〈書店イベントのお知らせ〉 4/23(土)「10才から始める社会のつくりかた」@本屋ロカンタン(西荻窪)
4/23(土)西荻窪の本屋ロカンタンさんにて、きみトリプロジェクトの舟之川が、共著書『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』のイベントを行います。
店主の萩野さんやご参加の皆さんと、10代の頃のことや10代の人とつくりたい社会ってどんなだろう?と楽しく探っていきます。
『きみトリ』は読んでいなくてもOK。
ご参加お待ちしております。
2022/4/23(土)19:00〜20:30「10才から始める社会のつくりかた」
会場&配信どちらもお申し込みはこちらから
https://www.roquentin.tokyo/post/20220423
ロカンタンさんでは選書フェアも展開中です。ぜひお立ち寄りください。
イベント開催にあたって
この本は、10代の人たちを対象に、「社会のトリセツ(取扱説明書)を作って生きる」というアイディアを本の形で手渡そうと2020年に出版しました。
かつて10代だった私たちが、10代の頃を思い出しながら、大人になった自分として、「社会にあるものは、ただ与えられるだけではなく、自分で取り扱い方を決められるよ、自分たちでもつくりだせるよ、私はこんなふうに取り扱っているよ」と伝えたいと思いました。
執筆の途上では、「とても大事なのに大人から教えてもらえなかったこと」がたくさんあることにも気づきました。たとえば、お酒の飲み方、性的同意、感情の扱い方、政治参加。10代のうちはただ禁止や制限、管理されていたのに、20歳や18歳になったら成人だねといきなり放り出され、自分で考えろと言われる。なのに「失敗」すると自己責任を問われる。そんなの不当すぎる。なんとか次代の人たちのために、大人が責任を引き受けて立つ姿を見せたいとも思いました。
本書には、可能な限りの客観性も込めつつ、基本は個人の体験と物の見方に根ざした文章が並びます。しかしだからこそ、「私がつくったトリセツを読んで、あなたはどう思う? あなたがつくるならどんなトリセツ?」とオープンに問いかけるつくりにもなっていると思います。
扱うテーマは、思春期、体調、性、友だち、お酒、パートナーシップ、アート、仕事、シチズンシップなど全部で15。横断的でユニークなラインナップがおもしろいと、10代の人にはもちろん、10代の周りにいる人や、かつて10代だった人たちにも広く読まれ、対話のきっかけになっているようです。著者の側で想定した対象年齢は、小学校5年生ぐらいから、上は何歳でも。
読んだことがない方も、朗読の時間がありますので、ぜひお気軽にご参加ください。
当日は、会場とオンラインから感想をいただく時間もつくり、双方向に進めます。人と人とが言葉を交わす、温かな時間をご一緒できたらうれしいです。
——舟之川聖子
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