スタイルオブ東京の変遷NO3
住宅ローンコンサルから工務店のファイナンスコンサルサービスへ
住宅ローンの相談にくる人に中には家を建て始めてしまった人もいます。
大体そのケースの建築をしているのは地場の工務店。
その度に工務店は何をやっているのだろう?もしこの人ローンが借りれなかったらどうするつもりなんだろう。と思っていました。
まぁ今でも工務店はお金の管理があまい。
10年くらい前はリフォーム会社なんてリフォームは全部現金だと言っていた。
1000万円以上の大型リフォームでも現金だ。
住宅ローンが終わっている抵当権のついてない住宅であれば、リフォームだって住宅ローンが組めるのに。
「住宅ローンが通らない」というサービスに意味を感じなくなってきたとき
そうだ!「工務店向けのファイナンスコンサル」をやろう!とひらめいた。
だって、顧客の利益になるサービスだし。工務店は忙しいからファイナンスなんて覚えている暇も人材もいない。
そう思いどこかに営業にいかねば・・と思っていたとき。
あるお食事会で運命の出会いが!
そのお食事会はフレンチのお店でした。私がお邪魔していいのかなとおもうくらいお上品な会で、食事が始まるとテーブルクロスの上にパンが置かれました。知っている人もいないし、まぁパンでも食べながら様子をみるかな・とパンを食べると、「それ俺のパンだよ」って左隣のおじさん。
あ・・。パンは右か・。
すみません!
そんなきっかで緊張がとけ、おじさんと会話が弾みだしました。
そのおじさんがめっちゃ面白くって。
聞けばそのおじさん、年商60億、10店舗くらいある、リフォーム会社のY社長。ロハスブランドをFC展開しているような会社でした。
私は建築業界の経験は長かったけどリフォーム業界のことは全くわかっていませんでした。新築を建てている会社なら理由はわかると思いますが、昔はリフォームは格下のイメージがあったり、予算が読めないのでうっかり赤字になってしまうケースが多かったのです。
だからその時までリフォーム会社に興味がなかったと言ってもいい。
でもそのY社長の話が面白くて、すっかり仲良くなったので、「今度会社遊びに行ってもいいですか?」と聞くと「いいよいらっしゃい」って。
私は有言実行なのです。
そのY社長は絶対社交辞令だったとおもいます。
まさか本当に翌週本社のあった大宮まで来るとは思わなかったでしょうね
そしてまさか商品を売り込まれるとも思っていなかったでしょう。笑
会社は大宮駅から徒歩10分くらいの昔は信用金庫だったという建物をロハスに改装したおしゃれな建物でした。
素敵なリフォーム、まだリノベーションという言葉も浸透していなかったですが、リフォームというよりもリノベーションのような大型の案件も多く手掛けていると。
完全な営業会社でしたが、デザイナーさんもいて、組織としての仕組みも整っている感じ。
しかしその1000万円を超えるリフォームも全部現金だという。
世の中はだんだん老後の不安を訴えるようになってきていたので、住宅ローンを組めば金利も安いし、住宅ローン減税も使える、現金は老後に備えて他に投資をするか、現金でもっておいたほうがよくないですか?という話をすると
Y社長も同意。
でも「営業マンが住宅ローンの話もファイナンスの話もできないよ」というので
待ってました!
そうそう!
だから私がライフプランコンシャルジュサービスというものを作って来ました!と売り込みを開始。
住宅ローンを組むときこそ人生設計を考えるとき。人生の3大資金、「住宅・教育・老後」
保険の見直しも考えないといけません。
住宅ローンを組まなくても、数千万円規模の現金を出すリフォーム工事をするのであれば、人生設計の見直しは必要です。
そのライフプランサービス、住宅ローン審査、紹介などをサービスとして作って
各店舗に新たなサービスとしておくことで、
よりお客様のロハスな暮らしを作れますよね!
と喋る。
「まぁわかるんだけど。でも営業マンがその説明をできるかどうか・」・とY社長。
「研修します!研修!」
私の次の飯がかかっているのだ。
ウンというまで帰らないぞ!と社長室に立て篭り
とうとう忙しい社長を4時間拘束して、社長も気力まけ
そしてその会社からファイナンスサービスが始まったのでした。
今でもY社長とは仲良しですが、まぁ酔っ払うと
初めて会社にきて4時間も俺を拘束し、クロージングしていったのはよっちゃんだけ!と褒めてくださいます笑
とまた勢いではじめちゃったんだけど、その後苦労がまっているのです!
その続きはまた^ ^
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