額的にもその操縦がしやすいです。「魔物」の正体はここでは割愛しますが、我々弱小個人はその流れの中で利益を上げていかなければならないので、とても難しい戦いになることは必至です。
・仮想通貨市場がどこまで伸びるか
仮想通貨のマーケットはまだ最大でも2兆ドル程度しか集めていません(2021年4月高値時)。ダウの時価総額が20兆ドル程度なのて、仮想通貨市場のファンダメンタルとしては長い目でいずれそういった水準に近づいていくと考えます。
・今の状況
2021年7月現在、「刈り取り」のターンが継続中なのか「吸い上げ」のターンに変わり身するのか、際どい状況です。ただ、5月の安値以降、一方的に買われることも売られることもしない状態が続いており、基本的にはほとんどの投資家が損失を繰り返さざるを得ないため、「細かい刈り取り」が継続中と考えます。
・2つの想定
「吸い上げ」のターンに入る前に、一度ざっとキレイに地をならすのでは?と考えられるため、もう一回セリングクライマックスがあり、BTC価格では2万ドルを切るかどうかの水準までの下げを想定しています。
もう一つの想定としては、ある程度の刈り取りは終わっており、現状ですでに吸い上げターンに入りつつあることも想定しなければなりません。その場合は3万ドル前後が割ることのない強固なサポートにとして機能すると思います。