自己紹介
初めまして、鶴ケ谷理子(つるがやまさこ)と申します。
noteをお読みいただきありがとうございます。
何かしらのきっかけで私のnoteを見てくださった方に私自身のことを知っていただきたいなと思ったので自己紹介をしようと思います。
私は現在、合同会社manabicoというマネジメントに関するセミナーの企画運営や講師派遣、訪問看護に関するコンサルティング等を行なっている会社を運営しています。この会社は2016年に設立しているので2022年でかれこれ6年になります。
履歴書を見ると綺麗なキャリアに見えるかもしれませんが、実際には行き当たりばったりというか、その時のご縁でどうにかこうにかなったのかなというのが自分自身の実感です。長くなりますが、今までのキャリアについてご紹介していきたいと思います。
大学卒業と大学病院で看護師経験
看護師になったきっかけは、もともと看護師になりたいという憧れがあった訳ではなかったのですが、ちょうど就職氷河期世代でしたので、進路選択時に手に職をつけた方が良いというアドバイスに従って総合大学の看護学部に進学しました。大学では看護師・保健師免許を取得し、卒業後は自分には看護師は向いていないかもしれないと気が進まないながらもやはり臨床経験を積んでおいた方が後々良いのかなと考えてそのまま大学病院の精神神経科病棟で看護師として働きました。
病院では幸運なことにとても優しい良い先輩方と同僚に恵まれましたが、祖母を自宅で看取りたいと考えて2年目の冬に退職を決めました。とは言え、無職になる勇気も無かったので、実家から通えて年始以降に出願できる大学院を探して慶應ビジネススクールに進学することにしました。
MBA進学と雑多なキャリア
進学は、看護師の働く環境を良くするためには経営やマネジメントを変えていく必要があると考えてMBAを選びました。1年目はちょうどリーマンショックもありましたし、今思い返しても本当に色々なことがありました。ビジネス経験豊富な同級生に混じっての全く初めて学ぶことで毎日泣きそうでしたが同級生に励まされてどうにか頑張ることができました。また、七夕の日に無事祖母を在宅で看取ることもできました。そして、2年目は田中滋先生という地域包括ケアシステム等の医療介護政策に長年携っていらっしゃる先生のもとで学びました。
MBA卒後の進路に迷っていたところ、母校の看護管理領域の助教のポストが開いていると伺い、ちょうど1年間の有期ではありましたが母校に戻ることになりました。助教としての任期を終えようとしたタイミングで東日本大震災が起こり、お世話になった先生方や同僚、学生さんたちへの挨拶も十分にできないまままた転職をすることになりました。
その後は、ご縁と自然な流れに身を任せて訪問看護師、企業の保健師、外資系企業の人事職員等を経験し、結婚し一度は専業主婦となりました。
会社設立の経緯
会社を設立したのは主婦になって1年も経たないうちだったかなと思います。入籍をして新居に引っ越して結婚式をして新婚旅行にも行って、毎日家事をして主婦生活を満喫しきったので、そろそろ働こうかなと思ったタイミングです。ただ、子どもが欲しかったので今のタイミングで正社員として働くのはどうかなと考えたことと、知人からいくつか経歴を活かしたバイトのご紹介をいただいていたので、それであれば自分の経歴を活かした仕事をしよう、と会社を作ることにしました。
訪問看護事業運営を本社から支援
会社を作ってから妊娠出産を2回したので、本当に細々とその時に出来ることを出来るだけの範囲でしてきました。幸運なことにちょうど良いタイミングでご縁があり、2019年4月から2021年9月末までの2年半は株式会社やさしい手という大手介護会社の訪問看護事業のお手伝いをさせていただきました。とても優秀な同僚に恵まれ様々なことを教えていただき、2年半の間に約10店舗増え売上規模も職員数も倍以上になり、とてもやりがいのあるお仕事でした。また、訪問看護師としては経験が浅いにも関わらず、受け入れ逆に支援してくださった現場の方々にはとても感謝してもしきれないなぁと思っています。
そして現在
そして2021年10月から現在、自社の事業を本格的に拡大していこうと試行錯誤をしているところです。感覚的には2021年10月が自社が本当の意味で創業したという感じがします。この1年間、やはり色々なご縁をいただきどうにかこうにかやってきました。時々、このまま会社を続けて家族を養っていけるのだろうか等と不安にはなりますが・・・MBA進学時に持っていた『看護師が働きやすい職場環境を作りたい』という思いを実現するために頑張ろうと思います!
本当は、自分の不甲斐なさに悔しい思いをしたこと等それぞれもっと思い出深い出来事があるのですが長くなってしまうので、それはまたの機会に。
長い文章にお付き合いいただきありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!