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スタイルオブ東京の変遷NO.1

〜S銀行物語〜

昨日は藤木サロン勉強会でした。
「すっとやりたかったことをやりなさい」という本を読み、感想をいいあうと同じ本を読んでも感じ方はそれぞれ、本の読み方までみんな違う。面白かったなぁ。
本当はミッションを見つけるというのがテーマだったんだけど、まぁミッションを見つける旅が始まったって感じかな。それはそれで良い。
思っていることをやる!なかなかできないものですね。
私は思っていることをずいぶんやってきたように思われていますが、意外と夢とか希望から初めてないことの方が多い。
思いつき!というのは多いけどね。
元々経営者になんてなる気もなったし、成り行きばかり笑
スタイルオブ東京の変遷お話しましょう!
スタイルオブ東京を作ったきっかけは、住宅のコンサルやりたい!と思ったこと。
と勢いよくはじめたものの、住宅コンサルでは飯が食えず
しょうがないので、そのとき得意だと思っていた。「住宅ローンコンサル」をはじめることに笑
「住宅ローンが借りれない、返せない」というコンサル。
今から13年前、そのときはまだ今のように住宅ローン審査が簡単ではなくて、銀行が人間くさいところがあったからできたのです。
情報も少なかったから、ネットで広告をしたら、全国から「借りられない」と言う相談が殺到しました。
ほとんどのメールや電話相談が「絶対無理」って感じのものだったけど、なかには保証人や担保を出すことで、金利は高いけど借り入れができる人もいて、その手続きをサポートすることでなんとか飯をくっておりました。
「住宅ローンが借りれない」という相談は本当にエピソードがいっぱい!
今日はこの思い出をお話ししますね。
住宅ローン審査に落ちたけど、どうしても借りたいという理由は様々
新築マンションの完成時に本審査をしたら、奥さんが勝手に作ったご主人名義のデパートのクレジットカードの年会費が使ってない口座から落ちずに延滞履歴がついてしまっていた。
オプション費用も支払済で、契約解除をしたら手付も没収、半分くらいの現金があるので、足りない分を金利が高くてもいいからどうしても借りたい。という話。
新築注文住宅を建築中にローンを申し込んだら、ご主人のキャッシングが発覚。もう上棟している状態で、土地は奥様の実家の敷地!担保があるので大丈夫だと思っていたのか、キャッシングが言い出せなかったのか、困りますよね。
現金が半分いれるので、残りを金利が高くても借りたい。という話。
まぁ審査に落ちるのは個人情報に問題アリが多く、奥さんに言えない理由の人も結構多いのです。
そんな金利が高くても何かをプラスで考えてくれたのが、S銀行。そういう相談多かったので、S銀行の融資部長とはすっかり仲良しに、S銀行の売上ノルマは足りないときは、うちの顧客リストを会社まで見にきたほど。
いまじゃ個人情報で大変なことになっちゃうけどね笑
だからS銀行物語は小説にできるくらいいっぱいある。
その新築を奥さんの実家の横に立てたキャッシング夫も記憶に残る出来事。
はじめはご主人だけで相談にきて困っていた。
どうにか通さないと困りますけど、原因はご主人のキャッシングですからね。
年収もお勤めも悪くないし、自己資金は入るし、担保もあるから、S銀行はもちろんOK。
「まずは奥様に平謝りして、進むしかないですよ」と言う私( ✌︎’ω’)✌︎
話をしたら、もちろん奥様はかなりのお怒りだったようですが、上棟しちゃってるからね。
当然S銀行は奥様を保証人を条件に。
奥様は保証人を嫌がったけど、条件だから。
なんとか説得したというので、
手続きをするために奥様がオフィスへきました。
ご主人は実は有名ファッションブランドにお勤めで。香水をプンプンさせて派手な出立なのに、奥様は地味で正反対な感じ。

実は自己資金も全部奥様が貯金したんだとか、それなのにご主人のキャッシングのせいで金利の高い銀行で借りるはめに、しかも保証人。
なんだかお気の毒になってしまったけど、でもいまは借りるしかない。実家の土地に上棟しちゃてるから。
ということで手続きは終わり、いよいよ金消契約。必要書類を事前にご確認いただきS銀行へいきました。
営業担当が「それでは奥様印鑑証明書おねがいします」といったら
「持ってきていません」奥様。
え?と私がご主人の方をみると
「お前なんでもってこないんだ!」と怒鳴る
そうしたら奥様が
「私保証人になんてなりたくないんです」と泣き出す。
一同・・・・・・・・。
とはいえ、困るじゃない。
しばらくして泣き止んだタイミングで
「奥様、保証人っていうのは、万が一月々もお支払いが滞ったときに、奥様にも請求されるものなんですよ。奥様がしっかり口座を管理していれば遅れることはないですよね」
「ただそれだけです」と私が声をかける。
すると奥様が「でもこの人が死んだらどうなっちゃうんですか!」と。
「あ〜その時はラッキーですね!」
「生命保険がついていますから、ローン残債は全部なくなります!」と私。
その言葉でいままで泣いていた顔がすっかり晴れて、
「わかりました!私保証人になります」と。
S銀行は臨機応変に印鑑証明は決済当日という手続きをとったので無事決済されましたけど。
まぁ私も私・・ラッキ!なんてよく出たもんだと思ったけど。
S銀行物語面白いのよ、いっぱいある。
金消契約のとき親が息子の息子の保証人になりたくないって言い出したこともあったんだけど、そのとき、S銀行の営業マンが
「お母さん、ご自分の息子さんを信用できないんですか!」って言ったのには吹いた〜!
S銀行物語本当に小説書こうかな笑
時代とともに必要なサービスは変わります。
次はローンコンサルをやめた。そして次。というお話をします!











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