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声と身体の使い方の講座やりたい

芝居を続け、コーチングも続け、
現場でも検証し続けるなかで見出した
声と身体の使い方。

私はボイトレの人ではないけれど、
同じ台本を使って同じセリフを話しても
心に響く役者とそうでない役者がいるように

どんなに良いコンテンツ、
どんなに良い授業、良い質問をしても、
心に届くかは別問題で、

「一生懸命に声を張り上げて伝えてるのに
全然聞いてくれない。」
「心を込めて伝えてるはずなのに、
でもだってそれは...と全然受け取らない。」

そういう人たちの声は似ている所があって
おんなじ事を言っていても、
声の質で伝わり方は本当に違う。

講演や公演や、コーチングアンケートに、
耳から体に染み渡るようだった
声が心地良くてずっと聞いていたかった
情景が見えるようだった
と書いてもらえる事がままあり、
その都度、意識してよかったと心から思う。

声の持つ情報量は本当にハンパなくて、
気づかず心の奥がダダ漏れて、
それを受け取る方も無意識で受け取ってる
少しだけ大きく見せようとする自分
自分でも気づかない相手への操作
まだ蓋をしてるその人の課題
この世界を信じている深さ    etc
それらは、相手の声の出どころと
自分の受け取りどころに意識を向けると
不思議と感じてくるからおもしろい

WEB会議が主流になる昨今、
顔が見えない分、声や姿の情報は大きくなる

だけど、
鏡で顔をチェックするほどには
声や身体をチェックする人は少なくて、
ホスト側で一生懸命話してても、
聞いてられない声の人もまぁまぁ多い

視覚と違って聴覚は、
目を閉じるほど簡単には防ぎようがなくて、
言葉という情報を耳に脳にダイレクトに
お届けするものだから、

自分がどんな声質で話しているか
どんな風に相手に届いているか
伝える側なら意識してもいいのになと思う

そして何より強いのは、
自分自身とつながって腹からでる声は
大きくも強くもなくても相手の心を揺さぶるし
何より自分自身の信念によって表現し
自分への信頼感が高まってくる

ほんのちょっとの意識だけで
おもしろいように変わるから、
いま、伝えたい伝えたいの欲求が強くなってる。

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