News in Brief (22 May 2023) メモ #6

News 1

最初のニュースは、ここ50年間の異常気象 (extreme weather) による死者数と損害額に関する報道。

200万人もの死者数が出ており、経済的損失 (economic losses) は40兆円。世界気象機関 (World Meteorological Organization or WMO) によれば、大きな要因は、人為的な温暖化 (man-made global warming)によって異常気象が加速した (turbo-charge) ことにあるそうです。

WMOについては、こちらを参照。

発展途上国が一番被害を受けているそうです (be hit hardest)が、ここで出てきたのが、後発開発途上国 (Least Developed Countries or LDCs) と 小島嶼(しょとうしょ)開発途上国 (Small Island Developing States or SIDS) という用語。

外務省のwebページによれば、「小さな島で国土が構成される開発途上国であり、地球温暖化による海面上昇等の被害を受けやすく、島国固有の問題(少人口、遠隔性、自然災害、海面上昇等)による脆弱性のために、持続可能な開発が困難とされる諸国の総称。2020年7月現在、太平洋、カリブ、アフリカ地域等の38か国が国連が公表したSIDSリストに掲載されており、これらの国の多くは、小島嶼国連合(AOSIS: Alliance of Small Island States:1990年に国際会議での足並みをそろえるために設立された連合)にも参加している。」とのこと。

LDCs と SIDS は、それぞれの経済の規模に照らして、不釣り合いに高いコストに苦しんでいる(suffer a disproportionately high cost in relation to the size of their economies)そうです。

異常気象に対する早期警戒 (early warnings)を改善し、一致団結した災害への取り組み(coordinated disaster management)が命を救う (save lives) と述べられていました。WMOは”Early Warnings for All” initiativeというのを進めているそうです。


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