行動変容栄養学講座【行動変容につながる保健指導をしよう!実践編!】についてのご報告
こんにちは!manabi運営 佐藤彩香です。
今日は7月に開催されました、
【行動変容につながる保健指導をしよう!実践編!】
についてのご報告です。
今回はみなさまからのリクエストも多数いただいておりました、「保健指導の実践編」についての講座を開催致しました。
これまで多くの先生から様々な分野のことを学びましたが、実際にその知識を使用して、アドバイスをするという練習をなかなかできていませんでした。
そこで、実践編!ということで、ワーク形式の講座を行いました。
非常に活発な意見が出て、非常に有意義な時間となりました。
【講師のご紹介】
佐野 喜子(さの よしこ)先生
公益財団法人結核予防会 総合健診推進センター 統括事業部
【所属学会】
・日本肥満学会(評議員・教育委員・栄養委員・肥満症生活習慣改善指導士認定委員)
・日本未病システム学会(評議員)
・日本糖尿病学会 ・日本栄養改善学会 ・日本健康教育学会 ・日本臨床栄養学会
・日本病態栄養学会 ・日本栄養士会
【略歴】
・女子栄養大学 栄養学部 / 順天堂大学大学院 スポーツ健康科学研究科博士後期課程
・東京都中野区保健所、教育委員会に勤務(~2004)
・株式会社ニュートリート・代表取締役(2004~2013.3)
・(独)京都医療センター臨床研究センター予防医学研究室研究員(2004~現在)
・神奈川県立保健福祉大学 保健福祉部栄養学科 教授 (2013.4~2021.3)
(兼務) 同 大学院 保健福祉学研究科栄養領域 教授 ( 〃 )
・公益財団法人結核予防会 総合健診推進センター 統括事業部(2021.4~)
【委嘱委員】
・国民健康保険中央会 糖尿病性腎症重症化予防セミナーWG委員
・神奈川県国民健康保険暖帯連合会保健事業支援・評価委員会委員
・神奈川県生活習慣病対策委員会委員
・神奈川県かながわ健康プラン21目標評価部会委員
・神奈川県かながわ健康プラン21 WG委員
・藤沢市食育推進会議委員
・藤沢市健康づくり推進会議委員
・川崎市食育推進会議委員
・逗子市食育推進会議委員
【主な著書(共著含む)】
・かゆいところに手が届く!まるわかり糖尿病塾.2020(医学書院)分担著
・「糖尿病の最新食事療法のなぜに答える基礎編」.2020(医歯薬出版)編著
・糖尿病の療養指導Q&A vol.2 Q14 プラクティス・セレクション6. 2019(医歯薬出版)分担著
・「糖尿病の最新食事療法のなぜに答える実践編」臨床栄養別冊.2018(医歯薬出版)編著
・看護栄養学第4版 内分泌代謝障害(2)肥満(症).2018(医歯薬出版)分担著
・「糖尿病の最新食事療法のなぜに答える基礎編」臨床栄養別冊.2017(医歯薬出版)編著
・[ 医療者のための ]カーボカウント指導テキスト.2017(日本糖尿病学会編・著)
(その他多数あり。)
【印象的だったこと】
今回はグループワークにて、ディスカッションを中心としたセミナーとなりました。
特定保健指導や栄養指導などの仕事は、実際は1人で行うことが多いですが、ほかの人ならどのように考えるか?などが知ることもでき、また話し合いをすることで、じっくり考え、自分の意見を口にすることでの気づきがあったりなど、良い時間になったように思います。
数値的に似たような症例でもあっても、相手のいることなので、「いつも同じ」にはならず、また一つの正解がないのが「カウセリング」の難しい点だと思います。そのため、知識の幅を広げて、想像を膨らませ、様々な視点から物事を考えられる力が必要だと感じました。
先生からのフィードバックでは、見逃してはいけない・注目すべき点についてもアドバイスいただき、大変分かりやすかったです。
こういった機会を増やして、沢山の方にご参加いただきたいと感じました。
【参加者の声】
沢山の感想をいただきました。一部ご紹介いたします。
・グループワークでは色んな方の意見がとても勉強になり、先生の講義で更に理解を深める事ができました。貴重な機会をありがとうございました。
・「自信をもって大事なことは言い切る」「ガイドラインを勉強する」「こうしたらよいとは言わず理屈をしっかり伝える」などが学びがたくさんありました。宅配食についても国で進勧められていることは知りませんでした。たくさんの情報をありがとうございます。
・とても貴重なお話をどうもありがとうございました。一人では気がつけなかったことや、自分の未熟なところを再確認することができました。先生がおっしゃっていた『待っているのではなく、自分から学んでいかなければいけない』という言葉がとても響きました。また専門職としての知識を学ぶことはもちろん、人としてのコミュニケーション能力も学んでいきたいと改めて強く思いました。もしもまた機会があればぜひ、佐野先生のお話をお聴きしたいです。
・専門職として、検査値と習慣だけではなく、主観的・客観的に得られる情報から幅広く分析し、その方の健康に携わっていく事が求められていると改めて自覚する事ができました。とても難しいなと感じてしまいますが、学んだ事をしっかり面談に落とし込みながら、諦めず努力していきます。 また、プレッシャーを与えないようにと思うあまり、はっきり伝える場面でも伝えることができてないなかったので、言いきることころ、相手に委ねるところを分ける重要性を学べ、とても勉強になりました。 このような機会をもうけて下さり、誠にありがとうございました。次回も是非参加させて頂きたいです。
など嬉しい声が非常に多かったです。
【まとめ】
こういったワーク形式の講義で、様々な意見を聞くことができるのは、なかなかない良い機会ですね。
しっかりと学び、理解が深まることで、自信を持って伝えていくことが出来ます。またワーク形式で自らの言葉を発することは勇気のいることですが、自分の栄養指導をプラスの方向へ持っていくことに繋がると思います。
プロとして仕事をしていく上で、manabiセミナーをきっかけに、より深く学び、そして実践して、自信をもって栄養指導ができる管理栄養士さんが増えていくと非常に嬉しく思います。
今後もmanabiではみなさんの「もっと学びたい!」をサポートしていけるような、セミナーを開催して参ります。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
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