マーケティングで用いる分析手法5つまとめてみた!part4
分析といっても、この世には分析手法がたくさん有ります…!
今回は事例とともに、マーケティングで用いることができる分析手法について、学んでいきます。
今回は、コンジョイント分析について学んでいきます。
コンジョイント分析とは?
コンジョイント分析の活用方法
コンジョイント分析はマーケティング分野、主に商品開発の際に用いられる分析手法です。
消費者が商品を選ぶときにどのようなことを重視するのか・好むのか?また、それらの要因が消費者の購買意欲にどの程度影響を与えるのか?を調査することができます。
例えば、サンドイッチはパン・具材・ソースなどの複数の材料で成り立っています。
では、いざサンドイッチの新商品を開発する際にどの様な組み合わせにしたら消費者に買ってもらえるのか?をアンケートをもとに分析していく、これがコンジョイント分析です。
コンジョイント分析の手順
コンジョイント分析は、消費者に対してのリサーチを行いデータを収集することから始めます。
データの集め方も別途記事でまとめています!ぜひご覧ください。
分析までの手順をまとめましょう。
調査対象者にいくつかの商品コンセプトを提示する
提示したコンセプトに得点漬けしてもらう
得られた回答をもとに、商品を構成する各要素の影響度(重要度)を算出する
満足度を表す式から、最適な商品コンセプトの組み合わせを見つけ出す
調査結果をもとにコンジョイント分析を行う
1~3番までは具体的に表で見ていき、イメージをつかんでいきましょう。
まず、2については列に対して(コンセプトに対して)その満足度をそれぞれ問います。
次に、3については、それぞれのコンセプトの要因に対して点数をつけていきます。
(例:コンセプト1→ハードパンは3点、トマトは5点、レタスは1点、アイオリは2点、カロリーは1点)
上記のようなアンケートを行うことで、満足度とその満足度が何に由来するものなのか(満足度を上げる要素は何か?)を分析していくものがコンジョイント分析になります。
→満足度に対する影響度は、回帰分析を用いて算出していきます。
この影響度を見ながら、パン・野菜・メイン具剤・ソース・カロリー、それぞれどのタイプが一番満足度に繋がるかを比較し、組み合わせることで新商品開発に繋がります。
まとめ
今回は、コンジョイント分析とは何か?どんなことが分かるのか?についてみていきました。
具体的な分析の際には、直行表というものを用いたり(調査データの持ち方)調査票を作成する必要があります。
実データなどを用いながら、excelを使って分析していきたいと思います!